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過去シリーズのオマージュや謎すぎるカメオ出演も!30年越しにNetflixで新作実現『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』はやっぱり爆笑のポリスコメディ

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過去シリーズのオマージュや謎すぎるカメオ出演も!30年越しにNetflixで新作実現『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』はやっぱり爆笑のポリスコメディ

『ビバリーヒルズ・コップ』最新作はNetflix!

1984年の第1作目『ビバリーヒルズ・コップ』に始まり、『ビバリーヒルズ・コップ2』(1987年)、『ビバリーヒルズ・コップ3』(1994年)と大ヒットを飛ばしたポリスコメディの金字塔が、Netflix『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』として帰ってきた!

おなじみの挿入歌、グレン・フライの「ヒート・イズ・オン」が冒頭からしっかり流れる本作は、テレビの洋画劇場全盛期を過ごしたファンはもちろん、初めてのエディ・マーフィ映画にも最適な痛快作。実は3作目の公開後から製作が構想されていたというから、紆余曲折を経て約30年越しでついに完成したことになる。

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アクセル・フォーリー刑事(エディ・マーフィ)は娘ジェーン(テイラー・ペイジ)の命が危険にさらされたことをきっかけに、新たな相棒(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と組むことに。ビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)やジョン・タガート(ジョン・アシュトン)らお馴染みの仲間の力も借りつつ、陰謀を暴いていくアクセルだったが――。

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おなじみのキャスト再集結! 吹替はもちろん山ちゃん

今年63歳になったエディだけにちょっとばかり身体のキレはなくなっているものの、本作もアクセルの地元デトロイトから始まり、テキトーな潜入捜査がバレ、上司に説教され……というお約束の流れは踏襲。シリーズでおなじみのローズウッドやタガート、フリードマン(あとセルジュ)も登場し、往年のファンにとっては非常に感慨深い。

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なおアクセル=エディの吹替は、テレビ洋画劇場時代の映画ファンの心をつかんだ下條アトム、富山敬(&江原正士、屋良有作)と並んで吹替を務めてきた山寺宏一。エディと同じく人並外れた変声スキルを持つ山寺だけに、その点でもシリーズのファンが違和感なく『ビバヒル』の世界に戻ってこられる仕上がりだ。

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新相棒はジョセフ・ゴードン=レヴィット!

本作は深刻な時勢を反映し、“警察に「止まれ」「手をあげろ」と言われたときの黒人あるある”なネタなどを大量に盛り込んでいる。ヒスパニック系が大きく絡んでくるあたりも近年の刑事ドラマの傾向だが、かと思えば『星の王子ニューヨークへ行く2』(2021年)で共演したウェズリー・スナイプスをネタにしたり、軽妙さは犠牲にしていない。

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そして今回の相棒はペイジ演じる娘のジェーンと、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる航空パイロットあがりの刑事ボビー。彼がアクセルに対し、過去シリーズの制作年をネタに「94年、ひどいもんだ」と揶揄する場面があるが、これはエディが仕上がりに満足できず興収的にも振るわなかった3作目へのセルフ皮肉だろう。

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過去シリーズのオマージュや驚きのカメオも

ケヴィン・ベーコンなど大物のサプライズ出演に加え、シリーズの楽しみだったカメオキャストは今作でも。ルイス・ガスマンやナシム・ペドラドなど見覚えのある面々が顔を見せているが、アダム・サンドラー主演コメディ『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』(1996年:未公開)の“シューター・マクギャビン”ことクリストファー・マクドナルドが同じような役柄で登場し、謎のマルチバース感を醸し出している。

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90年代に企画が頓挫したときはエディも辛かったと思うが、もちろん自身の見事な復活もあって、2020年代に蘇ったことがシリーズに新たな魅力を吹き込む結果となった。ちなみに愛娘のブリア・マーフィーもある役で出演(セリフもあり)しているので、隅々まで何度もじっくり楽しめるはずだ。

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