ITを捨てよ、公園で遊ぼう TAMおやこまつり
TAMおやこの広場が主催する「TAMおやこまつり」が4月26日、都筑中央公園のステージ広場で開催された。
TAMは、親子で舞台芸術を鑑賞し、活動を通して子どもたちの感性を豊かに育てることを目的とした団体「NPO法人横浜こどものひろば」の中の一つ。都筑区(T)、青葉区(A)、緑区(M)で活動していることから各区の頭文字をとり、名づけられている。会員制で0歳から70代まで約120人が加入。定期的な舞台鑑賞会のほか、年に一度、「子どもたちがやりたい事」を凝縮した「おやこまつり」を開催している。
この日は会員約100人のほか、外部から約70人が参加した。広場には子どもたちが考えた手作り感満載のコーナーが10カ所設けられた。バスケットボールが大好きだという区内の小学2年生の男児は、両親とてこの原理を利用したバスケットボールゲームを考案。ゲームを楽しむ親子にアドバイスを送るなど「接客」も楽しんだ。また広場の芝生の上では、段ボールで作ったジャンボ滑り台やキャタピラなど、体を使った遊びで子どもたちの歓声がこだました。
午後は2チームに分かれてチャンバラ合戦を実施。運営委員長の長谷川奈美さんは「発散する場が少ない子どもたちはルールの中で『暴走』することで、『制御』の方法を覚えていく」とその意義を語った。