横浜国大附属中 経済の仕組み学ぶ 横浜銀行が「おかねの教室」〈横浜市南区〉
横浜国立大学教育学部附属横浜中学校=大岡=で11月17日、3年生約120人を対象に横浜銀行が「はまぎんおかねの教室」を開催した。
学校で「金融教育」が必要される中、同銀行は今年度から横浜国立大学と連携した金融教育の取組を新たにスタートしており、おかねの教室はその一環。
横浜銀行地域戦略統括部で、金融教育ディレクターとしても活躍する橋本長明さんが講師を務め、10月から11月の3日間、全6コマの授業を実施した。生徒たちは「おかね」をテーマに、社会や経済の仕組みや働くことの意味、人生の生き方などを学んだ。
授業の最終日は、歌手として活躍する音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のももさんがゲストに登場。ももさんが好きなことを続けて今の仕事につながった経緯を説明すると、生徒たちからは将来の夢が次々と飛び出した。
橋本さんは「おかねは人生に必要な便利な道具だが、それ自体に価値はない。将来生きがいを持って働くために、今から好きなことや得意なことを増やしていってほしい」と話した。