Netflixから2作も！25年10月日本の各VODで配信開始する韓国ドラマ６選
近年、日本における韓国ドラマの配信環境はますます充実し、最新作が韓国と同時期に楽しめるケースも増えてきました。
来たる10月は特に注目度が高く、Netflixから2作が一挙に登場するなど、多様なラインナップが揃っています。
ラブコメディから社会問題を絡めたヒューマンドラマ、壮大な時代劇、さらにはBL作品まで、幅広いジャンルが網羅されており、誰もが自分好みの作品に出会えるはず！
すでに配信サービスを利用している方はもちろん、まだ加入していないという方も、この機会に新しいドラマ体験を検討する絶好のタイミングといえるのではないでしょうか。
そこで本記事では、25年10月から日本各VODで配信開始となる韓国ドラマ6選をご紹介します。(2025年9月30日現在 / ※配信作品・日にちに変更が生じる場合がございます)
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『愛は記憶の中に』(2018)
2018年に韓国で公開されたウェブドラマ『愛は記憶の中に』は、Apinkのマンネ(末っ子)として知られるオ・ハヨンが主演を務めた話題作。
物語は、記憶の周波数を手がかりに犯人を追い詰めていくという独自の世界観を描きながら、SFサスペンスとロマンスを巧みに融合。
スリリングな展開の中に「恋」の要素が散りばめられ、視聴者を一瞬たりとも飽きさせません。短編ながらも緻密なストーリーと新鮮な設定で、韓国ウェブドラマの可能性を広げた一作といえるのでは。
●キャスト：オ・ハヨン(Apink)、コ・ユン、ソン・スングク、ファン・ソヒ、チョン・ウネ 他
●日本配信情報：Lemino/2025年10月1日(水)～
『魔法のランプにお願い』(Netflix/2025/全13話)
2作目は、10月3日よりNetflixで配信がスタートするオリジナル韓国ドラマ『魔法のランプにお願い』をご紹介します。
キム・ウビンとスジが主演を務める話題作。二人が共演するのは、2016年のKBSドラマ『むやみに切なく』以来、約9年ぶりとなり、ファンにとっては待望の再タッグとなります。
物語は、ある理由から長い空白を経て千年ぶりに人間界へ戻ってきたランプの精霊ジーニーと、祖母のルールと自分のルーティンに縛られ、感情を失って生きる女性ガヨンが出会うことから始まります。
三つの願いをめぐって繰り広げられるのは、ストレスゼロでありながらもスリル満点の“知っている味”のようにクセになる、生死を賭けたロマンティック・コメディ。
ファンタジーの要素と胸キュンのラブストーリーが交錯する、秋の話題作です。
●キャスト：キム・ウビン、スジ、アン・ウンジン、ノ・サンヒョン、コ・ギュピル 他
●日本配信情報：Netflix/2025年10月3日(金)～
『風の国』(KBS/2008)
3作目にご紹介する作品は、2008年に韓国KBSで放送された、ソン・イルグク主演の歴史超大作『風の国』。
物語の主人公は、名作『朱蒙』の孫にあたるムヒュル。やがて高句麗第3代王・大武神王として名を残すことになる男の波乱に満ちた生涯が描かれます。
総製作費はおよそ200億ウォンといわれており、2006年に放送され大ヒットしたソン・イルグク主演のMBCドラマ『朱蒙』をも凌ぐ壮大なスケールで制作されました。
主演のソン・イルグクは圧倒的な演技力で物語を牽引し、『2008 KBS演技大賞』では男性最優秀賞に輝き、共演のチェ・ジョンウォンとともにベストカップル賞も受賞。その迫力ある映像美と人間ドラマは、今なお韓国時代劇の代表作のひとつとして語り継がれています。
●キャスト：ソン・イルグク、チョン・ジニョン、チェ・ジョンウォン、パク・コニョン、イ・ジョンウォン 他
●日本配信情報：Hulu/2025年10月7日(火)～
『私と結婚してくれますか？』(SBS/2025/全12話)
4作目は、10月10日より韓国SBSで放送がスタートする最新ラブコメディ『私と結婚してくれますか？』をご紹介。
チェ・ウシクとチョン・ソミンの共演で注目を集めている本作は、新婚カップル限定の高級住宅を手に入れるため、人生の崖っぷちに立たされたデザイナーと、名門ベーカリーの御曹司が偽装結婚生活を始めるところから展開。
ぎこちない同居生活の中で衝突やすれ違いを重ねながらも、次第に互いの存在が欠かせないものになっていく甘酸っぱいラブストーリーが描かれます。
放送枠は今年、例年に比べ成績が振るわなかった「SBS金土ドラマ」ですが、この話題作によって再び勢いを取り戻せるかどうかも大きな見どころ。
ロマンティックでユーモラスな“偽装新婚サバイバル”は、この秋注目の一作です。
●キャスト：チェ・ウシク、チョン・ソミン、ペ・ナラ、シン・スルギ、ソ・ボムジュン 他
●日本配信情報：Disney+/2025年10月10日(金) 23時30分～(※以後、毎週金曜日・土曜日 新エピソード配信)
『テコンドーの呪いを解いて』(Heavenly/2024/全8話)
5作目は、『To My Star』(2021)をはじめ数々の名作を手掛けてきた韓国BL界の巨匠、ファン・ダスル監督が贈る最新作『テコンドーの呪いを解いて』。
物語は、ドフェの父が運営する道場で出会った二人の青年が、テコンドーを通じて絆を深めていく姿を描きます。
苦しい家庭環境の中で必死に生きる高校生ドフェと、テコンドーの特待生として未来を託されているジュヨン。出会いから始まる二人の関係は、時にぶつかり合い、時に支え合いながら、12年という歳月をかけて愛へと変わっていきます。
主演は、新鋭の若手俳優キム・ヌリムとイ・ソン。本作で初主演を飾る二人が繊細かつ情熱的に紡ぎ出す青春と恋の軌跡は、BLファンはもちろん、成長ドラマとしても注目すべき一作です。
●キャスト：キム・ヌリム、イ・ソン
●日本配信情報：FOD/2025年10月10日(金) 0時～
『テプン商事』(tvN/2025/全16話)
最後にご紹介する作品は、10月11日より韓国tvNで放送が始まる最新ドラマ『テプン商事』です。
本作は、1997年のIMF危機を背景に、社員も資金も売るものすらない貿易会社の社長となってしまった新米ビジネスマン、カン・テプンの奮闘と成長を描く物語。
主人公カン・テプンを演じるのは、安定した演技力で定評のある2PMのイ・ジュノ。彼にとっては、2023年放送のJTBCドラマ『キング・ザ・ランド』以来、約2年ぶりとなる待望のドラマ復帰作としても注目を集めています。
さらに興味深いのは、『キング・ザ・ランド』でジュノと共演した少女時代のユナが、直前作『暴君のシェフ』にヒロインとして出演し、その後を受けて今作でジュノが主演を務めるという“バトンタッチ”が実現している点です。
困難な時代を舞台に、笑いと涙を交えながら奮闘する一人の青年の成長物語が、この秋多くの視聴者を魅了することでしょう。
●キャスト：イ・ジュノ、キム・ミナ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、キム・ジェファ 他
●日本配信情報：Netflix/2025年10月11日(土)～
(ライター/ダンミ ニュース部)