DeNA・東克樹が3日広島戦に異例の“先発連投” 自己最多11勝目狙う森下暢仁と対決
広島戦今季7度目の先発となる東克樹
DeNAの東克樹が3日の広島戦(横浜)で、異例となる2試合連続での先発マウンドに上がる。
昨季最多勝と最高勝率の2冠に輝いた左腕は今季もここまで21試合に先発してリーグ2位タイの11勝(2敗)を挙げ、リーグ5位の防御率1.76をマーク。全21登板でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、圧巻の投球を披露している。
前回登板した8月28日の阪神戦(横浜)では、7回105球を投げて8安打を浴びながらも8奪三振2失点と粘りの投球で、自身3連勝を飾った。その後、チームは台風の影響で4試合が中止。チームにとって6日ぶりの試合は、再びエース左腕がまっさらなマウンドに上がる異例の事態となった。
広島戦には今季6試合に登板して2勝2敗、防御率1.87の成績。ただ、被打率は.255と意外にも悪く、小園海斗に20打数12安打、秋山翔吾に16打数5安打と打ち込まれている。
中5日で首位との3連戦カード頭を託されたハマの左腕エース。逆転優勝へ直接対決は1つも落とせないだけに、必勝を期してその先陣を切る。
今季DeNA戦14イニング無失点の森下暢仁
一方、広島の先発は森下暢仁。5年目右腕はここまで18試合に先発して10勝5敗、リーグ3位の防御率1.65、QSも16度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した8月27日の中日戦(バンテリンドーム)では、7回111球4安打8奪三振2失点(自責は0)と好投も、打線の援護なく黒星を喫した。そこから中6日で自己最多を更新する11勝目を目指して今日の登板に臨む。
DeNA戦には今季2試合に先発して2勝0敗、いずれの登板も7回無失点に抑えている。7月17日の敵地での登板では、今日投げ合う東克樹に投げ勝ち、開幕から無傷の8連勝中だった昨季の2冠左腕に土を付けた。
チームはわずか0.5差ながら首位に立つ。若き大黒柱がその座を守るべく今日もスコアボードにゼロを並べ、勝利をもたらすことができるか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・山﨑伊織-ヤクルト・M.ヤフーレ(京セラD大阪)
阪神・髙橋遥人-中日・髙橋宏斗(甲子園)
【パ・リーグ】
オリックス・田嶋大樹-西武・髙橋光成(ほっと神戸)
ソフトバンク・L.モイネロ-日本ハム・伊藤大海(みずほPayPay)
【関連リンク】
・プロ野球AI勝敗予想
・セ・リーグ球団別週間MVP 巨人・岡本和真が逆転Vへスパート態勢、DeNAオースティンも打線牽引
・パ・リーグ球団別週間MVP 日本ハム・レイエスが猛打爆発で12球団1位、ソフトバンク近藤は復調2発
記事:SPAIA編集部