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ボウリング世界選手権へ シニア日本代表で出場 山添村・井岡さん

伊賀タウン情報YOU

公式ユニホームを着てポーズを決める井岡さん

 「ジャパン・ボウリング」のシニア(50歳以上)日本代表で奈良県山添村在住の会社員、井岡聖一さん(52)=JB伊賀支部忍クラブ所属=が、10月13から23日まで米国ネバダ州で開催される世界ボウリング連盟(IBF)主催の世界選手権に挑む。

大会に向け練習に励む井岡さん

 ボウリングを始めたのは三重県伊賀市内に勤務することになった24歳のころ。始めて1年も経たないうちに「競技をやってみないか」と誘われ、リーグ戦に参加するようになった。29歳で結婚、子育てなどでしばらく競技から遠のいていたが、42歳の時、仕事関係の人たちと参加したボウリング大会をきっかけに競技を再開するようになった。

 市内のボウリング場でプロのレッスンを受けるようになり、技術が向上すると、ますます面白くなってきたという。2年前には、目標としていた国体の三重県代表選手に選ばれ、東海ブロックを勝ち抜いて鹿児島国体に参加した。

 昨年6月、全国の有資格者の中からシニアジャパン選考会で選ばれ、今秋の世界選手権への切符を手にした。

 井岡さんはミスのない試合運びを得意とし、1フレームでストライクもスペアも取れない「オープンフレーム」がほぼないという。最近の試合では緊張もなく、1ゲーム300点満点を3回記録するなど、好調を維持している。

 「ボウリングで仲間が増えるのがうれしい」という井岡さん。大会では個人戦、2人チーム戦、4人チーム戦に出場するが、「その結果の成績上位者で争うマスターズ戦に進出するのが目標」と語った。

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