コレステロールの役割とは?LDLとHDLの違いを知り『バランス』で動脈硬化を防ぐ方法
コレステロールは生きていくために必須な脂質のひとつ!
コレステロールも必須な脂質のひとつ
脂質のひとつとしてコレステロールがあります。コレステロールというと「よくないもの」というイメージがありますが、じつはこれも生きていくために必須な脂質のひとつです。
コレステロールは細胞膜の形成や脂肪・タンパク質の吸収を促したり、男性ホルモンや女性ホルモンの材料になるなど、その働きは多岐に渡ります。また、1日に必要なコレステロール量は1〜1.5gほどといわれ、そのうち約2/3は体内で作られ、残りの約1/3を食事から摂取しています。
このコレステロールはそれ単体では血液中に溶けることができず、LDLやHDLという乗り物によって全身に運ばれます。
この運ばれているコレステロールが、健康診断などで耳にする「LDLコレステロール」と「HDLコレステロール」です。LDLは全身へ運ぶ方向、HDLは全身から回収される方向の乗り物です。
これらは「善玉」や「悪玉」などと呼ばれることもありますが、本来善悪はなくワンセットで働くものです。
両方ともしっかり機能していることが大事で、LDLコレステロールが多過ぎたりHDLコレステロールが少な過ぎたりすると動脈硬化を引き起こす場合があります。コレステロール自体が悪いのではなく、そのバランスを保つことが重要ということです。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』監修:守口徹