新潟英智高等学校 新潟駅南校が2026年4月開校へ 「自分らしく学ぶ」教育の多様化を支える通信制高校
建設が進んでいる新潟英智高等学校 新潟駅南校(新潟市中央区)
新潟英智高等学校(現・長岡英智高等学校、2026年4月より校名変更)は2026年4月、新潟駅南口近くに「新潟英智高等学校 新潟駅南校」を新設する。
同校は、「通学コース」と「通信教育コース」の2つの教育活動を展開することで、教育の多様化に応じた自由な学びを支援してきた。新たに開校する新潟駅南校は、「通信教育コース」のカリキュラムを採用した新潟県認可の狭域通信制高等学校としてスタートする予定。「通学コース」の宮内本校、「通信教育コース」の長岡駅前校、長岡駅東校、長岡城内校、三条校に続く6校目となる。
新潟英智高等学校 岩下隆志校長
新潟駅南校 外観イメージ(新潟英智高等学校より画像提供)
個人で使える学習用タブレットを支給(新潟英智高等学校より画像提供)
11月12日、県庁で会見を開いた岩下隆志校長は、「新潟駅南口から徒歩3分という好立地を活かし、県内の広い範囲から通いやすい通信制学校を目指したい」と意気込みを語った。
同校の強みは、ICTを活用した学びを支える充実したサポート体制にあるという。通信教育に欠かせないタブレット端末やインターネット環境を学校が無償でサポートし、通信費も含めて負担する点は全国的にも珍しい。Wi-Fi環境が整っていない家庭でも、安心して学習に専念できるのが大きな魅力だ。
さらに、専門学校を運営するエイシンカレッジグループの一員として開校するため、福祉・IT・保育・看護・美容・調理など、幅広い分野での学びも充実。特別活動として体験授業を取り入れたり、講師を招いて学びを深めるといった取り組みも行う。生徒一人ひとりの興味や関心に応じて、主体的に学べるキャリア教育や進路選択ができるのも特徴だ。
岩下校長は、「これまで中越地区を中心に教育活動を展開してきた。新潟駅南校が新設されることで、より多くの生徒に学びの選択肢が広がるのではないか。地域に根ざした、自分らしく学べる学校づくりを進めていきたい」と期待を込めた。
【グーグルマップ 新潟英智高等学校 新潟駅南校(建設予定地):新潟市中央区笹口2丁目7番地】
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