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伊集院光さんの出したアイデアで妄想が広がりました。

1月16日（火）、『『火曜は全力！華大さんと千鳥くん』（カンテレ・フジテレビ系）が放送されました。

ゲストに、伊集院光さんを迎えて「満票だったら100万円！ザ・ベストアンサー」に挑戦。

博多華丸さん、博多大吉さん、千鳥（大悟さん、ノブさん）、山内健司（かまいたち）さんを含めた6人が、お題に対して各自ベストアンサーだと思う回答を出し、プレゼン合戦。

プレゼンを見た一般審査員計30人から最も多くの票を集めたプレイヤーは、賞金として1票につき1000円、満票の30票を獲得すると100万円ゲットとなります。

進行は、濱家隆一（かまいたち）さんが務めました。

大悟が提案した機能に「志村（けん）テレビやん！」（ノブ）

「テレビに新機能を付けるなら何がベスト？」というお題では、おもしろ機能から、すぐに実現しそうな便利機能、そして衝撃的な案までが飛び出しました。

最初のプレゼンでは、ノブさんは音声で操作できる「HEYテレビ」、山内さんは各局の番組を同時に表示する「全チャンネル表示」をそれぞれ提案しましたが、それらの機能は一部テレビでは搭載済みということで却下に。

華丸さんは、テレビ背面の配線がない「後ろの穴無し」を、大吉さんは、画面に引き出しがある「収納（機能）」を提案しました。

そんななか、大悟さんは、日本シリーズの結果を知らないまま、録画を再生しようとしたところ「岡田監督がこうやって（優勝トロフィを掲げて）てん！」と、試合を見る前にテレビで結果を知ってしまった悲劇体験を告白。

そうしたことを解消するため、テレビをつける際に「見て大丈夫？」と確認してくれる機能を提案しました。

大悟：（確認後）違うチャンネルに変えてくれるのよ。（大丈夫なときは）「だいじょうぶだぁ」って。もし映ってしまった場合は「だっふんだ」で終わるから。

ノブ：「志村（けん）テレビ」やん！

一同：（笑）

そして、伊集院さんは「ネットではできてるから…」と、「おなじ好みの人が見たがっているオススメ（番組の表示）」を提案。

YouTubeや動画配信サービスなどにはすでにある機能のため、みな「3年後くらいにはできてそう」と、うなりました。

ノブは「テレビ焼きそば」、山内健司は「テレビサンドバック」で対抗

回答が出そろったところで、お互いの意見をぶつけ合う討論がスタート。

早速、大悟さんとノブさんは、伊集院さんの現実的で便利な提案をターゲットに…。

大悟：ワシらが、AIにすべて生かされてるみたいなね。（AIに）勝手に好きなものを選ばれ、自分はこういう人間だと、凝（こ）り固められ…。

ノブ：（すぐに乗っかって）それ！そうよ！

大悟：なぁ？あれ、危ないよね（と、意気投合）。

ノブ：あれ、人の幅がなくなる。

伊集院：おい、コンビッ！

一同：（笑）

最初の案が、すでに存在する機能だったノブさんと山内さんは、新しい案に変更。

ノブ：テレビを何か有効活用したいんです。42型くらいのテレビをパタンと横にして、ボタンを押したら、あっつあっつになって、焼きそばが焼けます。「テレビ焼きそば」！

大悟：あの熱を使って？

ノブ：あの熱を使って、テレビ焼きそば！肉も焼けます！

濱家：（アイデアで）勝つことよりも、ないこと（機能）を優先してません？

一同：あははははは！

山内：僕は「テレビサンドバッグ」。テレビをボッコボッコにしてみたいです。思いっきり殴ったり、蹴ってもいい。ストレス発散の機能をつける。

大悟：山内が出てるとき、めっちゃボコボコされるかもしれない（笑）。

山内：腹立ったときに、そのままテレビをどついても壊れない！

さらに、華丸さんも「今、全部デジタル化してるから、あえて古いものは古いまま見たいみたいな」と言って、「白黒モード」に変更。

大吉さんの案「収納」については、「好きな女優さんのラブシーンで、ちょうどここ（口のあたり）開けられたとき、がっかりしちゃう」（伊集院）と、指摘されました。

伊集院光「ギャラ表示ボタンはすげぇ盛り上がる」

そんななか、伊集院さんがもう一つ「迷ってるのがあって…。視聴者がほしがる機能がある。これ、すげぇ盛り上がると思う」と言って、別の角度からの案を出すと、一同は興味津々！

伊集院：「ギャラ表示」ボタン！

一同：うわー！

大悟：（ギャラを見た視聴者の意見を代弁して）「このコメントで、この稼ぎ？」

伊集院：そういうこと、そういうこと。「このギャク、あれだけもらって出してんの？」みたいなこととか。演技も。全部ギャラ表示ボタンで出てますから。

大悟：「あいつ、一番もろうて一番しゃべってないんや」とか。

伊集院：そういうのが、バレちゃう。

ノブ：スポーツ選手は（と、想像して）…そうか。

華丸：勝手に打席数で割って、1打席いくらとか言われますもんね。

大悟：これは、強いぞ。視聴者は見たいな。

大悟：「だからこの子、よう出てるんだ」とか。

華丸：逆に、安いからとか（笑）。

伊集院：「コスパがちょっといいんだ」みたいなね。

ノブ：CMとかも「最近よく出ると思ったら、コスパいいんだ」って。

濱家：「賞レース獲ってギャラ上がったやん」とかね。

一同：あははははは！

一同は、ギャラ表示ボタンがある世界の、視聴者側の妄想で大盛り上がり。

一方、“出演者”である側の意見も…。

山内：その表示されるギャラは、吉本（所属事務所）に払われたギャラですか？我々がもらったギャラですか?

大悟：全然違うからな。

山内：それ次第では、我々もその数字を見てびっくりすることになる。

大吉：「話が違う」とかね。

伊集院：そっちも見たいってのもあるでしょ？だから、切り替えボタンで。「懐ボタン」と「事務所ボタン」で分かれますから。

夢の新機能をめぐり、さまざまな妄想が広がって、議論が白熱しました。

そして、一連のプレゼンを見ていた一般審査員30人が投票した結果は…。

1位：伊集院「ギャラ表示」21票
2位：大悟「見て大丈夫？」6票
3位：山内「テレビサンドバッグ」3票
4位：大吉「収納」0票
4位：華丸「白黒モード」0票
4位：ノブ「テレビ焼きそば」0票

ベストアンサーに選ばれたのは、伊集院さんが回答した「ギャラ表示」！

伊集院さんは「賞金10倍カード」を使用していたので、21票が入り、過去最高の21万円を獲得。

ちなみに、一般審査員に「どなた（のギャラ）が一番興味ありますか？」と聞くと「伊集院さんです」との回答が。

濱家さんから「責任持って…（この番組のギャラ告白）いいですか？」と振られた伊集院さんは「恥ずかしい！ここに『7500円』って出てる！」と言って笑わせました。