米国「フォーエバー21」が2度目の破綻破綻
ファストファッションの「フォーエバー21(Forever21)」を米国で運営するF21は3月16日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したと発表した。2019年に経営破綻したが、2度目の破産申請となった。
「フォーエバー21」は、韓国から渡米したドン・チャン(Do Won Chang)夫妻が1984年に創業したブランドで、最盛期には米欧、アジア、中南米で800を超える店舗を運営していた。日本には2009年に初上陸し、日本第1号店となる原宿店をオープンしたものの、2019年9月に日本から完全撤退していた。
日本では現在、伊藤忠商事がマスターライセンス権と販売権を保有しており、アダストリアが2022年5月に設立した子会社のGate Winがサブライセンス契約を締結、2023年春から国内展開を開始している。