介護予防普及啓発講演会 笑いでつくる健康 体操レクなどに挑戦
神奈川区役所高齢・障害支援課は7月1日、令和6年度神奈川区介護予防普及啓発講演会を開催した。
今年度の講師を務めたのは、作業療法士・芸人で「笑い×介護」が話題の石田竜生さん。会場の神奈川公会堂には、多くの高齢者が足を運んだ。
講演会では、「歳を取ること」をテーマに、介護現場での実体験やデータなどを活用して、健康のためには、他者とのつながりを持つことが非常に重要であることを解説した。また、「体操レク」として、高い声と低い声を交互に出す体操や体を伸ばして大笑いする体操などを行った。転倒や認知症予防に効果があるとされる「ながら運動」では、左右の腕を交互に曲げ伸ばししながら、動きに合わせて拳を握ったり開いたりする「グーパー運動」にも挑戦。石田さんの軽妙な話術で会場は終始笑いに包まれた。講演会前には、肌年齢測定や栄養相談も行われた。