多摩センター駅開業50周年 記念ヘッドマーク付き車両走る 職員の古澤さんデザイン
京王電鉄株式会社は、京王多摩センター駅開業50周年(1974年10月18日開業)を記念したヘッドマーク付き車両を走らせている=写真。
同社によると、多摩センター駅開業50周年を機に、乗客に日ごろの感謝を込めて何かできないかと考え、記念ヘッドマークの作成を思いついたという。そこで、同駅が所在駅となっている相模原管区長の藤田勲さんが、入社1年目の古澤琉さん(22)をデザイン作成者に指名した。営業掛として窓口やホームなどで普段仕事をしている古澤さんは「イラストは得意でしたが、話が来た時にはうれしさと同時に驚きました」と振り返る。8月初旬からデザインを考案し始め完成したのは約1か月後。「お客様が目にするのは一瞬だと思うので、目立つような色使いとシンプルなメッセージを心掛けた」とこだわりを話す。
SNSで話題に
ヘッドマーク付き車両は10月10日から京王線全線で運行し始めた。ヘッドマークを見た人がSNS等に上げているのを見て古澤さんは「皆さんに届いているんだなと実感できました。同期の仲間や上司からも声をかけられて本当にうれしかった」と笑顔で語った。
ヘッドマーク付き車両は10月31日(木)までの掲出となっている。