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学校説明会でのチェックポイントは? 中学受験先輩ママアンケート【中学受験2023】

エデュナビ

中学受験、学校説明会でのチェックポイントは?

学校イベントは「偏差値にとらわれず幅広く参加して」

2021・2022年に中学受験をしたご家庭は、コロナ禍でイベント開催や外出制限があり、学校説明会や学校イベントについては予約をとるのも困難な状況でした。学校説明会・学校イベントへの参加状況に関するアンケートは次のような結果となりました。

Q1:どのような学校イベントに参加しましたか?

校内で行われる学校イベントは、特に予約が取りにくい状況だったと聞きますが、そのような状況でも学校に足を運ぶことは欠かせないようですね。

続いて、学校イベント参加に関する保護者の声をご紹介します。

Q2:学校イベントへの参加で苦労したことは何ですか?

参加がほぼすべて抽選になったので抽選で漏れてしまった学校の情報を収集するのに苦労したのと、抽選開始時刻前には仕事中であろうが真夜中遅くに眠い中でスマホを握りしめ待機するのが大変でした。特に抽選開始時刻が勤務時間中だった場合、不謹慎ですが仕事にはなるべく集中せず時計とにらめっこしつつ、開始時刻10分前になったら席を外したりもしていました。時にはお手洗いの個室の中でポチッたこともあります。自宅での抽選参加のときは、電話の時報サービス(117)を聞きながらカウントダウンし申し込みボタンを押したりもしていました。(2022年受験生、女子の保護者Aさん)

Q3:学校イベントへの参加で工夫したことは何ですか?

・手帳で各学校の説明会スケジュールを管理し、予約時間には余裕を持ってスタンバイする
・学校サイト以外に、YouTubeでも検索してみる
・ブログやインターエデュ等で、過去に志望校の説明会に参加した方のレポートが載っている場合があるので探してみる
・なるべく早いうち(低学年)から、文化祭に子どもを連れていく。説明会は親だけで参加すればいいが、文化祭等の学校行事はなるべく5年までにひと通り見に行っておくと6年で焦らない
(2021年受験生、男子の保護者Bさん)

毎日学校のサイトをチェックするようにすれば、臨時の見学会などの見落としもなかったと思います。キャンセルが入って急きょ行けた説明会もあったので、どうしても行きたい学校は入試情報をチェックすることをルーティンにすることをオススメします。(2022年受験生、男子の保護者Cさん)

Q4:「もっとこうしておけばよかった」と思うことはありますか?

オンライン開催だと手軽な分、ちょっと真剣味が弱くなりがちだったので、早いうちから実際に足を運んでみるべきだと思いました。(たくさんの学校を知る良い機会にはなりましたが…)あとは、憧れの学校~お世話になるかもしれない適正校、そのほかも幅広く見ておくこと。主体は子どもなので、子どももなるべく一緒にというのが理想です。(2021年受験生、女子の保護者Dさん)

4、5年生のときにはあまり気にかけていなかった学校が、6年生になり子どもの志望校になりました。最後には親子共に教育方針、雰囲気、施設等がすべて良いと思える第一志望になりました。6年生で塾も忙しい中、その学校の文化祭や学校説明等にバタバタと見ることになったので、もっと早くから地域や偏差値にとらわれず幅広く学校を見ておくことが必要だったなと反省しています。(2022年受験生、男子の保護者Eさん)

早め早めに、かつ偏差値帯に関わらず広く参加しておくべきだったなと思いました。我が家は4年生のときに娘のモチベーションを上げるため、御三家や準御三家を中心に見学していました。ですがご存知のとおりのコロナ禍になってしまい、幅広く見学していなかったことを相当悔やみました。なので、受ける可能性が少しでもある学校は、できる限り早めに見学なり説明会へ参加しておけばよかったと思いました。(2022年受験生、女子の保護者Aさん)

学校説明会への参加が難しい今、情報を常にチェックしてまめな行動が大事だとわかります。また、先輩ママからの「幅広く学校を見ておくべき」というアドバイスは、実感がこもっていてとても参考になりますね。

学校説明会でのチェックポイント、保護者は「在校生の様子」子どもは「先生の様子」…?

少ない予約枠を確保して、参加した学校説明会や学校イベント。学校に足を運んだときにはどのようなところをチェックしたのでしょうか? 「保護者目線」・「お子さま目線」で答えていただきました。また、学校イベントに行くときに役立った持ち物についても質問しました。

Q5:学校説明会で意識してチェックしたことは何ですか?【保護者目線】

必ず子どもを学校に連れていき、興味をもたせるよう働きかけました。子どもは学食や施設を無邪気な様子で見ていましたが、親はどういう大人になってほしいか?を冷静に考えながら見学しました。学校の教育方針と家庭の方針があうかを再度確認することが重要だと思います。(2022年受験生、女子の保護者Fさん)

実際に校内へ行く説明会では、先生方や生徒の雰囲気はよく見ていたように思います。すすんであいさつをする生徒さんがいると、好感が持てました。学校へ行った際は何気ない掲示物も見ていました。説明会では乗ってこないような学校の細かな活動状況、啓蒙活動が垣間見えます。
また、最寄り駅から学校へのアクセスもリアル開催では重要でした。パンフレット等では徒歩○分と近場に感じても、入り組んだ道だったり、坂が多かったり、賑やかな街どおりだったり…学習道具を背負ってほぼ毎日歩く道だからこそ、道なりは実際に歩いてみないとわかりません。駅ビルに近く、コンビニが多いと利便性を感じることもできました。(2021年受験生、女子の保護者Dさん)

在校生の様子を見ることを一番大事にしていたので4年生の頃から興味のある学校の文化祭行き、生徒さんの活動や雰囲気などを見るようにしました。息子も興味を持っているか、楽しそうか等、息子の感想も気にしつつ見学しました。ほかにも生徒の様子が見られるオープンスクール、スクールツアー、授業参観も可能な説明会等に参加しました。可能な範囲で先生や生徒さんに色々な質問をして学校の様子をうかがいました。特に生徒さんのお話はリアルで面白くて参考になりました(2022年受験生、男子の保護者Eさん)

カリキュラム内容と大学合格実績についてはかなり意識してチェックしていました。中学受験をしたきっかけの一つに大学は国公立に行かせたいというのがありました。なので、学校の授業が国公立大学受験への対策に近しいのか、近年の実績はどうなのか、その実績は現役生なのか、塾は必須なのかなどは確認していました。
授業内容について行くことができなかった場合のフォロー体制もチェックしていました。子ども自ら自発的に行動しないと駄目なのか、あるいは自動的に救うシステム(小テストの実施やその後のフォローがある等)なのかなどフォロー体制のあり方もチェックしていました。娘は自発的に質問など行けるタイプではないので…そこは重視していました。(2022年受験生、女子の保護者Aさん)

各ご家庭によってチェックする視点はさまざまですが「お子さまが学校生活を送る様子」と「お子さまが成長する姿」を考えながら学校を見ているところは、共通しているようですね。

Q6:学校説明会で意識してチェックしたことは何ですか?【お子さま目線】

子どもは純粋にやりたい部活があるかどうかが一番大きかったと思います。学校に入ってやりたいことがあると、勉強のモチベーションにもなりました。あとは、校舎や設備が綺麗か、パソコンやタブレットを使う授業があるか、楽しそうな課外活動があるか、制服がかわいい等に注目していました。校舎はキレイでもトイレが部分的に和式なところもあったりして、びっくりしていたことも。(2021年受験生、女子の保護者Dさん)

6年生になってから、ようやく少しずつ学校説明会が開催されたため、子ども自身は数えるほどしか行けていません。オープンスクールに2つほど参加できましたが、そのときは、ひたすら先生を意識してみていたようです。(威圧的か、教え方は上手か、言葉遣いなど)
実際に併願校を決める段階でも「あの学校の先生はよかった」など印象が良い学校を選びたがる傾向はありました。(2022年受験生、男子の保護者Gさん)

息子に聞くと、特に「コレ!」というポイントに絞って学校を見ていたことはなかったそうです。ただ、学校説明会やオープンスクール、文化祭での息子の様子を見ていると、部活動の説明や見学のときに、一番関心を持って聞いていたと思います。あとから振り返ると、自分が「楽しそう」「入りたい」と思える部活があることは、学校選びでポイントの1つになったのではないかと思います。(2022年受験生、男子の保護者Hさん)

先生と生徒の距離感。先生と生徒が雑談できる関係か…などを気にしていました。先生が腕を組んで仁王立ちして、その横をそそくさと極力関わらないように生徒が歩く学校は行きたくないと本人は常々言っていました。学食のメニューや自動販売機のラインナップも気にしていましたね。後は部活動の種類や内容。魅力的だと思える部活があるか、部誌を集めて眺めていました。(2022年受験生、男子の保護者Cさん)

お子さまは、部活・先生・学食・制服など、学校生活を送ることをイメージしながら学校をチェックしていることがわかりますね。

Q7:学校イベントに行くときに役に立った持ち物は?

会場によって、靴を履き替える必要があります。毎回チェックするのは面倒なので、いつも携帯用のスリッパは持参していました。また、パンフレットだけでなく、場合によっては過去問なども配布されるので、書類が増えても大丈夫なように、エコバッグを持っていくようにしていました。また、当日までに質問したいこと、気になる点を紙やスマホにメモしていき、その点を注意して聞くようにしていました。(2022年受験生、男子の保護者Hさん)

・配布資料にメモをとるために、A4サイズのバインダー
・脱いだ上着を入れるエコバッグ
両手が空くリュック
(2021年受験生、男子の保護者Bさん)

夏場はミニ扇風機(笑)。校内を歩きまわるイベントのときに持っていって大正解でした。
雨の見学会のときは折りたたみ傘。大きい傘は邪魔になりました。
現金を持っていくと、その場で過去問題集を購入できるかもしれません。クレジットカードや電子マネーが使えず、我が家は現金不足で過去問題集が購入できませんでした。国語の読解も、本屋さんで購入すると著作権の関係で省略されている問題も、学校で購入すると別紙で付けてくださるそうで、残念でした。(2022年受験生、男子の保護者Cさん)

現金ではないと過去問が購入できなかった、というのは実際に学校へ足を運んだからこそわかる情報ですね。先輩保護者のコメントを参考にしながら、必要なものは予め用意しましょう。

「詰め込み過ぎないで!」先輩保護者からは励ましの言葉も

最後に2023年受験生に向けて、学校見学や学校選びについてアドバイスをいただきました。

Q8:2023年の中学受験保護者に向けてメッセージをお願いします。

コロナ禍で思うように情報収集や学校見学ができないかもしれないかもしれませんが、だんだんと緩和されつつあるように思います。情報は取りに行く時代…私自身も取りこぼしがあったり、失敗もあったりしました。「気になったものは見ておく、触れておく」を意識すると後々良いかもしれません。しかしながら、詰め込みすぎてパンクしたり、体調を崩したりすることが一番勿体ないです。時折、リフレッシュしつつ、各御家庭のペースで進められると良いですね。上を見ても下を見ても他所はキリがありませんから、我が子を見て、より良い受験ライフを送られることを祈念いたします。(2021年受験生、女子の保護者Dさん)

受験直前~本番、子どもが最後に力をふりしぼって頑張れるモチベーションは、「この学校に行きたい!」という気持ちだったと思います。親目線の学校選びだけでなく、子どもの「この学校に行きたい」という気持ちを大切にすることをおすすめします。そのほうが、どんな結果になっても、後々ふりかえったとき、満足度の高い中学受験生活になると思います。(2022年受験生、男子の保護者Hさん)

あまり絞り込みすぎずに、少しでも受ける可能性がある学校については狙っていく方がよいと思います。正直、説明会の参加枠が取れないとすごく落ち込みますが、試験に落ちたわけではないのでドンマイ!また、後半の入試説明会で学校説明会も併せて行ってくれる学校も多いので、6年生しか参加しない入試説明会を狙うのもありだと思います。(2022年受験生、男子の保護者Gさん)

先輩保護者の体験談や温かいメッセージに「私もがんばろう!」と奮起された方も多いのではないでしょうか。 学校説明会参加が実りあるものになるように、ぜひアドバイスを参考にしてみてください。

アンケートに回答いただいた保護者が説明会・イベントに参加した学校

■2022年受験女子保護者Aさん
豊島岡女子学園、洗足学園、桜蔭、女子学院、フェリス女学院、横浜共立学園、浦和明の星女子、渋谷教育学園渋谷、神奈川大学附属、田園調布学園など

■2021年受験男子保護者Bさん
世田谷学園、学習院、高輪、サレジオ学院

■2022年受験男子保護者Cさん
聖光学院、栄光学園、浅野、逗子開成、山手学院、横浜市立南、横浜市立横浜サイエンスフロンティア、青山学院横浜英和

■2021年受験女子保護者Dさん
中央大学附属横浜、青山学院横浜英和、桐光学園、日本女子大学附属、桐蔭学園、桜美林など

■2022年受験男子保護者Eさん
聖光学院、浅野、駒場東邦、早稲田、武蔵、本郷、芝、世田谷学園、市川、渋谷教育学園幕張、栄東、東邦大学付属東邦、城北

■2022年受験女子保護者Fさん
成城学園、成蹊、実践女子学園

■2022年受験男子保護者Gさん
巣鴨、芝、市川、広尾学園、立教池袋、広尾学園小石川、東邦大学付属東邦、早稲田、明治大学付属中野、本郷、栄東など

■2022年受験男子保護者Hさん
芝、浅野、聖光学院、栄光学園、逗子開成、山手学院、神奈川大学附属、鎌倉学園

関連リンク
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