まるでトリックアート？ 立ち上がっても高さが変わらない犬
「立っても高さが変わらない騙し絵のような犬」と投稿された、X（旧Twitter）ユーザー＠kotamaru928さんの愛犬の動画。「水平移動しているみたい！」と、7000を超えるいいねを集めた投稿について、飼い主さんにお話をうかがいました。
立ち上がっても高さが変わらない不思議
立ち上がったけど……！？
ペキニーズの朱鞠（しゅまり）くんが立ち上がって歩き出しますが、高さにあまり変化はなさそうなのです。
すくっと立ち上がり、ポテポテと移動する姿が愛くるしい、朱鞠くん（取材時5才）。
まず撮影時の状況について教えていただきました。
飼い主さん：
「朱鞠がのんびりしているところを撮ろうと思ってカメラを向けたのですが、急に立ち上がりました。
立ち上がった！と思ったものの、座ってリラックスしているときと高さが変わらなかったので、不思議ー！と思って、みんなに共有したくSNSにアップしました」
わかっていたはずなのにトリックアートみたいな光景
――この光景を目撃してまずどのように感じましたか？
飼い主さん：
「高さが変わらないということは、足が短いんだということ。足が短いのはわかってはいたけど、立ち上がったときと高さが変わらないというのは、さすがに不思議に思いました。以前トリックアートを見に行ったことがあるのですが、そのときに抱いた感情に似たものを感じました（笑）」
飼い主さんが普段の生活で気をつけていることを聞いてみると、
飼い主さん：
「足が短いことによって、気を付けていることは特にないですが、ペキニーズという犬種に多い疾患でヘルニアというものがあり、朱鞠もヘルニア罹患犬なので、階段やソファーなど高いところに乗らないように気を付けてはいます。
あと足が短いので、散歩のとき足だけじゃなくお腹もガッツリよごれます。それがちょっと困るところですね」
のんびりしていて人を笑顔にする魅力がある朱鞠くん
最後に朱鞠くんの性格や魅力、同居犬や同居猫との日々についてもお話をうかがいました。
飼い主さん：
「朱鞠は見た目のとおり、ボーッとした性格で行動ものんびりしています。散歩も最初の数分は軽快に歩きますが、すぐ牛歩になります。
マンチカンのこたろうと同居犬のるなも一緒に暮らしています。るなにはよく何もしていないのに怒られたりしていますが（るなはちょっと怒りっぽくて、イライラしがちなタイプです）ポカーンとしてやり過ごしています。るなと朱鞠は性格が真逆で面白いです。
とにかく朱鞠の魅力は面白いところ。歩いているだけで面白い。散歩ですれ違う人を笑顔にする魅力のあるワンコだと思っています」
飼い主さんの投稿では、朱鞠くんや同居犬のるなちゃん、同居猫のこたろうくんの日常を見ることができますよ。
写真提供・取材協力／＠kotamaru928さん／X（旧Twitter）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／田山郁
