元TBSアナ・笹川友里が安住アナからもらった言葉
個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。
7月15日(月)の放送では、先週に引き続き元TBSで現在フリーアナウンサーの笹川友里さんが登場。 “馴染みの場所”だと話すラジオブースで、2週目も楽しいお話をたくさん伺いました。
佐藤:アナウンサーってホント朝早いですね。
佐々木:早起きできるようになりました。大学生のときは全くできなかったですけど。
佐藤:そんなに簡単に変われるものなんですか?
笹川:なんか変わらなきゃいけなくて、スパっと変わりました。
バラエティに苦戦していた頃に貰った、大先輩からの言葉
佐々木:何か、笹川さんのこれまで経験した印象的な言葉とか印象的な出来事ってありますか。
笹川:それこそあれですね。安住紳一郎大先輩とか、常々相談させていただいてたんですけど。アナウンサーの方って、当時は結構バラエティーとかで重宝される先輩たちは何かしっかりキャラが立ってる先輩たちがすごい多くて。
私は特に何か「笹川といえばこのキャラ!」っていうのもなくて、当時はせっかく芸人さんに振ってもらっても面白いこと一つ言えないし、何かせっかく振ってもらったのにすごい潰しちゃってて申し訳ないって常々思ってて、変にプレッシャーに感じて。
ていうので相談したら、「君はアナウンサーの仕事をちょっと勘違いしてる。そんなことしなくていいから、無色透明であることがいいと思う。」ってお母さんみたいなこと言われて。でも「そのままでいいよ」っていうことを言ってくれてるわけですよ。それはやっぱりその後すごく何年か経ったときに、特に何か意味がわかったというか、それですごく「これでいいのかも」「そのままでいいのかも」って思えるきっかけだったのでありがたかったです。
佐々木:後から気がつくっていうことも、多いですよね。
笹川:そうかもしれないですね当時はやっぱり渦中だから、自分を“引き”で見ることもできなくて必死にもがいてたからね。
佐々木:私も安住先輩からお世話になってて…
佐藤:すごいな安住さん!
佐々木:私も1年目から「The Time」という番組で一緒に番組をやらせてもらってるので本当に育ててもらってて。私、結構エゴサをしちゃうタイプなんですけど、安住さんから「誰かに好かれるためには最初に誰かに嫌われなきゃいけない時期があるんだよ」って言われて、「最初は嫌われちゃうキャラかもしれないけど、そのまま頑張ってやっていれば好きになってくれる人は絶対いるから、そこでSNSの言葉とかで自分を曲げなくてもいいんじゃない?」って最初に言ってもらって
そこで一喜一憂して自分を曲げようと思わなくなったので支えられてるなっていう言葉です。ほんとに素敵な言葉をかけてくれるんですよ!
佐藤:お2人に聞いて同じお名前が挙がるとすごいことですね!
笹川:安住さんからしたら、ちょっと営業妨害かもしれないですね。「僕がいい人だって言わないで」って怒られるかも。(笑)
佐藤:そこがまた素敵ですよね。
気づいたら起業してた!?自由に働ける時代を創るため、キャリア支援に奮闘中
佐々木:転職サービスとかを運営しているっていう会社もされてるんですよね?
佐藤:すごい気になります!
笹川:なんか、キャリアの相談されることが多かったんですよ。一緒に働いてる相方もそういう環境にいて、「もっと自由に働けたりする時代なはずなのに、ずっと同じ会社にずっといるから、外の世界が見えなくても悩みすぎちゃってモヤモヤしすぎちゃってるみたいな方が結構周りにいる」って思って。
これはおこがましいかもしれないけど、何かお手伝いできることがあるのかもしれないってことで、気づいたら起業してたみたいな感じです。「起業するぞ!」ってどっちかが言ったとかではないんですよね。
佐藤:まさに、お2人がダイレクトに感じたことがそのまま形になったっていう感じですね!
笹川:私達女性でたまたま2人とも子育てしているっていうのもあって、それこそ舞音ちゃんくらいの年齢で「こんなサービスがあったらよかったのに」って思ったりして。やっぱり女性って色んな変化あると思うんですけど、20代で1回、自分の今のいる位置とかキャリアと向き合ってみることで、一生働きたいと思っている人だとしたら、20代のタイミングで1回そうやって向き合うと、30大40代、ずっと可能性が広がるはずっていうのがあって、転職サービスだったりキャリアイベントだったりっていうのを
やってます。
佐々木:みんなが「どういう自分になりたいか」っていう理想が必ずあるわけではないじゃないですか。悩んでいる人にはどういうアドバイスをしてるんですか。
笹川:転職を考えている人で7割が口を揃えておっしゃることで、「夢を見つける」ってめちゃめちゃハードル高いことだなと思うので、「どんな自分になっていたいか」っていうのを探すといいと思います。なんかね、自分の夢を描こうって思うと難しすぎるので、「条件で書いていく」っていうほうが、より自分の理想の姿が思い浮かびやすいかなっていうのは、私も今の仕事を始めてみて気づいたことだったりします。
佐藤:すごくわかりやすいっていうなんか1回冷静になって、ちゃんと一つ一つ上げていくと自然と自分が輝ける場所が見えてくるような、なんかそういうことですよね。
笹川:色んな会社や色んな働き方を深掘りして知っているので、その相談に乗らせていただいて「いい会社を一緒に探していこう」って感じでやってます!
佐藤:力強いです、何かあったらちょっとぜひ!舞音ちゃんにとっても結構大きな刺激になったんじゃないですか?
佐々木:本当にありがとうございました!この後、別に連絡させていただいてもいいですか?
笹川:ぜひとも!LINE交換してください!!(笑)
現在のお仕事の様子などを話してくれた笹川さん。番組の最後には「本当に毎日毎日頑張ってる!」と後輩の佐々木さんに応援の言葉を贈るなど、笹川さんの優しさにあふれたシーン満載でお届けしました。