酷暑にぴったり!冷やし担々麺でエネルギーチャージ 大石にある『中華そば 急がば啜れ』で夏季限定麺「冷やしスパイス担々麺」を実食 神戸市
阪神大石駅から徒歩で約6分の場所にある『中華そば 急がば啜れ』(神戸市灘区)は、30年ほどこの地で営業していた「竹家ラーメン」の跡地に昨年オープンしたラーメン店。夏季限定の「冷やしスパイス担々麺」が始まっていると聞きつけ行ってきました。
国道2号線沿いのお店はこの黄色いテントが目印。長年地域の方々に親しまれてきた「竹家ラーメン」へのリスペクトやお客様の中にある思い出も受け継いでいけたらと、地域に愛され続けた色を採用したんだそうです。
店主の飯島さんは長年数々のラーメン店で研鑽を積み、神戸市灘区にあるミシュランガイド ビブグルマン選出店『ENISHI(エニシ)』の立ち上げにも関わった経歴の持ち主。同店では、地域に根差したいと醤油中華そばや鶏白湯そばをメインに提供しています。
カウンター8席のみと男性客がメインのように感じますが、意外にも夫婦やカップルなど女性も多いとのこと。年代も20代から70代までと実に幅広いお客様が訪れるそうで、壁にはお子さんからいただいた手紙もあり、早くも地域の方々から親しまれているのが伝わってきます。
驚いたのは看板メニュー以外にも、裏面に記載のある「まぜそば」、常連さん限定「塩」、夏季限定の「冷やしスパイス担々麺」など計5種類のラーメンを提供していること!さらにご飯ものや唐揚げ、餃子にビールもあって昼も夜も楽しめそうです。
限定のラーメンは公式Instagramにて告知をしているのでそちらもチェックしてみてくださいね♪
まずは夏季限定の「冷やしスパイス担々麺」から実食。こちらは昼のみ提供。
『ENISHI(エニシ)』での経験も活かされた一杯には、「麺屋棣鄂」の平打ち麺、12種類のスパイスを調合した自家製ラー油や肉みそが入っていて、砂糖もきび糖を使うなどこだわりがたくさん!
しっかり混ぜて実食すると、ラー油の辛みとゴマのクリーミーさが見事に調和していて、山椒の香りと痺れが口の中を一気に爽やかにしてくれます。味玉やご飯も付いているので卵のコクが加わったり、残ったタレとご飯を一緒に食べたりと2度3度違う楽しみ方ができ、意外に辛さもマイルド。リピートするのも納得の一杯です。
暑さが少し落ち着くまで提供予定とのことなので、まずは8月に訪れてみて。
次にいただいたのは数量限定の「鶏白湯そば」。
ブレンダーでふわっふわに仕上げたスープは、愛知県産錦爽鶏や香味野菜で作った漬湯スープに錦爽もみじを加え、合計7時間炊いたもの。化学調味料を一切使わず無添加で後味にこだわっています。
丁寧に濾してなめらかにしたスープは雑味なく、麺とよく絡み1口食べるごとに鶏の濃厚な旨味が広がります。筆者もハマった「鶏白湯そば」は数に限りがあるため14時頃までの来店がベターかも。
ラーメン大好きな若き店主の渾身の一杯、ぜひ味わってみて下さい。
場所
中華そば 急がば啜れ
(神戸市灘区下河原通3-1-10)
営業時間
11:00~15:00(L.O. 14:45)
17:30~21:00(L.O. 20:45)
定休日
月曜日
※定休日は公式Instagramにてご確認ください
TEL
078-380-2238