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トウモロコシの葉が痛い!「芽かき」ってなんですか?地味でつらい…大事な手作業

Sitakke

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北海道を支える様々な職業のプロに一日弟子入り!
仕事の流儀やこだわりを探る仕事体験ドキュメンタリー!

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」のコーナー「師匠!私を弟子にしてください」の取材をもとに、私、HBCアナウンサー・東峰優華が、気づきや北海道の魅力をプラスして、Sitakkeオリジナル連載でお届けします。

まだまだ作業は残っている…!?

今回は江別市でブラントトウモロコシ「しろみつとろきび」を育てている滝農園に午前5時から弟子入り中!

前回の記事で正午までに、収穫、運搬、ケツ切り、選別、梱包…無事に作業が終了しました。
作業を始めて7時間が経ち、もうヘトヘト…。

目がうつろになり始める…

師匠がこちらに来たので終わりかな!?と思いきや…!!

「とりあえず、お昼休憩を挟んでから畑作業の方に行きたいなと思っています!!」とのこと…。

収穫から出荷できる状態にまで作業は済んだので、今回の弟子入りはここで終わりかと思っていました…。
もう眠たい私とは違って、まだまだ元気な師匠。

あまりの体力の差に圧倒されました。

ランチタイムに出た「ヤングコーン」

午後からもがんばる…!と気合を入れなおしたところで、大師匠の奥様がこの日のお昼ごはんとして「豚丼」をごちそうしてくれました!

そしてその横にあったのは「ヤングコーン」。
こちらのヤングコーンは、しろみつとろきびの「2番キビ」を収穫したものです。## このおいしさも、届けたい…!

HBC「いっちゃんおいしいプロジェクト」で注目してきたヤングコーン。HBC赤れんがプレミアムフェストでもヤングコーンの炭火焼きを出品していました!

「ヤングコーン」。

放送局の枠を越えた北海道の“食”を深掘る、HBCの「いっちゃんおいしいプロジェクト」でも2年前から注目してきました。

私の元々のイメージではヤングコーンといえばホテルのビュッフェのサラダコーナーに並んでいたり、缶詰で水煮になっていたり…。
実は「ヤングコーン」という品種の別の野菜があると思っていました…お恥ずかしい。

でも実はその名の通り、トウモロコシが育ち切る前に収穫された「ヤング」な「コーン」なんですよね。

トウモロコシの生産量日本一の北海道では、それだけたくさんのヤングコーンもできる、ということ。

ただ、ヤングコーンも放っておいたら勝手にできるわけではありません。
収穫をする手間だけでなく、出荷する手間もかかります。

本来の1番キビの作業だけでもこんなに大変なのに、間引かれたヤングコーンまで…手が回らない部分があるのが実状。そのため、農家さんによってはすべてを採りきることが不可能なところも多くあるのです。

師匠の滝農園でも、2番キビ・3番キビは本来は廃棄されてしまいますが…
成長する前に収穫したものを、自宅などでヤングコーンとして食べているのだそうです。

でも、とってもおいしかったしろみつとろきびの「ヤングコーン」がおいしくないわけがありません!
しかも、師匠のヤングコーンはまったく「ヤング」ではなく、立派!
大きくて、そしてしっかり甘みを感じます。
缶詰の水煮とはまったくちがう、トウモロコシの香りに歯ごたえも…本当においしい!

このヤングコーンも、多くの人に届いて、おいしさに気づいてもらって価値があがって、流通がしっかりとできあがれば、きっと北海道の魅力をもっと高めてくれる存在になるのではないでしょうか。

「農家以外考えなかった」

幼い頃からお父さんのお手伝いをしていた師匠が、滝農園を継いだワケを聞いてみました。

「農家以外考えなかった」

師匠は一言、そう教えてくれました。
しかし、師匠のお父さんである大師匠は、うれしかった!わけではなかったそうです。

「内心継がないでほしいっていう気持ちもあった」と教えてくれました。

その心は…「大変だから」です。

ただ、継ぎたいと言った師匠の気持ちを大師匠はとても大切にしています。

「自分は死ぬまで仕事をする決心をしているから、ずっと息子を手伝うつもりでいる」

その目はとても優しくて、この味を継いでいく師匠のことを、頼もしくうれしく思っている気持ちが伝わってきました。

根性で乗り越えます!

午前中はたくさん動いてへとへとでしたが、おいしいお昼ごはんのおかげで95パーセントくらいまで回復しました!
午後からもがんばるぞ!!

作業を始める…前に、トラックで収穫した畑とは別のところにやってきました。
午後一番に行う作業は…トウモロコシ畑の管理作業。

そうですよね。収穫して終わり、が農作物じゃないことは、これまでの弟子入りでも学んできました!

滝農園の畑はおよそ4ヘクタール。東京ドームと同じくらいの大きさです。

1ヘクタールの畑と、3ヘクタールの畑で収獲時期をずらして、トウモロコシを育てています。

午後からは生育中の畑で「芽かき」と草を取る作業を行います!

「芽かき」とは??初めて聞きました。

トウモロコシの葉は、痛い!!「芽かき」に苦戦

とうもろこしは主茎が真ん中に1本ありますが、成長するに伴って根元近くから枝分かれを始めます。これが「わき芽」です。

わき芽が大きく成長すると、茎に養分が十分に行きわたらない=そのあとできる実がおいしくならないため、滝農園では茎が低いうちに余分なわき芽を取り除きます。

そうすることで、栄養価を真ん中の茎とその先にできる実に集中させようという育て方です。

わき芽は思いきり手前に引っ張ると上手くとることができます!
朝行った実の収穫と似ている!?と思いきや、実はもっと難しい作業なのです…。

このわき芽は背も低く、小さいため力づくで引っ張ると、根ごと抜けてしまいそうになります。
そのため、「思いきり」と言っても手先に集中させて力を入れなければいけません。
繊細で難しい…。

私が担当するのは畑の端から端までの約100m!
徒競走で100m走るのも大変なのに、この距離すべての芽を取りながら歩くのですか!?

ただ、おいしいブランドトウモロコシを作るためにはやらなければいけない、大事な作業。

それにしても、しゃがみながらひとつひとつわき芽をとるのは、とても地道な作業です。

開始から15分…

ずっとしゃがみながら作業をするので、足がとても痛い…。
ふらついて尻もちをついてしまうことも…。

そして葉が顔に刺さります!
トウモロコシの葉は見た目よりも固くて痛いのです。

こんなにも大変な作業をどうして手作業でやるのでしょうか。

そこには、師匠の熱意とこだわりがありました。
そして実はこの「芽かき」、番組ディレクターと師匠のナイショの会話もあったのです…。

かなりへばってきましたが、最後までがんばりたい…
次回の記事で最高のごほうびとともにお伝えします!

【連載】「師匠!私を弟子にしてください!」

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文|HBCアナウンサー 東峰優華
苫小牧市出身。2024年HBC入社。HBCラジオ「いっちゃんおいしいラジオ」などを担当。趣味はサッカー観戦(コンサドーレサポーター)、耳掃除、散歩。特技はスケート、ザンギ作り。Instagramでも発信中。

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年6月)の情報に基づきます。

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