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チュルリと口どけるその食感は罪!神戸のパン文化に新風を吹き込む 御影『eat』 神戸市

Kiss

阪急御影に4月にオープンした、パンと焼菓子のお店『eat』は、オープンから1か月以上経った今も、行列の絶えない人気ぶり!

オーナーシェフの橋本隼治さん

福岡の名店「パンストック」で修業したオーナーシェフが、【高加水・低温長時間熟成】で仕上げる、口どけの良い生地が特徴です。これまでに食べたことのない驚きの食感と、神戸ではまだ珍しいその製法の秘密を取材してきました。

場所は、阪急御影駅の南口から西へすぐの弓場線沿い。ギリシャのとあるカフェをイメージしたというテラコッタカラーが、遠くからでも目を惹きます。

店内もとてもオシャレ!陳列棚からベンチまでが柔らかなカーブを描いていて、ゆったりとパン選びを楽しめる雰囲気。大きな窓からは光も入る、開放的な空間です。

開店直前、焼き上がったばかりのパン達。一番品数の揃った陳列棚を撮影させていただきました。それがこちら!

ずらりと並ぶパンの数々、その種類の豊富さに目を奪われます。

クロワッサンにデニッシュ…

具材を挟んだサンドイッチや、ドーナツ…

ハード系に、お惣菜パン、フィナンシェやブラウニーといった焼菓子まで。毎日50~60種類ほどが店頭に並びます。

「淡路島のおのころ雫塩パン」280円(税込)

同店特有の食感を一番感じられるのが、「淡路島のおのころ雫塩パン」や「オニオン」。外側はカリっともちっと、中はふわっとしていて、噛むたびに小麦の甘みや香りが口いっぱいに広がります。

「オニオン」432円(税込) フライドオニオンとチーズが練り込こまれた生地は香ばしい香り♪

焼き立ては特に格別!中がチュルリとして口どけが良く、すぐになくなってまた次が欲しくなってしまう、悪魔的な美味しさなのです。

その秘密は、シェフが「パンストック」で体得した【高加水・低温長時間発酵】の製法。

水分を多く含んだ柔らかな生地は、常温で、じっくり時間をかけて発酵させると、生地の中に小麦の香りや旨味を含んだ気泡が生まれます。それをつぶさないよう焼き上げることで、エアリーな食感になるのだそう。

クロワッサンやデニッシュ以外は全てこの製法で生地作りをしています。

生地を焼き上げるオーブンは、なんと日本初導入となるイタリアの老舗メーカー「POLIN社」の製品。最高火力が450℃にもなるという力強い機種です。

石を敷いたピザ窯のようなオーブン内で、しっかりと密閉された生地は、例えるならサウナのような状態。内側からしっかりと火が入るため、軽く仕上がります。

高加水の生地は扱うのも大変。同店のパンに平たい形が多いのは、水分量が多い生地だからなのです。

ちなみに塩パンには淡路の海水を使用した「おのころ雫塩」、「オニオン」に使っている新玉は、淡路島の「今井ファーム」のもの。副材は兵庫県食材を中心に、実際に足を運んで美味しいと感じたものだけを仕入れています。

「生ドーナツ」356円(税込)

高加水の生地を堪能するなら「生ドーナツ」もおススメ。「これは正直すぐに食べてほしい」とシェフが話すくらい、焼き立てはふわっふわのモチモチです。生地の80%が牛乳という水分量の多さに加えて、ミキシングに1時間もかけているのだそう。

「アサリときのこのデュクセル」453円(税込)

ハード系のパンも高加水の生地。「アサリときのこのデュクセル」はアサリときのこを炒めて旨味をギュッと凝縮させたものに、マヨとバターを混ぜてペースト状(デュクセル)にし、パンに塗っています。香ばしくてもっちりとした生地との相性は抜群で、これはワインに合いそう!呑めるパンです。

「フィナンシェヘーゼル」「フィナンシェココ」各302円(ともに税込)

焼菓子も取材日は8種類揃っていました。フィナンシェは、もっちりとした食感が唯一無二。焼き色を付けないよう仕上げた、白い「フィナンシェココ」の生地は、生感すら感じます。噛むたびにココナッツの粒の食感が際立つ、ミルキーな風味でした。

オープンキッチンなので、作業の様子や香りをダイレクトに感じられるのも嬉しいところ。運が良ければパンが焼き上がる瞬間に遭遇できるかも♪食パン「山手」は12時~12時半ごろに焼きあがるそうですよ!

“いつも違うものを提供したい”と、その日の感覚を大切にしているシェフ。気温や湿度、食材の旬はもちろん、自身のアイディアを元に、ラインナップを日々変えています。こうしたスタイルは4年間在籍した「パンストック」で学んだこと。日々研究を続けるストイックな職人集団の熱量や姿勢に大きな影響を受けたのだそう。

「めんたいフランス」594円(税込)

その魂を継承したいという想いからラインナップに加えているのが、パンストックの人気商品「めんたいフランス」。九州産小麦のお米のような香りは、明太子ごはんをイメージしているそう!

焼き立てが一番美味しいという高加水のパンをその場で楽しめるよう、いずれはイートインを始める構想もあるそう。

やみつきになるこの食感を、色々な種類で試したい!全制覇を目指して何度でも訪れたいお店です。


場所
eat(イート)
(神戸市東灘区御影2丁目19-13)

営業時間
10:00~17:00
※売り切れ次第終了

定休日
日曜日、月曜日
月に1度 火曜日不定休


オープン日
2026年4月14日(火)

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