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自然あふれる北摂エリアで注目の公園3選~オルタナの森 Minoh・ダムパークいばきた・豊中つばさ公園 『ma-zika』~

LIFE

住みたい街として人気の大阪・北摂。1970年開催の国際博覧会を契機に開発が進み、道路や鉄道ネットワークが充実し、アクセスが良い地域です。国際博覧会当時から今なお子育て世代に人気がある北摂エリア。住宅地のほど近くに緑も多く残っており、都会的な利便性と自然環境のバランスのよさも人気の一因となっています。

そんな北摂エリアでは、近年、自然の地形や既存施設の特徴を活かした大規模な公園スポットのオープンが続いています。日常生活に隣接し、遠出せずとも楽しめる北摂エリアの3つの大規模公園を紹介します。

北摂エリア おすすめ公園3選

北摂エリア注目の公園①【箕面】オルタナの森 Minoh

オルタナの森 Minohの基本情報

オルタナの森 Minoh

箕面の「オルタナの森 Minoh」は、箕面市立青少年教学の森野外活動センターをリニューアルして、2023年4月にグランドオープン。自然体験、野外活動などの生涯学習の場であり、多様なキャンプニーズに対応できる施設に生まれ変わりました。箕面市在住者はもちろん、大阪市内からでも身近なキャンプ場として利用でき、阪急箕面駅から約2.5kmという場所にありながらも自然を堪能できるスポットです。

【施設名】オルタナの森 Minoh(箕面市立青少年教学の森野外活動センター)
【住所】箕面市新稲2-257-3
【アクセス】
<車>大阪市内から約30分 (阪神高速利用)
<電車・バス>阪急箕面駅よりAIオンデマンドバス(AIオンデマンド交通「のるーと」)利用で約10分など
【利用料】
・棟貸施設(ロッジキャンプ)1泊6,400円~
・宿舎施設(インドアキャンプ)1泊6,240円~・(オルタナキャンピングスペース)1泊5,600円~
・テント泊(リビングキャンプ)1泊5,600円~・(フリーキャンプ)1泊2,240円~
・日帰り利用(ルーフトップBBQ)1日5,500円~・日帰りプラン1日400円~
※箕面市在住者は箕面市民優待予約の利用可能

オルタナの森・Minohキャンプサイトマップ(箕面市立青少年教学の森野外活動センター「オルタナの森・Minoh」HPより)

オルタナの森 Minohの特徴

オルタナの森 Minohでは、テント泊だけでなく、インドアキャンプ、ロッジサイトでの宿泊ができます。キャンプ初心者でも楽しめる環境が整っていて安心です。日帰りでもバーベキューを楽しむことができ(要予約)、調理器具などレンタル(有料)したり、薪や着火剤は売店で購入したりも可能。(グリル、焚火台、カセットコンロなどの火気取扱機材の持ち込みは禁止。)

(多様なキャンプニーズに対応。日帰りでバーベキューも楽しめる・箕面市立青少年教学の森野外活動センター「オルタナの森・Minoh」HPより)

施設内にはカフェがあり、ランチメニューなどはないものの、ソフトドリンクやデザートを注文できます。
箕面市ではAIオンデマンド交通「のるーと」が運行中。専用アプリで配車リクエストし、オルタナの森まで乗車することができるので、車利用でない人にも便利です。

こんな人におすすめ!

キャンプ初心者さん向けの施設です。子ども連れで、気軽なキャンプを楽しみたい人や、近場で自然を楽しみたい人、宿泊までは希望しないという方もライトに楽しめます。自然を満喫しながら日帰りでバーベキューを楽しみたい人にもおすすめです。

【茨木】ダムパークいばきた / GRAVITATE OSAKA

ダムパークいばきた の基本情報

ダムパークいばきた

「ダムパークいばきた」は、2023年9月に供用開始された安威川ダム周辺に整備された公園です。安威川ダムは全国的にも珍しい都市近郊型ダムといわれています。

2024年4月に「ダムパークいばきた」が先行オープンし、そのうちの吊り橋エリアに2025年3月「GRAVITATE OSAKA」がオープンしました。治水や防災のための機能であるダムとアクティビティを融合したこの一体施設は、あまり類を見ない新しいスタイルといえるでしょう。

【施設名】ダムパークいばきた/ GRAVITATE OSAKA
【住所】茨木市大字生保53-1
【アクセス】
<車>・名神高速道路「茨木IC」から約15分・新名神高速道路「茨木千提寺IC」から約5分
<電車・バス>・JR茨木駅からシャトルバス利用・JR茨木駅または阪急茨木市駅から阪急バス利用
【入場料】
・GRAVITATE OSAKA: 入園料550円(ハイシーズン770円)
・つり橋通行料 大人1,100円 小学生550円 ほか
※いずれの料金もハイシーズンの料金は異なります
【駐車場】あり

ダムパークいばきた内マップ(茨木市HPより)

ダムパークいばきたの特徴

注目の吊り橋はなんと全長420m! 日本最長の歩行者用吊り橋となっています。ここでブリッジウォークやブリッジスイング、バンジージャンプといったアクティビティを体験でき、スリルと絶景を味わうことができます。

(安威川ダムにかかる日本最長の歩行者専用吊り橋・茨木市HPより)

「ダムパークいばきた」には、ドッグランや各種イベントが開催される野外ステージ、子どもの遊具広場もあります。住宅地の近郊に、自然の地形を生かした公園と、「日本一」を利用した体験スポットが同居する、そんなユニークな公園です。

こんな人におすすめ!

なんといっても、「日本一」の吊り橋を体験したい人にはぜひ行ってほしい公園です。スリルあるアクティビティに挑戦したい人や、ダム好きな方にとっては、楽しめるポイントが多いのではないでしょうか。子ども連れや、ペットの犬と一緒に出かけたい人にもおすすめです。

【豊中】豊中つばさ公園 『ma-zika』

豊中つばさ公園 『ma-zika』の基本情報

豊中つばさ公園 『ma-zika』の整備イメージ図・2024年10月時点(豊中市HPより)

豊中つばさ公園『ma-zika』は、大阪国際空港周辺緑地事業の緩衝緑地2期事業の計画地。「飛行機撮影の聖地」として知られる千里川土手と、隣接する原田緑地が一体整備され、「人が集まり、長時間快適に過ごせるにぎわいの場にしたい」(豊中市)と計画が始まったのが約6年前。豊中つばさ公園『ma-zika』となりました。2025年8月に一部開園し、全面開園は2027年3月の予定です。

【施設名】豊中つばさ公園『ma-zika』
【住所】豊中市原田中2-2-14
【アクセス】
<車>阪神高速11号池田線「豊中北」出口から約2.3kmなど
<電車>阪急曽根駅から徒歩約1.8km
<バス>阪急バス「阪急曽根駅」2番乗り場から95系統「クリーンランド・イオンモール伊丹行き」に乗車し「豊中つばさ公園『ma-zika』」で下車
【入場料】無料
【駐車場】あり豊中つばさ公園『ma-zika』の特徴

この公園の最大の特徴は、実際に空を飛ぶ飛行機をすぐ間近に見ることができること。『ma-zika』の名称は、ここから付けられています。伊丹空港に隣接する立地を最大限に活かしたスポットというわけです。滑走路に着陸間際の航空機の迫力満点の姿は、他ではなかなか見られない圧巻の景色で、子どもはもちろん、大人もわくわくします。

今後は全面開園に向けて、芝生広場、屋根付展望広場、マルシェ広場、イベント広場、ドッグランや飲食施設のほか、一部の自然林を残しながら緩衝緑地として再整備される「自然の森」や、2025年開催の国際博覧会で植えられていた樹木を移植し「観察の森(万博レガシーの森)」などが整備されていきます。体験農園もできる予定です。

都市部にありながら、川の水辺、飛行機が飛ぶ空、豊かな緑といった自然を楽しみ、迫力ある飛行機を間近で体験してみてください。

豊中つばさ公園『ma-zika』の2025年9月時点の様子。2027年3月全面開園に向けて工事が進んでいます

こんな人におすすめ!

飛行機好きな人にはもちろん、そうでない人にとっても、飛行機の魅力に気づける場所になっています。空港へ着陸間際の飛行機を間近で見たい人や、乗り物が大好きな子ども、カメラ撮影が好きな方にとっても思う存分楽しめるでしょう。

実際に豊中つばさ公園 『ma-zika』に行ってみた

豊中つばさ公園 『ma-zika』で、一部開園イベント「ちょこっとオープンフェスタ」が9月13日に開催されました。初秋とはいえ、薄曇りで蒸し暑さの残る連休の初日。実際に航空機が頭のすぐ上を通過する迫力を体験するべく行ってきました。

当日は、公園の駐車場の近くに臨時の駐車も2ヶ所設置されていました。三連休初日の午前10時からフェスタは始まります。休日とはいえ、部分開園の公園にそんなに人が集まるかな?という予想に反して、10時少し前には駐車場へ向かう車の列が!いちばん遠い駐車場になったものの、無事駐車できホッとしました。

10分弱ほど歩いて会場へ向かいます。公園が近づくにつれ、子どもづれやベビーカーを押した家族が列をなし、同じ方向へと歩いていきます。

やがて、公園に入る前から元気な声が聞こえてきます。地元の有名高校チアリーディングチームのパフォーマンスがすでに行われているようです。公園は、フェスタ開始早々からにぎわっていました。航空機をもっとも間近で見ることができる屋根付展望広場周りには、航空会社のブースや、飲食屋台が並び、その様子を見ながら、まずは屋根付展望広場へ上がりました。

目の前には離着陸する航空機のための航空灯火が見え、この上を飛行機が通るのがわかります。展望広場には屋根があり、将来的には航空機の真下まで行ける展望芝生広場(BANK)につながる予定です。

屋根付展望広場の目の前を通過する迫力の航空機の姿

この日、滑走路へ向かう着陸機が頻繁に目の前を通るたびに、広場にいるお客さんたちは一斉に前に進み、カメラを向けていました。近距離航路を行くプロペラの小型機から、大型機まで、機体に描かれた航空会社のマークもさまざま。遠くから雲の合間にひときわ明るい航空灯が見えたら、間もなく目の前を轟音とともに通過する、着陸ショーは見ごたえ十分です。見の前を航空機が通るたびに展望広場には子どもたちの歓声がひときわ大きく響いていました。

カメラを向ける人などにぎわう屋根付展望広場のデッキ

数機の着陸を見終えた後、下に降りてイベントブースをのぞいてみました。キッチンカーには美味しいものを求めて並ぶ人の列。航空会社のブースでは、紙飛行機を作って飛ばそうと「JAL折り紙ヒコーキ教室」にも子どもたちが並んでいます。好天に恵まれたわけでもない土曜日、季節に反して蒸し暑く雨まで降る中、予想以上に多くの人でにぎわっていた「ちょこっとオープンフェスタ」。とりわけ、印象的だったのは子どもたちの多さとその元気な声でした。

航空会社のブースなど賑わうフェスタの模様
キッチンカー・飲食ブースで人気だった豊中市のマスコットキャラクターをかたどった「豊中マチカネ焼」

リアルな飛行機の、さながら着陸ショーを目の前で見ることができる豊中つばさ公園 『ma-zika』。阪急宝塚本線「曽根」駅からも車で10分程度と、住宅街にも程近い場所にあります。大人も子どもも、休日を身近な場所で、しかも入場料無料で楽しめるスポット。2027年の全面開業がますます楽しみになってきました。

つぎつぎ生まれる新しい公園施設。家族の休日がますます充実する北摂エリアの暮らし

今回紹介した3つの公園は、住宅地からすぐ行ける距離にあり、北摂の自然環境を活かした地域らしさにあふれた場所ばかり。今までにない体験とともに、家族の休日の満足度を上げてくれることでしょう。遠出することなく、身近にこうしたスポットがあることは、北摂エリアの暮らしの充実度アップにもつながります。北摂に住む人も、そうでない人も、ぜひこれら3つの公園を実際に訪れて体験・体感してみてください。

この記事では画像に一部PIXTA提供画像を使用しています。

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