河川でのウキ釣りで122cm・21kg大型ソウギョ浮上【埼玉・元荒川】食パンエサに好反応
7月30日(火)埼玉県さいたま市を流れる元荒川へとソウギョ釣りにでかけた。午前中短時間勝負のため高信頼度ポイントへ向かい見事122cm21.33kgの大物ソウギョを手にすることが出来た釣行をレポートしよう。
ソウギョ釣りのタックル
今回のタックルは、竿はプロマリンヴィヴィッドキャストP270にダイワクレスト6000番を使い、ミチイトはKurosawaX-CORE-PE8号を使い直結で玉ウキを通し、がまかつ鯉鈎18号針を結び、エサは安定の食パンを使う。いつもながらにタモは安心のプロックスどでかタモ7035Rで挑む。
PEラインは私的ロング流し釣りに最適であり最近好んで使いリーダーなしで針直結に結んで淡水大魚に挑んでもなんら問題はない(ちなみに強度45.3㎏なので安心そのもの)。
当日の状況
同地のとあるポイントでは今季数回釣行した際、ルート的に喰いどころを掴んでいるのである程度の時間粘れば結果をだせることが多い。6時15分現地到着するも河川状況的にもおそらく釣る事ができるだろうと期待感を持ちポイントへ歩く。
狙いのポイントに到着するとどでか波紋がゆっくりと移動している。やはり狙いどころであるのは間違いないようだ。あせらずのんびりとおにぎり2個を食べながら状況確認していると下流へ移動していった。
食パンに好反応
試しにパンを2枚分流してみると威勢の良い喰いっぷりである。釣りの準備というと竿を伸ばしていきウキ下を調整してエサを付けるだけだ。いつもながらのことだがすぐに準備は終了だ。ついでに計測準備のための、メジャー・吊り秤・計測用ネット・手洗い用バケツまですでに準備完了である。
釣りも計測も準備は整ったが本命を見失ってしまった。だがすぐには遠くに移動はしないはずなので居るということと喰い気があることが分かればそのうち来るだろうと時間が2時間しかないのに能天気である。
大物ヒット!
こんなことなら早く来る意味がないが、2枚分パンをちぎり流して様子を見てみるとおおよそ60m~70m下流で大きな波紋に三角波が豪快に流したパンを喰いまくりだ。少しずつさらに2枚分をちぎって時間差で流していくと上流へ喰いながらあがってきて『いつもの喰いどころ』で停滞している。そこへすかさず1枚分を仕掛けと同時に流していき喰いどころへ誘導していく。
三角波が豪快に流れてくるパンを喰いあさり、仕掛けまであと数mに迫る本命。そして豪快にウキがしずんだ!竿はぶち曲がり下流へ走る巨体これはイイ感じにナイスサイズである。
21.33kgの大型ソウギョ登場
下流へ数十m走る走る。私もドラグに助けられながら下流へ向かい追いつくと今度は上流へ上がっていく。私的にはその方がタモが上流にあるため非常に助かる。明らかに120cmクラスの大物であるため慎重にやりとりしていき上流へあわせていくと10分後タモのある場所まできた。早く寄せては沖へを繰り返すこと5分、空気を数回吸わせ手前に寄せていきドデカタモで掬い御用だ。
タモを持ち上げる時に重量感を感じるサイズ。慎重に抱えてまずはレングス計測122cmと嬉しいサイズ感、叉長は114cm、そして胴回りは75cmだ。
水をバケツで汲み川を何度も往復しながら給水させつつ重量計測。一息入れて自作計測ネットに入れ秤持ち手にグラスのべ竿をつっこみ肩で担いで計測すると全体重量21.96㎏の風袋引きで21.33㎏であった。計測後はリリースして安堵の休憩タイムだ。
まさに短時間勝負に加えて理想的展開の釣りができたことが嬉しい。ここまでうまくいくとはなかなかないがソウギョに感謝しつつ道具を片してからソウギョ臭にまみれた服を着替えてから退却準備する。
帰宅中の車内で家族に予定よりも早く帰宅できるとLINEしつつにこにこで帰った。もちろんその後の家族サービスもいつもより頑張った。また時間を見つけて釣戦したい。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
元荒川