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日本初演から20年、三上博史と”アングリーインチ”がライブ・バージョンで復活 『HIROSHI MIKAMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』上演決定

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PARCO PRODUCE 2024 『HIROSHI MIKAMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』

2024年11月26日(火)~12月8日(日)まで東京・PARCO劇場、その後、京都・仙台・福岡にて、PARCO PRODUCE 2024『HIROSHI MIKAMI/HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』が開催されることが決定した。

ジョン・キャメロン・ミッチェルが台本・主演、スティーヴン・トラスクが作詞・作曲を手掛け、1994年にクラブスクィーズ・ボックスでその原型を披露、1997年にオフ・ブロードウェイで初演されたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティ達をも熱狂させた同作は、ヘドウィグがつける金髪ウィッグを真似たかぶり物をして足繫く劇場に通う”ヘドヘッド”と呼ばれる熱烈なファンを続出させ、2年間に及ぶロングラン公演となった。そして、2001年にはミッチェル自身が映画化し、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームが巻き起こった。更に、2014年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を達成。2015年の公演ではミッチェルがトニー賞名誉賞も受賞している。

舞台は、ロックバンド”ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ”のライブステージという形で進行していく。愛と自由を得るために性転換手術するも、手術ミスによりアングリーインチ(怒りの1インチ)を残されてしまったヘドウィグが、観客を前に、自らの生い立ちや心情を激しくそして切なく一人語りし、「オリジン・オブ・ラブ」や「アングリー・インチ」、「ミッドナイト・レディオ」など数々の名曲を鮮烈に歌い上げる。

2004年、2005年ロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」舞台写真 撮影:ハービー・山口

日本での初演は2004年。まさにヘドウィグその人がステージ上にいるとしか思えないほどの存在感、チャーミングでパワフル、セクシーな三上博史のパフォーマンスが評判を呼び、東京・地方公演、追加公演と連日完売。熱狂的なリピーター”三上ヘドヘッド“を数多く生み、観客の再演を望む声に応えるかたちで、翌年2005年にはさらにブラッシュアップした再演が実現。三上の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は伝説的な公演となった。あの狂乱の公演から20年。日本初演から20周年を記念して、初演オリジナルキャスト三上博史とロックバンド“アングリーインチ”がライブ・バージョンで復活する。

三上博史コメント

2003年にPARCO劇場で寺山修司の『青ひげ公の城』に出演して、「舞台という場で生きることができる」という手ごたえを得ました。そして『青ひげ』の後、アメリカを一人旅する中で、地方都市で偶然に見た舞台が『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でした。その音楽にやられて、帰国早々『青ひげ』チームに「ヘドウィグみたいなのやりたい」と言っていたら、翌2004年には、ヘドウィグとしてPARCO劇場に立つことに。あれから20年。今はどんなライブにしたら皆さんに喜んでいただけるのか、必死で考えています。幸いミュージシャンもスタッフも20年前とほぼ同じ仲間たちが揃いました。みんなで渾身のライブをお届けします。どうぞお楽しみに。

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