免疫力UPに効く『桜エビ』が殻ごと食べられて優秀!脂肪の吸収を抑制する効果も!驚きの成分キチン・キトサンって何?【1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法】
免疫力アップに効く大注目食材『桜エビ』
桜エビ(素干し桜エビ)に含まれているキチン・キトサンという成分はご存じでしょうか。キチン・キトサンは動物性の食物繊維の一種。キチンは、カニやエビなどの甲殻類の殻、貝殻のほか、きのこや酵母など菌類の細胞壁に含まれる成分で、キチンを分解したものがキトサンです。甲殻類の殻をそのまま食べるのはなかなか難しいですが、「桜エビ」ならそれが可能です。
キチン・キトサンは、免疫力を上げて自然な治癒力を高めると考えられています。幅広い健康効果のある大注目の栄養成分で、高血圧や肥満、動脈硬化の予防や改善、血糖値を下げ、さらにはがんの予防や転移抑制にも効果が認められています。また、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患や便秘の改善、肩こり、更年期障害の症状を緩和、骨粗しょう症の改善などにも効いたという報告も。
カニの殻やエビの殻を家で気軽に食べるのは難しいですが、桜エビなら殻ごと食べられます。素干ししたものは通年で手に入りやすく、保存もきくので、炒めものやサラダに振りかけたり、スープに入れたりしてキチン・キトサンを補給できます。生や釜揚げの桜エビは、素干しのものとは違った甘みや食感が楽しめるので、旬の時期に見つけたらぜひ味わってみてください。エビフライやエビの天ぷらのしっぽもキチン・キトサンのかたまり。しっかり火を通して、よく噛んで食べてみてください。
驚きの成分キチン・キトサンって何?
甲殻類の殻やきのこ類などに含まれる成分。免疫力を高める、生活習慣病の改善、がん予防など、さまざまな健康効果が期待されています。
殻ごと食べられる「桜エビ」が優秀
\殻ごとまるっと食べられる:桜エビ/
効果的な食べ方
炒めものやサラダ、スープ、ごはん、めん類など、どんな料理にもさっとふりかけるだけで、栄養をこまめに摂取できます。
注目の成分キチン・キトサンカルシウム血中コレステロールを下げて肥満予防に
腸で脂肪の吸収を抑制するため、LDLコレステロールを下げる効果が。肥満予防にも繋がります。
免疫力を高め病気知らずに
がんや喘息など多くの病気の予防に効果が認められ、免疫力の向上に働きかける注目の成分です。
牛乳の約18倍ものカルシウムが含まれる
カルシウムの1日の推定平均必要量は550mgで、牛乳だと約2.8杯分。桜エビなら20g食べれば、400mgもとれます。
【出典】『1週間で勝手に-10歳若返る体になるすごい方法』著:管理栄養士 菊池 真由子