【インタビュー】あざとい彼女・ねこみ。、ライブ配信アワード受賞で人生を振り返る「インフルエンサーって呼ばれるようになったのもライバーっていう職業をやっていたから」<JAPAN LIVER FESTIVAL 2025>
11月14日、ライブ配信業界では初となる、各プラットフォームの枠を超えた祭典「JAPAN LIVER FESTIVAL 2025」が開催された。
【写真】LIVE TIMES AWARD 2025受賞の喜びを語るあざとい彼女・ねこみ。(全4枚)
同イベントは「AWARDS」「REAL EVENT」「MEET UP」の三本柱で構成され、これまで交わることのなかったライバー同士、そしてイベントの理念に共感した各プラットフォームや企業が一堂に集結。業界を横断する新たなつながりを生み出し、ライブ配信の可能性をより広く社会へ届けることを目的として行われた。
この日、あざとい彼女の動画などで人気のインフルエンサー・ねこみ。が「LIVE TIMES AWARD 2025」授賞式後にWWSチャンネルの取材に応じ、受賞の喜びや今後の展望を語った。
Q:今回受賞された率直な感想をお願いします。
ねこみ。:ここ1年半ぐらいで「ねこみ。」っていう名前が配信ではなくて、動画でいろんな人に知ってもらうきっかけができたんです。でもそのずっとずっと前からライバーをやっていました。この1年半で私がインフルエンサーって呼ばれるようになったのも、ライバーっていう職業をやっていたからっていうのがあって、私はライバーっていうものは大事にしながら、この1年半を過ごしてきたんですね。
なので振り返ってみて、本当に私は飾るような配信の仕方とかは全然してなくて、ずっとすっぴんパジャマとかで配信してきたんですけど(笑)。そんな私が7年かけて行なってきたライバーという職業でこのような賞をいただけたっていうの本当に感慨深いし、私が有名になる前から応援して支えてくれた人たちがいたからだなと思うので、これからもファンを大事にしながら、もっと新しいステージに行きたいなって思います。
Q:さまざまな努力されてきたと思うんですけど、今回受賞に至ったポイントってなんだと思いますか?
ねこみ。:私ライバーアイドルを2年間やってたんです。この間グループ卒業したんですけど、ライバーアイドルの認知を広めるために SNSを頑張った結果が今につながっています。「ライブ配信だけをやっているメンバーで構成されたアイドルをもっと広めていきたい」って思って始めたことで、インフルエンサーって言われるようになったので、そういう新しい試みにチャレンジしたことがきっかけで賞をいただけたのかなと思います。
Q:始めたきっかけなど、ライバー人生を振り返ってみていかがですか?
ねこみ。:7年前に始めた時は、本当にライブ配信すら知らないし見たこともないし、ライバーっていう職業が名前もなかった時代でした。
コロナ禍に入ってライブ配信がいろんな人が身近になったイメージだったんですけど、私が入った時は「ライバーこれから来るよ」って言われてたんですよ。でも思ってたより来なくって(笑)。「あれ?思ってたより来ないな?」って思ってたんです(笑)。
でも私は大きな夢があったり、目標があってライブを続けてきたっていうよりは、笑顔で配信ボタンを押すことを毎日してたら、いつの間にか7年経ったっていう感じなので、自分の中ですごく身近だったし、リスナーとの距離もめっちゃ近いことを私は結構大事にしてきました。
そんな感じで毎日楽しく配信ボタンをつけ続けてたら「こんな会ができるようになったんだ」って結構びっくりしたという、「やっと来た!」っていう感じはあります。
Q:今後広げていきたい活動や夢を教えていただけますか?
ねこみ。:ライブ配信とかライバーが職業として今成り立っているっていうことを知らない人はまだまだたくさんいると思います。スマホ1個で誰でもできるんですよ。私もマイクとか機材一切使ってないんです。今もただちっちゃいライト1個つけてるだけなんですよ(笑)。
私はもう今33歳なので、多分7年やったってことは多分これから7年後もきっとやってるんじゃないかっていうイメージがあって。だから40代、50代に入って配信をやってても、それはそれで面白いんじゃないかなって思うから。
いろんな世代の人が男女問わずにライブ配信をもっと身近に感じてもらったりとか、変なハードルがなく「ちょっとなんかやってみようかな」みたいなテンションで、ひょんなことから始めて職業にできる人っていうのはまだまだたくさんいると思うんです。
そういうライブ配信の良さみたいなものを広げていくきっかけに、私はなれるんじゃないかと思うから、そこを頑張りたいなと思います。
Q:最後ファンのみなさまへ一言お願いします。
ねこみ。:本当に7年前からずっと見てくれてるリスナーのみんな、そして最近私のことを知って応援してくれてるみんな、どんな人でも私と関わってきてくれた人は全て今の私に繋がってると思うので、これからも私の物語の1部になってほしいなって思います。
私の活動を通して、みんなも体験したこともないようなことを人生に組み込んでもらえるようなきっかけになりたいなって思うから、ぜひこれからもよろしくお願いしますと伝えたいです。