【24時間営業】アキバでラーメン1杯500円! 気付けば「がっつりうどん」が『秋葉原ラーメンセンター』になっていた
それは突然というか急にというか、それともシレッとというか。秋葉原の昭和通り沿いにあった「がっつりうどん」が、気付くと『秋葉原ラーメンセンター』なるお店になっていた。
横目で見ていた感じだと「がっつりうどん」もかなりお客さんが入っていたように見えたが、ふむ? 果たして『秋葉原ラーメンセンター』はどんなお店なのだろうか?
・いつの間に
ビルの建っていない秋葉原の空き地に「がっつりうどん」が誕生したのは昨年9月のこと。当初は数カ月のみの期間限定営業という触れ込みであったが、気付けば1年近くは営業していた。
300円の「ぶっかけうどん」はコスパも高く、昼夜問わず繁盛していたように思える。コンテナのキッチンと半屋外の客席は、それはそれで風情があったのではないだろうか?
その「がっつりうどん」が『秋葉原ラーメンセンター』に様変わりしていたのは1~2週間ほど前のこと。赤と黄色の派手な看板はとにかく目立ち、さらに「24時間営業」「500円」の文字が躍っている。
オーナーはそのままで業態だけ変わったのか? それとも賃料が折り合わず新たなテナントが入ったのか? 詳細はわかりかねるが1つだけ確かなのは「うどん屋がラーメン屋になった」ということだけだ。
これは週に3回くらいはアキバを通る人間として気になる……。というわけで、朝っぱらから『秋葉原ラーメンセンター』でラーメンを食べてみることにした。
・現在は「豚骨ラーメン」のみ
さて、看板を見る限り『秋葉原ラーメンセンター』の2大メニューは「豚骨ラーメン」と「醤油ラーメン」のよう。ただ私が店を訪れた時点では「豚骨ラーメン」のみの提供であった。
価格は1杯500円で、アキバ価格を考えるとかなり安い。また券売機まで辿り着くと「紅ショウガ」「きくらげ」「明太子」等、様々なトッピングが用意されており「替え玉」も150円で可能のようだ。
今回は最もシンプルな「豚骨ラーメン」をオーダー。客席は「がっつりうどん」とほぼほぼ変わっておらず、完全体の居抜きだと考えて問題あるまい。先述のように「うどん屋がラーメン屋になった」というのが最も正確であろう。
・味は……
で、豚骨ラーメンの味そのものは「可もなく不可もなく」といったところ。甘めのスープは適度な粘度があり、500円だと思えば悪くない。ただこれ以上に美味しい豚骨ラーメンも世の中に多くあるハズだ。
一方で替え玉込みで650円で済むならば、コスパは上々ではないだろうか? 美味しい物を食べに行くというよりは、とりあえず腹を満たす店として重宝しそうな店ではあった。
加えて「缶ビール」と「ハイボール」が400円で販売されていたので、夜の時間帯は1杯飲んだ帰りのサラリーマンたちの憩いの場になりそう。「がっつりうどん」も夜はほろ酔いのサラリーマンがたくさんいたなぁ。
いずれにせよ、現在「がっつりうどん」はアキバから消え去り、同じ場所で『秋葉原ラーメンセンター』が営業している。「24時間営業」&「500円」は大変心強いので、アキバ大好きっ子たちはぜひご記憶いただきたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 秋葉原ラーメンセンター
住所 東京都千代田区神田平河町4-1
時間 24時間営業
定休日 無休
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.