「おいしくないものはないの」大衆食堂だから出せる、カツカレーの隠し味
HBCテレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
人気店のウラ側に密着!厨房を観測してみました。
創業55年、昭和のスタイルを引き継ぐ大衆食堂に複数台のカメラを設置。
ある日のランチ営業を厨房観測しました!
今回の舞台は、豊平区西岡の住宅街に佇む「お食事の店 まつや」。
オープン2時間前の午前9時から厨房観測をスタート!
2代目の店主が、ラーメンの仕込みを始めていました。
店主 松谷さん:「こちらチャ-シューになります。豚肩ロースを切って、しょう油とお酒とショウガ、ニンニクと昆布を入れて煮込んでラーメンのチャーシューになったり、チャーハンの具に使ったりします」
店主 松谷さん:「ニンジン、タマネギ、ショウガ、長ネギ、昆布、かつお節とにぼしを煮込んでスープができる感じです。(創業当時から)ほとんど変わっていないと思います。母が言うには」
母 ひとみさん:「やっと歩くことができるようになったの。腰部脊柱管狭窄症で入院、手術をしてなんとかリハビリをして歩くことができるようになったの。夫が亡くなってそれからがんばって重たいものを持ったりしていたから」
「お食事の店 まつや」はひとみさんの夫・一敏さんが1970年に開業しました。
しかし、2022年に一敏さんは他界。
現在は長男の一人さんと2人で経営しています。
創業当時から下宿も経営していましたが、2025年の3月に閉めて現在は食堂のみとなっています。
母 ひとみさん:「夫が亡くなって四十九日を終えてからね。東京のかっぱ橋で(包丁を)買ったの。1万8000円だった」
午前11時。開店と同時に常連客が来店します。
とんかつには豚ロースを使用。
ボリュームたっぷりのカツ丼です。
常連客:「大きいです(カツが)厚くて。また熱くてダブルでアツイです」
メニューは30品ほどあります。
店主 松谷さん:「はい カレーライスですね」昔から通う常連客:「久しぶり おいしいね」
カレーにはこだわりが。
なんと、カレーの隠し味にラーメンスープを少し加えているそうです。
味噌ラーメンは創業当時から変わらない「味噌だれ」を使用しています。
そして、自家製のチャーシューが5枚のったチャーシューメンも人気です。
常連客:「肉々しているのがいい」
母 ひとみさん:「はい、まつやです。毎度さまでした」
午前11時40分。出前の注文も入ります。
出前は長男の一人さんが担当します。
正午のピークタイム…ここからが勝負の時間。
ひとみさんは気合を入れバンダナを巻きます。
常連客:「けっこう濃い目の味付けでパラパラしていて本格なんですよ」
常連客:「お母さん、きょう初めてみそラーメンを食べた」母 ひとみさん:「あら、そうなの」
常連客:「おいしかった」母 ひとみさん:「おいしくないものはないの。愛情がこもっているから」
常連客:「まちの食堂がどんどん減っているのでがんばってほしいよね」
午後2時。ランチの営業終了です。
店主 松谷さん:「離れてしまったお客さんもいるので、お母さんの入院で。呼び戻したいかな」
番組スタッフ:「いつまで続ける?」母 ひとみさん:「もうちょっと頑張るさ」
【お食事の店 まつや】
住所:北海道札幌市豊平区西岡3-9
電話:011-851-2740
営業時間:午前11時~午後2時
午後5時~午後7時半(LO午後7時)
定休日:日曜・祝日
※掲載の内容は番組放送時(2026年1月8日)の情報に基づきます。