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老後が楽しみになる!30歳から30年間5.6%の利回りで運用した場合の資産額とは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

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老後が楽しみになる!30歳から30年間5.6%の利回りで運用した場合の資産額とは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

「老後2000万円問題」も積み立て投資で解決!

「老後2000万円問題」についても、定年の年齢まで時間があるあなたには決してムリな金額ではありません。ここでは、実際に長期分散で積み立て投資をした場合、どの程度の資産形成が期待できるのかをシミュレーションしていきましょう。私たちが老後に受け取る公的年金の積立金を運用しているGジーピーアイエフPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の過去20年間(2001年〜2021年度第1四半期)の収益率は、3・7%です。GPIFと同じリターンで、30歳の人が65歳の定年まで、月3万円の積み立て投資を続けると、どうなるでしょうか。積み立てたお金は1260万円、投資の利益は積み立てたお金を上回る1292万円で、合計2553万円の資産を形成できます。老後2000万円どころか、それをはるかに上回る額をつくれるのです。

●老後が楽しみに!30歳の5・6%シミュレーション
前述のとおりGPIFの過去20年の平均リターンは3・7%ですが、実はこの20年の間に運用方針が大きく変更されています。どんな資産にどんな割合で投資するかという配分をポートフォリオといいますが、2014年前半までのGPIFのポートフォリオは、ほとんど増えない日本債券が多く、株式には20%程度しか投資していませんでした。ところが、2014年の後半からは株式への投資比率を半分まで引き上げ、日本債券、外国債券、日本株、外国株それぞれ4分の1ずつを基本ポートフォリオとしています。この変更により、GPIFの運用リターンが大幅に向上しました。

GPIFではこの基本ポートフォリオで10年間投資した場合、平均リターンの中央値を5・6%と算出しています。そこで、5・6%で35
年間運用できた場合もシミュレーションしてみました。なんと、投資の利益は積み立てたお金をはるかに超える2590万円になり、30年後の資産は3850万円にもなりました。これが、長期、分散、積み立て投資のパワーなのです。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。

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