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阪神の連覇に必要不可欠な村上頌樹/伊藤将司/大竹耕太郎の10勝トリオ以上の活躍期待の“虎のエース”とは!?【阪神タイガース戦力分析2024】

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阪神の連覇に必要不可欠な村上頌樹/伊藤将司/大竹耕太郎の10勝トリオ以上の活躍期待の“虎のエース”とは!?【阪神タイガース戦力分析2024】

阪神タイガース戦力分析2024

チームの連覇は“虎のエース”の復活にかかっている!

【阪神のキーマン】青柳晃洋

2021~2022年の2年間“虎のエース”として無双したが、昨季は大いに苦しんだ。今季の阪神先発陣を見ると、村上、大竹の2投手は昨季ブレイク組。伊藤もプロ入り後安定した投球を見せてはいるが、まだ4年目と経験値の浅い投手が多い。首脳陣は当然ながら昨季並みの数字を期待するだろうが、そう上手く運ばないケースも十分想定できる。そんなときに力になるのが頼れるベテラン……つまり、青柳の存在だ。今季も2ケタ勝利投手3人を差し置いて岡田監督から開幕投手に指名されており、その信頼の厚さが透けて見える。もしも村上、大竹、伊藤の3投手が昨季並みの結果を残し、そこに復活した青柳が加われば、まさに「鬼に金棒」。その手に掴んだ“エース”の称号を手放さないためにも、年間通しての先発ローテ死守と2年ぶりの2ケタ勝利は目標ではなく“ノルマ”だ。

阪神タイガースの投手陣

投手陣に目を向けると、さらに“盤石”と言える。先発陣は村上頌樹、伊藤将司、大竹耕太郎の「10勝トリオ」だけでなく、青柳晃洋、西勇輝といった実績十分のベテラン勢。さらには昨季8勝、防御率1.82の才木浩人と先発ローテ6人全員が2ケタ勝利を狙える面々。加えて、キャンプから猛アピールを続ける高卒2年目左腕・門別啓人も開幕ローテ入りに名乗りを挙げるなど、「先発ローテの担い手」がダブつくという他球団からしたら羨ましいことこの上ない状況にある。

リリーフ陣も湯浅京己の出遅れが気がかりだが、質、層ともにやはり他球団を凌ぐ。今春キャンプで村上頌樹に話を聞く機会があったが、「本当に少しでも気を抜けば一気に抜かれてしまう。そのくらい、良い投手が揃っています」と、昨季MVP&新人王右腕にそこまで言わしめる良質な投手陣が揃っている。

花田 雪


(はなだ きよむ)

1983年、神奈川県生まれ。 編集プロダクション勤務を経て、2015年に独立。ライター、編集者として年間50人以上のアスリート・著名人にインタビューを行い、野球を中心にバスケットボール、大相撲、サッカー、ラグビーなど、さまざまなジャンルのスポーツ媒体で編集・執筆を行う。 著書に『あのプロ野球選手の少年時代』(宝島社)『オリックス・バファローズはいかに強くなったのか~選手たちの知られざる少年時代~』(日本文芸社)がある。

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