【再販】ローソンの激ウマ神コスパなカバランのハイボール缶が復活したぞ! 「カバラントリプルシェリーハイボール」
台湾発の新興ウィスキーブランド カバラン(KAVALAN)。1作目を出してからまだ17年と非常に若い蒸留所だが、出てくるウィスキーの評価はとても高い……!
コンビニのハイボール缶でも、よく見るカバランの黄色い奴の信頼は厚い。しかし2024年に出たコンビニハイボール缶で、特に美味かった感のあるカバランは、黄色ではなく赤いヤツだったと思う。
その赤いヤツこと「カバラントリプルシェリーハイボール」が今年も帰ってきた……! なくなる前に飲むしかねぇぞ!!
・コスパ
再販は2025年9月16日から。2024年に出た時に高評価で話題だったので、今年は初日から売れていくのではないかと思われる。
私も再販の情報を聞きつけ、朝からローソンに駆け込んで確保してきた。価格は495円で、どうやら9月29日までの販売だそう。まあ、無くなり次第終了なので、去年と同じようなペースなら、29日までは持たないのではないか。
このハイボール缶のベースは、カバランの「トリプルシェリーカスク」なのだろう。本記事の執筆時点では、700mlのボトルが1万円前後で売られている。
つまり元のボトルは46度で700mlが約1万円。缶は8度で320mlが495円。もしこのボトルと同じものがそのまま使われているなら、度数対価格比だと8%で320mlは約800円相当になり、ローソンの「カバラントリプルシェリーハイボール」はコスパがヤバいことになる。
・シェリー
個人的に「カバラントリプルシェリーハイボール」のウリの1つは、コンビニハイボール缶らしからぬ、しっかりとしたシェリー由来の香りだろう。
開けた瞬間に、嫌なケミカル感のない、深みと品のある甘い香りが漂うのだ……! 開けた瞬間にシェリー樽を感じられるハイボール缶。よくできている。
もう1つのウリは、シェリーだけど甘さが最大勢力ではない点だと思う。缶にもDRYとある通り、本当にキレのあるドライなハイボールなのだ。
香りは甘く、風味はドライ。8%という濃度が、この絶妙なバランスを実現しているのだろう。こだわって作られた感が、鼻と舌の両方から感じられるクオリティ……!
しかしその繊細なバランスは、温度と飲み方で容易く変わってしまう。もしシェリーのこっくりした深みある甘さと香りをより強く感じたいなら、冷蔵庫で軽く冷やしたくらいがいいのではないか。しかし飲むのに時間がかかって常温までいくと、キレが足りず、ややぼやけた感じになる。
凍る寸前まで冷えた状態から飲み始めて、まずは品のあるほのかな甘みと、意外に強いキレの良さを楽しむのが個人的にはベストだと感じた。
そうすれば、室温でぬるくなるにつれて、甘み成分の勢力が増していく様を楽しめる。なお、グラスだと全ての要素が少し弱まりすぎるように思う。缶からがお勧め。
参考リンク:ローソン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.