シロエビ2倍! 富山土産の定番せんべいがプレミアムに【日の出屋製菓 ささら屋】工場見学に焼きたて団子も
毎日のおやつにも、贈り物にも、幅広く愛される「せんべい」。米を主食とする文化から生まれた、日本人にとってはソウルフードとも言える存在です。
特に、米も水もおいしい富山県においてはことさらに愛されていて、日常の団らんに、法要に、お茶うけにと引っ張りだこ。
そんな富山でせんべいを作り続けて1世紀以上、県を代表する米菓店が「ささら屋」です。
富山土産の定番となっている「しろえびせんべい」をはじめ、バラエティ豊かな商品は時代を超えて愛されています。
愛されて1世紀以上! 創業1924年の米菓店
ささら屋の創業は1924(大正24)年。今から100年以上前です。
今では県内に8店舗、石川県や東京など全国にも直営店を展開していますが、創業当時はわずか3人の従業員でせんべいを売り歩いていたそう。
米やシロエビ、昆布などの素材にこだわって作る米菓は、県内の人にはもちろん、富山のお土産品として県外でも愛されています。
立山工場・立山本店は2008年にオープン。
広々とした店内には、豆や昆布が入った定番のおかき「柿山」や、富山の特産・シロエビの風味で人気の「しろえび紀行」、チョコレートがコーティングされた「チョコっとあられ」などバラエティ豊かなお菓子の数々が並びます。
ちなみに、「柿山」の由来は富山の方言。富山では米菓のことを“かきやま”と言うんです。
▽立山本店内「おこめぢゃや」の記事はこちら
1番人気! プレミアムなしろえびせんべい「しろえび撰」
ささら屋の数ある商品の中で1番人気なのが「しろえび撰(せん)」。コンセプトは”プレミアム感”です。
ささら屋を代表するしろえびせんべい
数ある商品の中でも、ささら屋を代表するせんべいがしろえびせんべい。
透き通るような美しい姿から“富山湾の宝石”と呼ばれるシロエビをたっぷり使用。その香ばしい風味と、お米のうまみが上品に調和した味わいに、ついつい「もう1枚!」と手が伸びてしまう薄焼きのせんべいです。
「しろえび撰」は定番ラインの「しろえび紀行」の2倍以上のシロエビを使用し、米は富山県産うるち米100%。うまみと香ばしさを存分に楽しめる、まさにプレミアムな1品です。
薄く焼き上げた生地はパリッパリ! 食べる音までおいしく感じられるよう。
富山の食の恵みがギュッと詰まっているので、富山土産としてもおすすめです。
しろえびせんべいはこうして作られる! 人気の工場見学
立山工場では、せんべいの製造工程が見られる工場見学も人気。
少人数なら予約なしでも工場2階の通路から自由に見学できますが、事前予約するとスタッフが案内してくれるので、より詳しく製造工程を知るとこができます。
特別に工場の中に入り、製造の様子を近くで見せていただきました。
せんべいの生地は、富山県産米を15時間以上水につけて粉にした後、お団子状にして冷ましてから成型します。
1番気を使うのが水分量。お米そのものの水分や、その日の天気、湿度によって加える水分を調整し、水分量を一定に保っているのだそう。
ローラーで薄く伸ばした生地は、せんべいの形に型抜きされます。
そのあと1時間かけてじっくり乾燥させ、さらに一晩寝かせます。
仕上げの焼きにもこだわりが。生地をはさんで上下のバーナーで炙るのですが、よく見るとバーナーの位置が上下でずらしてあるんです。
その中を生地がゆっくりと進むことで、手焼きでひっくり返す状態を再現しているのだとか。こちらはささら屋独自の機械なんだそうです。
こうして一連の作業は機械で行われていますが、すべてを機械任せにしているわけではなく、生地の水分量や乾燥工程などは職人が細やかに見極めているのだそう。
ひとつずつ丁寧に作業され、おいしいおせんべいが出来上がっていきます。
ホタルイカもせんべいになった! 「ほたるのひかり」
丁寧に作られる自慢の米菓はほかにも。
こちらはホタルイカの旨味がぎゅっと詰まった「ほたるのひかり」です。県産うるち米を100%使用し、富山湾の春の風物詩ホタルイカを練り込み焼き上げた1品。
一口食べればホタルイカのコク深い風味とお米の香ばしさが広がります。おやつやお茶うけにぴったりです。
立山店限定!? あんこをサンドした甘じょっぱい「あんとろべい」
こちらは、ちょっとレアな商品「あんとろべい」。富山県内の店舗では立山店のみで買える限定品です。
しろえびせんべいに、北海道産小豆で仕込んだ餡子をサンドした甘じょっぱ~い1品。
せんべいのパリッとした食感を損なわないよう、水分ととろみのある餡子をホワイトチョコでコーティング。
何度も試作を繰り返し、それぞれの味を活かすバランスにたどり着いたのだそう。100年以上の歴史の中で得た革新的な製法で生み出される新しい味です。
カフェや展望台など見どころたくさん
立山本店にはお菓子の販売と工場見学のほかにも、立山連峰を見渡せる展望デッキ、立山を背景に記念写真を撮れるフォトスポットなど、見どころが盛りたくさん。せんべいの手焼き体験も人気です。
カフェスペースでは富山のお米を使った焼きたてのお団子を味わうこともできますよ。
季節を問わず、おやつや贈り物の調達に、カフェタイムにと様々なシーンで重宝するお店。観光スポットとしても楽しめるので、県外から訪れた人のおもてなしにもおすすめですよ。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年5月12日放送
記事編集:nan-nan編集部
【おこめぢゃや 立山本店 / ささら屋 立山本店】
住所 富山県中新川郡立山町沢端21
営業時間 10:00~16:00
土・日曜、祝日 10:00~16:30