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1日にごはんが90合なくなる…!?大盛り人気店の根強い人気はチーズ&にんにくたっぷり!

Sitakke

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HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

人気店のウラ側に密着!厨房を観測してみました。
今回の舞台は、種類の多さと大盛りで人気のお店。
厨房ではどんなことが起こっているのでしょうか?

人気の秘密はメニューの種類とボリューム!

人気店の裏側に密着!厨房観測。

今回の舞台は、広尾町にある「ラーメン飯店 大将」。

ずらっと並んだメニュー。
種類はなんと、約100種類!
驚きなのはメニューの多さだけではなく…?

お客さん:「盛りが多い」

お客さん:「量が多いのでみんな満足している」

そう、そのボリューム感!
大きな皿から溢れそうなカツカレー。
全員が満腹で帰っていく、盛りの良さが魅力です。

大忙しの店内のいたるところにカメラを仕掛け、その裏側を探りました。

次から次へと注文が…大盛りの人気店に密着!

午前7時。
厨房で作業を始めたのは、マスターの菅野さん。
1人で朝の仕込みを始めます。

マスター菅野さん:「ある程度用意しておかないと、間に合わなくなる。慌てた顔撮られたら困るしょ」

ごはんは30合、みそ汁を準備しました。

マスター菅野さん:「日曜日はカツカレーとかまとまってくるときがあるから、ある程度湯せんしておく」

仕込みをしながら、予約されていたお弁当の準備も始めます。

午前9時。スタッフがやってきました。

この日は閉店まで4人での営業です。

お弁当が完成!
飽きが来ないよう中身は毎度変えているそうです。


2.2キロのチャーハン

午前11時、営業開始。
1組目の客が来店しました。

お客さん:「豚丼で!」「カツカレー!」

次々にお客さんはやってきます。

スタッフ:「Aセットみそ(ラーメン)と(チキン)ソテー定食小盛り2つとチャーハン大盛です」

厨房では、事前に予約されていた持ち帰り注文と同時進行で調理を行っています。
注文された料理が次々とお客さんの元へと運ばれていきます。

お客さん:「すげぇ!」

チャーハン大盛りの重量を図ってみると…

マスター菅野さん:「2.2キロ…ちょっと多いけど大体このくらい」

お客さん:「ほら、だから言ってたしょ。私ご飯少なくしたんだから。大盛の店だから」

追加のごはんも炊き上がりました。
さらに、11人前の持ち帰りも完成です!


ピークタイムへ!根強い人気メニューは

正午、お昼のピークタイムに突入!

スタッフ:「青椒肉絲定食・ポテト・カツカレー・カキフライ定食・ザンギ5個・ギョーザ。お兄さん、それチャーハンセットのラーメンからみそ味なんだ~」マスター菅野さん:「は~い」

お店の人気メニューのひとつザンギは、前日に仕込み、揚げるだけの状態でスタンバイしておきます。

定食になると驚きのボリュームです!

お客さん:「やっぱりうまい」

他にも根強い人気メニューがあります。

チーズたっぷりのチキンソテー定食。

お客さん:「決めてます、それしか食べない。チーズとニンニクが好きなので」

メニューは少しずつ増えていったそうで…

マスター菅野さん:「いつも来ていたお客さんが『なんか変わったのない?』って言って出来たのがソテー定食。それが定番になった」

番組スタッフ:「どんどんそうやって増えていって?」マスター菅野さん:「そうですね、従業員には怒られてます」

お客さん:「Aのミニカレーライスとラーメンのセットで、醤油ラーメン。ミニ…?ミニカレーライス。これ普通の量ですよね?」

食べきれなかった方のために、持ち帰り用のパックも用意してあります。


落ち着いたら次の仕込み…

午後1時30分。
お店が落ち着くと、厨房では今後の仕込みを始めます。

午後5時。再び店内が込み合ってきました。
本日2度目のピークタイムに突入です。
マスターも小走りで調理に追われます。

そこに、電話での注文が入りました。

スタッフ:「ザンギ弁当・豚丼2つ・カツカレー小盛り・エビフライ弁当・カツ定食、何分?」
マスター菅野さん:「ん~30分!」

その直後に店内でも…

スタッフ:「店が、ジャージャー麵・醤油バターラーメン・ザンギセット・ホタテ大盛・持ち帰りでギョーザ・ザンギ5個です!」

お客さん:「おいしいです」

午後6時。閉店まではあと1時間です。

スタッフ:「よし、片づける。帰るぞ。大体1時間前にみんなソワソワしだす。やっと帰れるぞって。」
番組スタッフ:「お店はラストオーダーとかないんですか?」
スタッフ:「ないですね。のれんが降りていても客が来たら受け入れたりします。社長の方針なので」

スタッフ:「のれんは、10分前。18時50分に入れるんだけど、でもいいかなとか言っちゃう。来てくれたお客さんを帰すことはできない」

この日、閉店間際にも人気メニュー オムライスの注文が入りました。


合計のごはんの量は…

午後7時閉店の時間。

番組スタッフ:「どうでしたか?今日の忙しさは」スタッフ:「全然。先週はもっとすごかった」
マスター菅野さん:「忙しいうちに入らない」
番組スタッフ:「もっと忙しい日もある?」スタッフ:「そうですね、なにがなんだかわからないときがある」

番組スタッフ:「忙しく動いてるのって生きがいになる?」スタッフ:「生きがいより息が絶えます」

番組スタッフ:「12時間以上ほぼ立ちっぱなしじゃないですか、大変じゃないですか」
マスター菅野さん:「ずっとこの状態ですから、いつもと同じです」

番組スタッフ:「お客さんにどういう気持ちでお店を出てほしい?」
マスター菅野さん:「やっぱりハッピーな気持ちになってもらえれば」

取材した日は日曜日。
1日でごはん90合、ラーメン50食、ザンギ用鶏肉8キロ、とんかつ用のロース肉3キロなどを使ったそうです。
マスターの菅野さんは「お客さんの驚きと笑顔が見たい」という思いで、ボリュームたっぷりの料理を提供し続けています。

【ラーメン飯店 大将】

住所:広尾町並木通東3丁目
電話:01558-2-0234
定休日:水曜

※掲載の内容は番組放送時(2025年6月26日)の情報に基づきます。

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