東柏ケ谷小 車いすバスケを体験 パラスポーツで気づきを促す
海老名市立東柏ケ谷小学校(奥田五成校長)で、10月17日に車いすバスケットボールの体験授業が行われ、6年生49人が参加した。
これは福祉について学ぶ教室の一環。例年は車いすの介助体験を行っていたが、今年はパラスポーツを通じて児童の気づきを促したいという狙いから、体験授業が実現した。
講師を務めたのは(一社)日本車いすバスケットボールアカデミーの熊谷昌飛さんと長田龍司さんの2人。生活用と競技用の車いすの違い、車いすバスケのルールなどの説明の後に、ミニゲームを実施。児童たちは車いすを操作する難しさを体験しながら、シュートが入ると大きな歓声を上げて喜んでいた。
体験授業に参加した児童は、「難しかったけど楽しかった」と感想を話した。講師の熊谷さんは、「初めてのことでもやってみたら楽しい。みんなもいろんなことに挑戦してほしい」と体験や挑戦をすることの意義を児童たちに伝えた。