カーリング男子日本代表がパンコンチネンタル選手権で準優勝、女子とともに世界選手権へ
決勝で中国に敗退も初の銀メダル
10月27日から11月2日までカナダ・ラクームで行われていたパンコンチネンタルカーリング選手権大会(PCCC)2024で男子日本代表が準優勝に輝いた。
パンコンチネンタル選手権は、2022年に世界カーリング選手権大会の予選地域、アジアパシフィックゾーンとアメリカゾーンを統合して開催されることになった大会。統合後、男子日本代表が決勝に進出し、銀メダルを獲得するのは初の快挙だ。
男子日本代表は決勝で中国に4-6で敗戦。女子日本代表も3位決定戦で中国に3-7で敗れたが、男女とも世界選手権出場枠を確保した。銀メダルに輝いた男子日本代表選手のコメントは以下の通り。
■阿部晋也(サード/スキップ)
「PCCCには初参加でしたが、世界選手権出場権を獲得出来たこと、表彰台に上がる事が出来た点はチームとして取り組んできた事の一つの成果だと思います。しかし、決勝戦で中国に敗れたことは非常に悔しい結果であるため、この悔しさをモチベーションに変えて、引き続き競技活動に取り組んで行きたいと思います。応援ありがとうございました」
■清水徹郎(フォース)
「まずは、世界選手権の出場権を獲得できたことは良かったと思います。その中で準優勝という結果は個人としてもチームとしてもプラスに捉えられる点だと思います。ここから更に強くなるためにまた頑張っていきます。たくさんの応援、ありがとうございました」
■佐藤剣仁(セカンド)
「今大会は世界トップレベルのチームとの戦いができてとても学びが多かった1週間となりました。準決勝で強豪のカナダに勝てた一面、決勝ではパフォーマンスを発揮できなかったことがとても残念でした。また帰国後さらに精度を高め日本選手権に挑みたいと思います。沢山の応援ありがとうございました!」
■敦賀爽太(リード)
「今回初めてPCCCに参加し、いい結果を持ち帰れたことを嬉しく思います。また決勝の舞台で試合をできたことや予選で徐々に調子をあげて決勝トーナメントにつなげることなどいい経験を多くできた大会でした。今大会で得た経験や課題を活かして日本選手権に繋げていきたいと思います。時差のある中、たくさんの応援ありがとうございました!」
■大内遥斗(リザーブ)
「世界選手権の権利を獲得し、代表としての役割を果たしながら、メダルを獲得できたことをとても嬉しく思います。個人的には、試合に出られずチームに貢献できなかったことが非常に悔しく、またチームとして最後に勝ち切ることができなかったのも心残りです。今大会で得た多くの学びから、さらに成長していきたいと思います。応援ありがとうございました」
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記事:SPAIA編集部