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イモト「女優・江口のりこさんを堪能しました」

TBSラジオ

イモトが、女優の江口のりこさんの主演映画「愛に乱暴」を観てきたことを報告。江口さんの作品をこれまでいくつも観てきているイモトだったが、今回の作品では江口さんの「背中」に注目!

イモト「女優・江口のりこさんを堪能しました」

江口のりこさん主演映画「愛に乱暴」を鑑賞

イモト:少し前の話になるんですけど、映画館で映画を観てきました。ずっと観に行きたかった「愛に乱暴」という映画で、江口のりこさんが主演されていらっしゃるんです。私、5、6年前にドラマで共演させてもらって、江口さんという人間の大ファンになって舞台なども見に行かせてもらっていて。で、主演映画があるということで、絶対に行こう!と思って、映画館に足を運びました。

イモト:ちょっとね・・・、私、映画のプレゼンするのが苦手で。作品が良かった時ほどネタバレしちゃうんですよね(笑)。今回の作品は犯人がいるとかではないので大丈夫だとは思うんですけど。なるべくネタバレしない程度にプレゼンしたいと思います(笑)。

新たな江口のりこを見た!

イモト:いや~、素晴らしかったですよ! 「怒り」とか「悪人」を書かれている吉田修一さんの小説が原作の「愛の乱暴」という作品です。話自体も不気味なのよ。主演の江口さんは、日常を淡々と生活されていて、器や茶器にこだわるような丁寧な生活というのかな。義理のお母さんと同じ敷地内で生活をしているんですね。ダンナさん役が小泉孝太郎さん、義理のお母さんを風吹じゅんさんが演じられていて。江口のりこ、小泉孝太郎、風吹じゅんの3人だけでも画力がすごいのよ! これまでの江口さんの作品っぽいとは違う、新たな江口のりこを見た感じがしましたね。

江口さんの背中のシーンが不気味

イモト:映画の前半は、普通の主婦の生活を淡々と描いているんですね、ゴミを捨てるとかお皿を洗うとか。でも、江口さんがずっと不気味なの! 不気味で物語っていて。一番すごいなと思ったのが、この作品でセリフも無ければ表情も無い、ただただ江口さんの背中を映すカットが多々入るんですけど、その背中のシーンだけでも不気味なのよ! これは褒めです! あれを出せる背中ってなかなか無いよなって。

イモト:で、後半につれて、江口さんが変な人なのか、変な人を演じているのかが、どんどんわからなくなってくる感じに展開してくるんですよ。そこから集中する感じになっていって。映画を観て、めちゃくちゃすっきりした!とか、笑ったなとかではないんですけど、心がざわざわ、もやもやするような・・・。2時間、女優・江口のりこを堪能したな、という感じでしたね。すごいのよ、“チェーンソーを持った江口のりこ”、ヤバイっすよ(笑)。なんとも言えないですよ。

イモトが知る江口のりこさんは「色気がエグい!」

イモト:江口さんって、すごくないですか!? 女優の江口のりこさんもすごいですけど、番宣でバラエティに出られる江口さん、私はラッキーなことに頻繁ではないですけどプライベートでもお会いできる機会もあって。全部の江口さんが素敵なんですよ!

イモト:私、思うんですけど、江口さんってめちゃくちゃ色気がありますよね!? 私のイメージだと、江口さんって、演技中でも私服でもノースリーブが多い気がするんですよ。で、江口さんってすらっとしていて手足がすごく長いの。 色気がエグいんですよ! 同姓でも惹きつけられる色気。湿度をまとっている感じを江口さんに感じて。

イモト「江口さんはウソが無いところが素敵!」

イモト:江口さんってお話もすごくお上手で。今ちょうど舞台をやられていて、その舞台の番宣で出演されていた「しゃべくり007」を見たんですね。良かったですね~。めちゃくちゃ面白かった! 江口さん、私には絶対にできないバラエティの出方というか。肩の力を100%抜いていて成立しているという。私みたいな肩パンパン腕ブンブン回して挑んじゃう人からすると、あの力の抜け方を出来るのはすごく羨ましいんですよね。

イモト:だから江口さんのトークって聞けるんですよ。テレビって、テレビサイズでエピソードトークをするんですね。「しゃべくり007」を見ていると、江口さんが淡々と、普通だったら不安になるくらいの長さのトークをしていても、江口さんだと聞けるのよ、永遠に! ちゃんと最後はオチがあるし。そのしゃべくりメンバーがドカンドカン笑うし。なんならあのしゃべくりメンバーが江口さんを笑わせたい!みたいな、そういうモードに入るような。もう無双状態だな、みたいな。

イモト:で、「しゃべくり007」に江口さんの憧れの、バレー日本代表選手の高橋藍選手が来た時のリアクションが素直で。乙女というか、ほんとに嬉しそうで。江口さんのウソの無いところがほんとに素敵だなって。バラエティの時もそうだけど、お芝居をしていても江口さんってウソが無いから。お芝居ってウソなんだけど、江口さんが演じるとウソが無くて、その人がそこに生きているという感じがするんですよね。前にテレビ東京でやっていた「ソロ活女子のススメ」も役名はあるんだけど、江口さんのYouTubeを見ているかのような、プライベートを見ているような感覚になるし。あの方はなんなんでしょうね、すごいですよね。

「あの豚汁が忘れられません」

イモト:江口さんに言われてすごく嬉しかったことがあって。ちょっと前になるんですけど、江口さんがうちに遊びに来てくださって。その時、私が料理を作って何品か出したんですけど、豚汁を作って出したんですよ。その豚汁を、江口さんがいたく気に入っていただいて。次の日、江口さんからLINEで

「あの豚汁が忘れられません」

「どうやって作ったんですか?」って聞かれて(笑)。いやいやパックの出汁・・・(笑)。アマゾンで買ったパックの出汁の写真を送って、これを使えばたいていの味が決まるんですって返信して(笑)。江口さんにそう言われると、他の人に言われるよりも嬉しいんですよね。私も人生において「あの豚汁が忘れられません」って、なかなか言われることが無いから(笑)。すごく嬉しかったなー。ウソが無いところが江口さんの素敵なところだと思いますね。

映像、舞台に主演、バイプレイヤーとして大活躍

イモト:江口さん、今お忙しいですよね。今回のように主演もやられるし、バイプレーヤーとしても活躍されていて。映像もそうですけど、舞台も精力的にやられていて。今も舞台「ワタシタチはモノガタリ」というのをやられていて。東京、福岡、大阪、新潟と地方も回られて。すごい、かっこいい! しっかりとした日常を生きていられるんだろうな。お料理もすごくされる人なんだろうな。

子供を子供扱いし過ぎない

イモト:私とごはんをする時も、すごく自然なんですよね。ほんとに良い感じに力が抜けていて。その時、うちの息子もいたんですけど、子供を子供扱いし過ぎないというか。もちろん、可愛がってくれるんだけど一人の人間と接している感じで。うちの息子は初めての人と接すると人見知りするんですけど、全然人見知りしなくて、めちゃくちゃはしゃいでいましたね。そういうのも子供にはわかるんでしょうね。

また江口さんと共演したい!

イモト:一度、「家売るオンナSP」と「私の夫は仕事ができない」で共演させてもらって。また共演したいですね。いや~でも緊張しちゃうなあ。もし、出来ることなら江口さんと敵対する役をやってみたいですよね。江口さんの狂気を感じてみたい。どうですか、日本の監督さん(笑)。日本の監督さんって、ざっくりですけど(笑)。そんなお話、どうですか!? オファー、お待ちしております!!

(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)

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