名駅|鮮度と技が織りなす上質なひとときを楽しめる名古屋の江戸前寿司
名古屋駅からほど近く、喧騒を離れた静かな一角に佇む「鮨まえだ」さんは、特別なひとときを過ごしたい日に訪れたい一軒。
江戸前寿司の伝統技法に現代のセンスを加えたコーススタイルで、目でも舌でも楽しめるお寿司を楽しめます。
今回いただいたのは、全18品で構成される14,300円(税込)のディナーコースです。
名古屋をはじめ、豊洲や大阪から仕入れる旬の魚介はどれも一級品。丁寧に施された寿司は、まさに“食べる芸術”!
カウンター越しに繰り広げられる職人の所作に見惚れながら、一品一品に込められたこだわりを味わううちに、自然と心がほどけていく感覚に。
上質でありながら気負わず楽しめる空気感も魅力で、接待や記念日など大切なシーンにもぴったりなお店です♪
握る瞬間を味わう、鮨のライブ体験を「鮨まえだ」
名駅徒歩圏の隠れ家。非日常が広がる「GEMS名駅3丁目」4F
お店があるのは、名古屋駅から徒歩5分、国際センター駅から徒歩7分の場所にある「GEMS名駅3丁目」ビルの4階。
「GEMS名駅3丁目」は、フロアごとに異なるテーマの店舗が入る複合施設で、訪れるたびに新たな発見があるのが魅力。デートや女子会、ビジネス利用にもぴったりな、隠れ家的なロケーションです。
エレベーターが開くと、黒を基調としたシックな壁に温かみのある間接照明、そして煌びやかなシャンデリアがお出迎え!入り口から非日常感を味わえます。
都会の喧騒を忘れさせてくれるような、落ち着いた空間がまた魅力的です!
職人技を間近に感じられるカウンター席
店内には、檜の一枚板を使ったカウンター席が広がり、まさに「寿司のライブキッチン」と呼ぶにふさわしい空間です。
目の前で職人が繊細な手さばきで握る様子を間近に見られ、料理が完成していく過程を楽しめる“ライブ感”が同店の大きな魅力です。
席数は全26席で、ゆったりくつろげる個室も2部屋を完備。
顔合わせや接待など、大切なシーンにも利用しやすい、落ち着いた空間です。
旬を堪能する、おまかせコース!
メニューは、ランチが5,500円(税込)と8,800円(税込)、ディナーは11,000円(税込)と14,300円(税込)のコースから選べます。
いずれも、その日に仕入れた最高の食材を使用したおまかせスタイルで提供されます。
記憶に残る一品一品。五感で味わう贅沢コース
この日いただいたのは、夜の部で提供される14,300円(税込)のコース。
全18品で構成され、握りを中心に一品料理やデザートまで、満足感あふれる内容でした!
●蒸し鮨
コースの始まりは「蒸し鮨」から。ふわりと香る赤酢のシャリに、プチプチとした食感のイクラやふわふわの蟹身がよく合い、上品な口当たりに仕上がっています。
●お刺身
(左:いさきの炙り、右:水だこの刺身)
皮目をパリッと炙ったいさきには、山わさびと大葉の清涼感たっぷりのトッピングが添えられ、後味も爽やか。プリプリとした水だこは噛むほどに旨みが広がります。
●あん肝
特に印象的だったメニューがこちら。モナカに添えられたペースト状のあん肝は体温でとろけるほど滑らかで、まるでスイーツのような口どけ。濃厚ながら重たさを感じさせません。
●旨み凝縮スープ
一旦口休めとして提供されたのは、旨みがぎゅっと詰まったスープでした。魚のアラやエビの殻、しじみなどで丁寧に取られた出汁は、ひと口で奥深い旨みが広がり、体に染み渡るような美味しさでした。序盤から印象深い品が続き、いよいよお待ちかねの握りタイム。
●大とろ
口に入れた瞬間、とろける脂の旨みがじゅわっと広がる一貫。この日のまぐろは北海道・噴火湾で水揚げされた112.2キロの大物!肉厚でとろける食感はまさに至福でした。
●漬けまぐろ
しっとりとした漬けまぐろは、特製ダレがしっかり染み込み、まぐろ本来の旨みを引き立てる一貫。噛むほどに広がるコクと風味がたまりません。赤シャリとの相性も良く、日本酒とのペアリングも、奥深い味わいを感じました。
●にしん
艶やかな光をまとったにしんの握りは、噛むほどにじんわりと広がる上品な脂と旨みが魅力でした。丁寧な仕込みによる味の奥行きが感じられ、職人の技が光る一貫。
●金目鯛
肉厚で艶やかな金目鯛は、口に入れた瞬間ふんわりとほどけ、上品な脂がじゅわっと広がる極上の味わい。パリッとした海苔の香ばしさがアクセントになり、一体感のある美味しさが楽しめました。
●梅肉入りヒラメ
ほどよく締められたヒラメの中に忍ばせた梅肉が爽やかなアクセントに。淡白な身にさっぱりとした酸味が、口の中でじんわりと旨みが広がる、繊細で品のある一貫。
●銀鱈の西京焼き
握りの合間に提供された銀鱈の西京焼きは、香ばしく焼き上げた身がふっくらと柔らかく、味噌の風味が口いっぱいに広がる贅沢な一品。箸休め以上の満足感がありました。
●あおりいか
500回以上も細かな包丁を入れて仕上げられており、舌に触れた瞬間にその柔らかさと甘み、もっちりとした食感、そして職人の技を実感します。見た目も美しく、まさに“食べる芸術”。
●穴子
ふわっとした身にほんのり甘いタレが絡み、口の中でほろりとほどけるよう。焼きたての香りも心地よく、印象に残る握りでした。
●紫うに
青のりとわさびを添えた紫雲丹は、ひと口で頬張ると磯の香りがふわっと広がり、濃厚でとろけるような旨みが口いっぱいに。余韻まで贅沢な、海の恵みを堪能できる一品でした。
●とうもろこしと鮑の茶碗蒸し
コーンのやさしい甘さと鮑(あわび)の濃厚な旨みが重なり、ひと口ごとに心がほどけるような味わい。なめらかな茶碗蒸しが素材の魅力を引き立て、上品ながらもほっと和む一品でした。
●トロたく
目の前で仕上げて手渡しされるトロたくは、ライブ感もごちそうのひとつ。とろける脂のトロと、たくあんの食感と塩気が絶妙にマッチし、最後まで飽きのこない美味しさでした。
終盤は、「お味噌汁」や抹茶を練り込んだ卵焼きとフレッシュいちごのデザートでコースは締めくくられ、最後のひと口まで満足感たっぷりでした。
「鮨まえだ」さんは、料理とともに楽しめるお酒のラインナップも実に多彩。
料理との相性を考えて厳選された日本酒が並び、全国の希少な銘酒も堪能できます。丁寧な説明もあり、日本酒初心者でも安心して楽しめるのが嬉しいポイントです。
気になっていた「田中六五」は、やわらかな口当たりと、すっと消えるような後味が印象的。キレがありつつも鼻から抜ける香りの余韻は、お料理との相性も抜群でした。
食を超えた感動体験!記憶に刻まれる一皿に出会えるお寿司屋さん
「鮨まえだ」さんで過ごすひとときは、単なる食事ではなく、まるで1つの作品を味わうかのような非日常体験ができました!
店内に足を踏み入れた瞬間から、美術館のような静けさと高揚感に包まれ、素材選びから下ごしらえ、提供のタイミングに至るまで、料理人の誠実な姿勢と探究心が感じられます。
どのお料理も主役級の美味しさで、次の一皿が待ち遠しくなる…そんな寿司の醍醐味を存分に味わえるひとときを楽しめます♪
ライブ感あふれるカウンター席で楽しむ握りは、“その瞬間の美味しさ”を楽しむ特別な時間。記念日や大切な人との食事はもちろん、自分へのご褒美としてもぜひおすすめしたいお店です。みなさんもぜひ、訪れてみてください。
INFORMATION
店名:
鮨まえだ
住所:
中村区名駅3-18-19 GEMS名駅3丁目 4F
営業時間:
〈ランチ〉
12:00〜14:00(L.O. 13:30)
〈ディナー〉
17:00〜22:00(L.O21:30)
不定休
Web:
https://www.instagram.com/sushi_maeda/
一人当たりの予算:
¥10,000~¥20,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。