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伊勢湾のコウイカエギングが絶好調!釣る人で本命8匹ゲット【愛知・すずえい丸】

TSURINEWS

コウイカゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

最近、この時期になると楽しみにしている釣りがある。それはコウイカ釣り。2〜3年前から春先の伊勢湾の沖釣りターゲットとして注目され人気沸騰中。私もこの釣りにハマってしまい、週刊つりニュースの特集を読んで一気にヒートアップ。1月11日に釣行することにした。

すずえい丸でコウイカエギング

船は実績バッチリの愛知県・南知多町師崎港のすずえい丸だ。正月明け、伊勢湾では荒れる日が続いており、当日も天候が危ぶまれたが、なんとか出船できそうということで港に向かう。

船長に状況を聞きながら受付を済ませ、第15すずえい丸に乗り込む。釣り座は空いていた操舵室斜め左前の席。タックルは、コウイカで昨年実績を出した伊勢湾ゲームMH235というロッドに、PEライン1.5号を巻いたフォースマスター301DHをセット。仕掛けは、枝ス4号80cmの胴つき仕掛けを自作。これに3号のエギを付け、オモリは60号で統一だ。

午前7時に出船、港を出るとやや波がある。45分でポイントに到着。風はそれほどではないが、波が予想以上に高く船がかなり揺れる。これは厳しい釣りになりそうだ。

空アワセが重要

船長から「水深62m。始めてください」のアナウンスがあり仕掛けを投入。コウイカは底付近をウロウロしているので、着底を確認したらイトフケを取って、エギが潮流にナジむのを待ってから誘いも兼ねて海底をトントンと軽くたたくようにして底取りする。

その後、エギが底付近をフワフワさせるイメージでしばらくステイさせた後、サオを大きくゆっくり振り上げる動作を入れる。コウイカのアタリは分かりづらいので、この空アワセが重要。この時にズシンと重みを感じたら、コウイカがエギに抱きついた証拠なのでそのまま巻き上げる。

何も感じ取ることができなかったら、穂先をゆっくりと下ろして着底させる。このフォール時も要注意。この一連の動作を繰り返す。

本命手中に安堵

しばらくすると、トモでコウイカが上がったようだ。コウイカは単独行動しないはずなので、チャンスタイム到来と集中する。すると、ズシンッと重みが乗った。1匹目なので慎重に手巻きで巻き上げていると、途中でグイーッグイーッと力強い引きを見せる。船長が差し出したタモに無事に入りホッとする。

足元のオケで活かしておく(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

さあこれからだと意気込んで仕掛けを再投入すると、期待通りにすぐに乗ってきてくれた。気を良くして巻き上げていると、船の揺れで体が前のめりに突っ込んで思わず手をリールから離し、船べりについた瞬間に軽くなってしまった。

納得の4匹ゲット

気を取り直して再開。30分後に再び乗ったので、今度は電動で巻き上げる。これなら片手になっても大丈夫。2匹目を無事にゲットだ。しかし、調子が良かったのはここまで。エギを替えたり誘いを変えたりするが、1時間半ほどは無反応。

ようやく誘い上げた時に重みを感じたので、電動リールをオン。だが巻き上げていると、またもやフッと軽くなってしまった。リールのレバーを確認すると、なんと巻き上げスピードがハイになっている。大失敗だ。

ここで船長から「15分ほど移動します」のアナウンス。次のポイントは水深52mだが、ここではチビダコが釣れただけ。11時40分に再びアナウンスがあり、10分ほど移動。次は水深70mほどで私はコウイカを2匹追加できたが、バラシも3回あった。

コウイカ4匹ゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

そして、午後1時に終了。私の釣果は胴長コウイカ4匹とまずますの内容。今回はオレンジ系とチャート系のエギが有効だった。しかし、波があったとはいえ5回もバラしたのは反省点。ちなみにトップは8匹だった。

<週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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