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【シンプル&ていねい和食】シンプル炒り鶏

NHK出版デジタルマガジン

【シンプル&ていねい和食】シンプル炒り鶏

目指したのは、材料も手順も最小限ながら、食べる人の期待を裏切らない味! みんなが頭に、胃袋に、思い描いている定番おかずをこの上なくシンプルなつくり方で紹介します。

炒り鶏に絶対に欠かせない鶏肉と、根菜代表のごぼう、ボリューム担当のこんにゃく。

【シンプル&ていねい和食】シンプル炒り鶏

1 こんにゃくは2cm角に切って熱湯で2~3分間ゆで(写真下)、ざるに上げる。ごぼうはたわしや包丁の背で皮をこそげて洗い、1cm幅の斜め切りにする。鶏肉は余分な脂肪を除き、2cm角に切る。

2 鍋に油大さじ1/2を中火で熱してごぼうとこんにゃくを入れ、2~3分間炒める。鶏肉を加えてサッと炒め、Aを加える。

3 煮立ったらオーブン用の紙で落としぶたをし、軽く煮立つほどの火加減で7~8分間、ごぼうが柔らかくなるまで煮る。

4 落としぶたを取ってやや火を強め、煮汁をとばしながら全体にからめる。器に盛り、好みで七味とうがらしをふる。

[1人分290kcal 調理時間20分]

”ていねい” こんにゃくは下ゆでをする

こんにゃくは袋に「アク抜き不要」とあっても、下ゆでするのがおすすめ。熱湯でゆでておくとアクとともに余分な水分が抜け、味がしみやすくなり、ブリッとした食感になる。

【教えてくれた人】上田淳子(うえだ・じゅんこ)

料理研究家。修業を積んだ西洋料理もさることながら、家族のためにつくり続けてきた和食にも定評あり。説得力のある合理的なレシピで、食事づくりに悩める人々に救いの手を差し伸べている。

撮影・福尾美雪
スタイリング・久保百合子
取材&文・奈良結子

NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2025年11月号より抜粋

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