食欲の秋！釣りとBBQを楽しめる「狩川渓谷ます釣り場」を堪能!!

11/22(水) 5:00配信

神奈川県南足柄市にある「狩川渓谷ます釣り場」では、ニジマスをはじめ、イワナ、金時ヤマメなどがねらえます。そのなかでも希少価値の高い「黄金金時ヤマメ」は、その名の通り、神々しく光る黄金色の魚体。これはぜひとも見てみたい、食べてみたいと思い狩川渓谷ます釣り場に電話を入れてみました。聞くと黄金ヤマメは予約制とのこと。そして、1尾のお値段は600円とのことで、その希少価値が伺えます。
当施設ではBBQも楽しめるとのことなので、早速、仲間を誘ってBBQも含めて楽しんでみました。

「狩川渓谷ます釣り場」ってこんなトコロ

「狩川渓谷ます釣り場」では、釣りをはじめマスのつかみ取りなども楽しめます。そして、子ども連れの方や釣り経験がない方などにも、親切に教えてくれます。敷地も広く、釣りとBBQを同時に楽しめるためおススメです。ロケーションも釣り場が山に囲まれているため、自然を満喫できるところです。

釣り場の利用案内

釣り場の利用案内は以下の通りです。

●受付時間：8時～14時半　※専用の区画で釣り放題

●利用料金：3歳以下無料、未就学児950円、大人（小学生以上）1900円、シニア（70歳以上）1400円

※ひろい釣り2500円（ほかのお客さんがいない区間であれば、どこでも釣りが可能です

※追加放流ニジマス1尾380円、イワナ5尾2500円、黄金金時ヤマメ5尾3000円（1尾～可能　要電話確認）

※通常放流はニジマスです

●レンタル品：貸し竿250円

※ハリ交換50円、仕掛交換250円

●エサ（販売）：イクラ600円、ブドウ虫600円

※在庫切れなどがあるので、詳細は電話確認しましょう

●ビク（販売）：220円

※ご自身でバケツなど、魚を入れる容器など準備すると便利です

ニジマス以外にも珍しい魚が釣れる？

当施設には珍しいヤマメがいます。アルビノ・黄金金時ヤマメ。その体色はまさに黄金色で、真ん中に薄いピンクの模様があります。黄金金時ヤマメは値段が高く、あまり放流しないといいます。ニジマスが350円に対し黄金金時ヤマメは倍近い値段なため、なかなかお目にかかれないのが実情です。
ニジマス、イワナ、金時ヤマメ、黄金金時ヤマメなど数多くのマス類をねらえるのが楽しい狩川渓谷マス釣り場。ちなみに、ヤマメやイワナ類は事前予約が必要なため注意が必要です。

狩川渓谷ます釣り場

住所：〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢1682
TEL：0465-73-2939
HP：http://www.ashigara-ca.com/kkm/

のべ竿のウキ釣りで釣ってみよう！

仕掛も釣り方もシンプルでかんたん

釣りは区間ごとに行います。ほかの区画では釣りができないため、自分たちの区画を覚えておきましょう。場所（区画）は自然により近い感じで作られており、川の周りは石などで囲われ堰き止めされていますので、魚が逃げてしまう前にGETしておくことが大事です（笑）。

この日はレンタル品を借りました。昔ながらの竹竿に、マス玉ウキにガン玉、ハリス止めがあり、そこにハリスを掛けるというシンプルなセット。子どものときのハゼ釣りやフナ釣りを思い出しました。
竿に全てセットしているため、子どもや女性にも手軽に扱えます。あとはハリにエサをつけて魚を釣るだけです。ウキが横向きで浮いたままや、沈んでしまった状態ではアタリが分かりづらくなるため、川の深さにウキを合わせてウキ止めで調節し、ウキが立つようにするとアタリが分かりやすくなります。分からなければ、スタッフの方にお願いしてやってもらうとよいでしょう。

ウキが浮いている状態

魚が掛かりウキが沈んだ状態

ウキが沈んだ瞬間がチャンス。慌てずに竿を立て、重みと引きがあれば魚が掛かっている証拠です。魚が掛かり、ウキが沈む、掛けるまでのドキドキ感…。最高な引きとスリルを味わえます。釣れたら魚を入れるビクなどを川に入れ、生かしておきましょう。

川魚は痛むのが早いため、もし死んでしまったら氷のきいたクーラーボックスなどに入れ、BBQのときに焼いて食べるのをおススメします。死んだままビクの中に放置したり、外に置いたままにしないようにするのが、美味しくいただくコツです。

トラブルの場合は…

釣りをしていてよくあるのが、「魚にハリを飲まれる」「周りの木などに引っ掛けてしまう」などです。そんなときはスタッフさんに声を掛けて取ってもらうことをおススメします。とくに木などに引っ掛けてしまうとなかなか取れませんので、自分で無理をして取るのではなく、安全のためにも、経験豊富なスタッフさんにお願いした方がよいでしょう。

また、魚に飲まれた場合は「ハリ外し」という道具が借りられます。使い方を最初によく聞いて使用すれば便利です。ハリ外しを使っても無理な場合はハリスを切って新しい物と交換するか、スタッフさんにお願いするとよいですよ。

釣ったら新鮮なうちにさばこう

希少で美味しい金時ヤマメなどが釣れると嬉しいですね。釣りが終わったら、魚を新鮮なうちにすぐさばいておくとよいでしょう。先ほども伝えましたが、川魚は痛むのが早いのです。
魚は内臓から傷んでくるため、釣り終わったらすぐにさばき、（持ち帰る場合はとくに）内臓を出しておくことをおススメします。さばいた魚はBBQなど炭で焼くと、表面がパリパリで香ばしく、中から魚の旨味がジュワッと出て身はホクホク。塩焼きも最高の1品になります。

さばくのは少し面倒かもしれませんが、魚にとって鮮度は1番大事です。手間をかけた分、食べたときの喜びも増すこと間違いなしです。

釣り以外も楽しめる、嬉しいサービス

BBQ施設の利用案内

【釣り＆BBQの場合】　釣り料金＋施設料金＋ゴミ処理代（1人50円）

●BBQ施設料金

屋根あり：1卓2000円6～8名

屋根なし：1卓1000円～4名用

【BBQのみ】　施設料金＋入場料＋ゴミ処理代

●BBQ施設料金：3歳以下無料、未就学児450円、小学生以上900円、70歳以上700円

※各種レンタル品（焼き網・鉄板など）もあるので、手ぶらの際は事前予約をおススメします

●レンタル品：鉄板500円、焼き網300円

●BBQ用品：炭750円、着火剤150円

●食材：牛肉、野菜、焼きそば、タレ、油のセットでお1人様2500円

※要事前確認

※人数の半数以上で予約可能です

※注文は1週間前まで

※キャンセル不可です

●ペット同伴可：当施設ではペットを連れてくることも可能ですが、いろいろな規定があるため、予約する際にご確認お願い致します

※大型犬は入場不可です

魚をさばけなくても大丈夫！

釣った魚を自分でさばく、焼くことのできない方には、以下のサービスもおススメです。

【塩焼き】
自分でさばく場合1尾250円
スタッフさんがさばく場合1尾300円（受付時間14時まで）

【開腹のみ】
ワタ抜き1尾50円（15時まで）

※釣った魚をお願いする場合は、遅くても13時までに来場する必要があります

※スタッフさんお願いする場合、1時間くらいかかるそうです

マスのつかみ取りも楽しめる

浅瀬で川の流れも弱いため、小さな子どもでもつかみ取りを楽しめます。しかし、流れは弱いとはいえ川は川。水深50cmでも溺れる可能性があるので、子どもからは目を放さないように注意が必要です。保護者の方と一緒に楽しむようにしましょう。
詳しい料金は、電話にて確認してみてください。

釣りのあとはBBQを堪能

今回私たちは、屋根付きの場所をチョイスしました。川を渡りほんの少し離れた場所でBBQを開始しました。BBQサイトはコンクリートでできた焼き場に木でできたイスが置いてあります。焼き場は広く、気兼ねなく過ごせました。屋根付きなので、多少の雨でも心配なく楽しむことができます。

場内の案内

【BBQ施設】
大人数だと流石にちょっと狭いこともあるかもしれませんが、4、5人程度なら1区画で大丈夫だと思います。隣の区画に別のお客さんがいる場合は、周囲に気を付けてBBQを楽しみましょう。

【さばき場】
（当日は団体さんのお客さんも利用していたため写真はありませんが）管理棟の左側にさばき場があります。

【トイレ・管理棟・自販機】
自動販売機は管理棟のすぐ近くに。トイレはココと書いてある矢印の場所になります。

Mくん特製BBQ料理に舌鼓

ところで当日は、お料理大好きなMくんが、特製のチーズバーガーやビーフステーキ、ナチョスなど、美味しい料理を振る舞ってくれました。そんな料理の一部をご紹介しましょう。

まずは、Mくん特製「チーズバーガー」です。牛肉100%のハンバーグを焼き、タマネギ、ピクルス、レタスを乗せ、その上からチェダーチーズをまんべんなくかければ完成です。

そして、次にMくんが用意してくれたのは「牛肉400gステーキ」です。赤身が多いはずですが…肉汁が凄かった。レアでいただきましたが、牛肉の濃厚な脂と塩コショウの塩味からの、コショウのスパイシーさがまたマッチしていて最高!!　肉自体も柔らかく、火を通してもそこまで硬くならずにいただけました。

野菜不足気味でしょ（笑）!?　と出してくれた「ナチョス」です。トマト、カラーピーマン（パプリカ）、タマネギ、サニーレタス、そぼろ・挽肉（加熱処理済）、三角チップス、チーズを多めにトッピング。野菜不足の私としてはありがたい1品でした。
サニーレタスのシャキシャキ感とトマトの酸味が、三角チップスの上に乗ったチーズの塩味といい感じに合います。上からチェダーチーズをまんべんなくかけたのですが、それが三角チップスにまとわりつき、野菜たちとよいコラボレーションしていました。

最後にメインディッシュの「ビア缶チキン」。4分の1ぐらいのビールを残し、前もって味付けした鶏丸々1羽の下に切り込みを入れ、そこにビールを差し込み焼く。沸騰したビールが鶏肉にいきわたるのと同時に、肉を柔らかくしてくれます。一斗缶で蓋をしてジックリと火を入れ、40～50分で完成。周りがきつね色になったら食べごろです。
外はカリカリ、中はジュワっと脂がしたたり落ちます。塩コショウのみでも普通にいけちゃいますよ。ぜひ一度お試しください。