アーモンドの並木が華麗に咲く♪東灘区・魚崎『水辺の遊歩道』はお散歩コースに◎ 神戸市
神戸市建設局 東部水環境センターが管理し、一般開放されている『水辺の遊歩道』(神戸市東灘区)。春はアーモンドの花を見ることができ、人が少なく川沿いのお散歩コースにもぴったりです。
開門時間は9時から17時で、今回は阪神青木駅方面から東魚崎大橋を渡った入り口から訪れました。そのほか、魚崎大橋側や、神戸市建設局・東水環境センター側からもコンコースを渡ってアクセスすることができます。
魚崎大橋側の入口や東水環境センターに駐車場があるため、車やバイクで訪れることも可能です。
川沿いに広がる遊歩道にはアーモンドの木が植えられており、毎年3月から4月頃、桜に似たピンク色の花を咲かせます。
地図には階段がある場所も記されていて、ベビーカーや車いすの場合は魚崎大橋側から訪れると、段差なくきれいな花を見ることができますよ。
4月上旬だとアーモンドの木はこのような状態。少しずつ散り始めていますが、わずかに花を咲かせています。ピンク色の花が一斉に咲く様子を鑑賞したいときは、やはり3月下旬がおすすめです。
目線の高さで花びらを楽しむことができ、角度を変えてみてみるとアーモンドの花×橋を絡めた写真も撮れます。天気が良く満開のときは、橋の上から眺めてもきれいだろうなあ♪
静かな空間に謎の“ペチペチ”とした音が響き、花から川へ視線を移すと…。魚が川面をダイナミックにジャンプしていました。ボラでしょうか?川のほとりにも途中まで降りることができます。
遊歩道の真ん中には、男性・女性・だれでもトイレが完備されています。外のトイレが気になる人は、階段を上がりコンコースを渡って東水環境センター内のトイレを利用することもできますよ。
西側にも同じようにアーモンドの木が植えられています。こちらには屋根付きのベンチや緑があり、休憩スポットにおすすめ。自然の音に耳を澄ませて、川を眺めながらぼーっと過ごすことができますね。
花が散ったあとは緑豊かな季節へと早変わり。8月頃にはアーモンドの実になるそうです。
川の反対側には「卵形タンク」など、処理場の様子を見ることができます。中では実際の作業が行われており、柵はありますが迫力満点です!
神戸市で最も大きな下水処理場でもあり、詳しく知りたい人は公式YouTubeで処理場見学が可能です。実際に見学したい人は、事前予約で下水処理とバイオガス、再生リンについて案内してくれるコースも無料で参加することができます。
人が少なく、アーモンドの花のシーズンが終わってもお散歩コースとして、また東水環境センターには「神戸 下水道の歩み館」(予約不要、平日9時~16時30分開館)もあり、学びの場としてもうってつけのスポットです。
場所
水辺の遊歩道
(神戸市東灘区魚崎南町2-1-23)
開門時間
9:00~17:00
TEL
078-451-0456