【葵区・クルージー】ホリホリしちゃう?! 重機をモチーフにした“掘削”パスタ&シェイク
「重機カフェ・クルージー」は静岡市葵区にある重機をテーマにしたカフェ。建設業界を身近に感じられるようにした空間で、重機をモチーフにした料理を前に、ホリホリ! 掘って楽しみませんか。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも見慣れた街並みも、裏を探ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをめぐります。今回は静岡市葵区安倍町から国道1号線静清バイパス・羽鳥ICまで続く「安西通り」周辺を散策しています。
裏道に現れた意外な光景 重機カフェ
安西通りの安倍川にかかる安西橋を渡って、「羽鳥IC東」の交差点を北へ。
一本裏に入ったとはいえ交通量も店もある通りです。歩いていくと、突如として現れたのは重機の一部。
建設現場でよく見かけるショベルカーの先端、「バケット」と呼ばれる部分です。
なんとここ、カフェだったんです。その名も「重機カフェ・クルージー」です。
看板を見た瞬間、これは面白そうなにおいがプンプンする場所だと直感しました。
店内に入るとそこはまさに重機ワールドが広がり、童心に返るようなワクワク感です。
壁には建設機械の写真が飾られています。さらに驚くのが実際に使われていた大型タイヤが置かれていることです。
重機カフェ・クルージー・堤光輝店長:
さまざまな重機に囲まれた、重機をテーマにしたカフェです。元々は建設会社で、その事務所の1階に建てられました。担い手不足の建設業界を少しでも盛り上げようとオープンしました
カフェという形にすることによって、入りやすく、より多くの人に建設業界を知ってもらおうという狙いです。
重機ファン必見! 店内の細部までこだわり満載
店内を見渡すと、実際に建設現場で使われていた重機の大型のタイヤがジオラマの土台として使われています。
近くで見ると想像以上に大きく、迫力があります。
テーブルの天板にも重機の写真がプリントされており、細部までこだわりが感じられます。
それぞれテーブルごとに絵柄が違うのもポイントです。
さらに店内には「重機でGO」というゲーム機も設置されています。
これは電車でGOの重機版で、実際にショベルを操作して土を運ぶタイムなどを競うゲームだそうです。
本格的なレバー操作ができ、子供から大人まで楽しめるゲームです。
掘削して食べる!? 人気No.1のメニュー
これだけでも大満足ですが、やはりカフェなので一番人気のメニューを聞いてみました。
人気ナンバーワンは、「掘削パスタ&トマトパスタ(1800円)」。
その名の通り、建設現場で土砂を掘る“掘削”をイメージしたパスタです。
通常のスプーンとフォークではなく、ショベル型のスプーンとスキのような形のフォークで「掘削(くっさく)」して食べるというコンセプトです。
ショベルカーの先端についているバケットと呼ばれる部分を模した黒い器に、イカスミパスタとトマトパスタが盛り付けられています。
「下からガッと大胆に」という店長おすすめの食べ方に従って食べてみます。
イカスミパスタを掘り起こすと、下からソースがたっぷり出てきました。
さらに掘り進めると、中には温泉卵まで入っていることが発覚! これはうれしい仕掛けです。
イカもしっかり入っていて、味も最高。
クルージー・堤店長:
イカスミソースは、当店オリジナルのブレンドで、試行錯誤を重ねて作りました
続いては、トマトパスタ。トマトソースも絶品です。
バケットは深さがあるので、想像以上に量もたっぷりで、ワンプレートで大満足の内容です。
販売前の新作「ブレーカーシェイク」チョコ味
特別に発売前の新作も、味見させてもらいました。
「ブレーカーシェイク」のチョコレート味です。
ブレーカーとはショベルカーの先端に付けるアタッチメントの一つ。
とがっていて、岩盤やコンクリートを破砕するのに使います。
ストローがブレーカー、めちゃくちゃ詰まっているシェイクが岩盤という設定でしょうか。
オレオ・生クリーム・チョコソース・ヨーグルト・ソフトクリーム・プリン・スポンジが層になっていて、堀りがいがあります。
ストローを差して「“グイッと”どうぞ」と店長。吸い上げて食べましょう。
販売開始が待ち遠しいです!
静岡市の裏道にたたずむ「重機カフェ・クルージー」は、建設業界を身近に感じられ、重機ファンではなくても楽しめる空間でした。ユニークな体験を求める方におすすめのスポットです。
■店名 重機カフェ クルージー
■住所 静岡市葵区千代1-10-15
■営業時間 11:00~19:00
■定休 なし
■問合せ 054-295-6090