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伊勢原市が地域の魅力を紹介する市公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ「伊勢原びより（@isehara_biyori）」のフォロワー数が運用から11カ月で１万人を突破、現在も増え続けている。市では１万人突破を記念したキャンペーンも予定している。

「伊勢原びより」は県市町村自治基盤強化総合補助金活用事業で、伊勢原市第６次総合計画に掲げる「広報・シティプロモーション」施策における重点取り組みの一つ。

伊勢原市がもつ多様な市の魅力を画像・動画による視覚的な発信を行うことで認知度やイメージ向上を図ることなどを目的に２０２３年８月に運用を開始、６月15日に１万人を達成した。

伊勢原市を含む首都圏近郊の20歳代から40歳代を主なターゲットとし、市内の風景・自然、観光地、ロケ地、グルメ、土産品、イベント、文化財など、市の魅力についてショート動画を中心に発信、土産品プレゼント等も実施している。投稿頻度は週３回程度で月に約12回の投稿を行う。

フォロワーは男性33・４％、女性66・５％。エリア別では伊勢原市が19・９％、横浜市が７・８％、秦野市と厚木市が５・１％、平塚が５・０％となっている。

年齢別の内訳は35〜44歳が39・５％と最も高く、25〜34歳が30・７％、45〜54歳が14・２％で市がターゲットとする20歳代から40歳代が約８割となる。

運用開始以降順調にフォロワー数を伸ばしてきた市では、８月に１周年と１万人を達成した記念キャンペーンを予定。フォロワーの応援メッセージを記入してもらい、アンケートに回答すると季節の豆腐懐石が当たるというもの。

市広報戦略課では「今後も継続して認知度・イメージ向上を図りつつ、今年度は直近のイベントを紹介する『おすすめイベント』投稿をスタートさせたほか、『＃投稿キャンペーン』など、実際に伊勢原市に足を運んでもらうための取り組みにもチャレンジしていく」と話している。