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釣りバカが【結婚してみてわかったこと3選】 突き詰めたい釣りは結婚前にやりきっておくべき?

TSURINEWS

釣りバカが結婚すると変わる変化とは(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

結婚は人生における大きな転機の一つ。釣りに本気な人にとっては、ライフスタイルの変化が釣行頻度や釣りへの向き合い方にどう影響するのか、気になるところだろう。今回は、そこそこの釣りバカだった筆者が実際に結婚してみて感じた変化や、事前にやっておいてよかったと思うことをリアルに紹介する。

釣りバカが結婚したら

人生にはさまざまな転換期があるが、中でも結婚というのは大きな変化の一つだろう。かくいう私も最近結婚し、生活が変わった。さて、どうなっただろうか?

まず、結婚以前と以後を比較するために、結婚前の私の釣り人としての具合を客観的に振り返ってみよう。

釣りの頻度としては月に1〜3回程度の船釣りに加え、シーズンによっては陸っぱりからも釣りをするような感じだ。メバルシーズンで潮周りと風向きが噛み合う週は、仕事のある平日でも深夜に起きて釣り場に向かう日が続くこともあった。そこそこの釣りバカだったと思っている。

平日の夜釣りが難しくなった

当然と言えば当然のことだが、一人暮らしから二人暮らしになったことで、生活のリズムは規則正しくなった。お互い次の日が仕事なのに、深夜にむくっと起き上がって釣りに行くというのはさすがに無理があるだろう。

家事は分担制であるため、夕食は交代で作ることになっている。そのため、夕食を取る時間が毎日ある程度決まってくる。自分が夕食を作らない場合でも、皿洗いや洗濯物取り込みといった別のタスクが発生するため、仕事から帰宅後のルーチンを後回しにして釣りに行くことは憚られる。

結婚前の申し送りは重要

結婚前はタイドグラフと風向きに合わせて自分の生活を調整していたが、現在では逆に生活リズムに合わせて釣りの予定を立てる形になった。

ただ、一応結婚前に「自分はそこそこの釣りバカであり、夕食後に出かけることもたびたびある」と事前に申請しておいた。そのおかげか、釣りが原因で家庭内トラブルになったことは今のところない。

夜釣りの様子(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

自分で魚を捌くようになった

私は元々、魚介類を食べない。ただ釣るだけだ。そのため、基本的にはリリースすることが多かったが、船釣りの場合は持ち帰ることもあった。その際、釣果は近隣住民や実家に持って行っていたが、釣ったままの状態で渡せる人にだけ渡していた。

私と対照的に、妻は魚介類が好きで、大抵のものは食べる。そのため、これまではリリースするか人にあげるだけだった魚を、持ち帰って捌くようになった。自分が釣ってきた魚を「美味しい」と食べてくれる人がいると、自分は食べなくとも捌くのはそれほど苦ではない。

釣った魚を捌く(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

タックルの破損がかなり怖い

小遣い制、財布は別々など、家庭によって金銭管理の方法はさまざまだと思うが、どちらにせよ独身時代と比べて月に使える金額は減るに違いない。

そうなると怖いのが、不意のタックル破損である。修理できるなら修理した方が買い替えよりもコストは下がるが、それでもものによっては数万円単位で費用がかかる。結婚後は、釣行後のメンテナンスにかける時間が少し増えた。

また、剛性の高いタックルを結婚前にある程度収集しておくのも大事だろう。多少重くとも、軽さより頑丈さを重視したミドルクラスのタックルで、なるべく長く使い続けられるものを選びたい。

剛性の高いタックルは結婚前に(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

やりたい釣りは結婚前に

結婚して釣りに行く頻度は確かに減ったが、だからといって強いストレスを感じているわけではない。他にやること、やってあげたいことが増えたことで、自分の中での釣りの優先順位が自然と下がったのだ。

まだ結婚して日が浅い私が言うのもなんだが、これだけはやっておいてよかったと思うのは、「突き詰めたいターゲットは結婚前にやりきっておけ」ということだ。

幸いにも、私がメインターゲットとしていたメバル・シーバスはランカーサイズをキャッチできているので、強い心残りはない。しかし、そこに辿り着くために要した時間は、結婚後では到底捻出できなかっただろう。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

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