自身の連敗ストップへ西武・武内夏暉が8勝目かけ先発 復帰後自責点ゼロの日本ハム・北山亘基と対決
8月は不調だった武内夏暉
西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉が8勝目をかけて、1日の日本ハム戦(ベルーナドーム)に先発する。
鳴り物入りで入団した左腕は今季ここまで16試合に先発して、隅田知一郎に次ぐ7勝(5敗)を挙げ、防御率2.37をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も12度記録するなど新人らしからぬ安定した投球を披露している。
ただ、8月は4試合に登板して1勝3敗、防御率4.88とやや疲れが見える。前回登板した8月25日の楽天戦(ベルーナドーム)では、7回105球を投げて8安打2失点と粘りの投球も黒星を喫し、自身3連敗となった。そこから中6日で今日の登板に臨む。
日本ハム戦にはここまで3試合に登板して1勝1敗、防御率3.26、QSは2度記録している。ただ、8月11日の前回対戦(エスコンF)では、5回94球を投げて10安打を浴び、今季ワーストタイの6失点で敗戦投手となった。
新人王のタイトルも射程圏内のルーキーだが、8月3日の楽天戦で7勝目を挙げて以降、勝利から見放されている。9月最初の登板で自身の投球を取り戻すことができるか注目だ。
復帰後初勝利マークした北山亘基
一方、日本ハムの先発は北山亘基。3年目右腕はここまで9試合に先発して5勝1敗、防御率2.14、QSは4度記録している。前回登板した8月24日のソフトバンク戦(エスコンF)では、8回122球3安打10奪三振無失点との快投で、ケガから復帰後初勝利を挙げた。そこから中7日で今日の登板を迎える。
西武とは今季5月15日(エスコンF)に1度対戦し、5回86球3安打3失点。味方の大量援護もあり、今季3勝目を手にした。
北山は8月16日のオリックス戦で復帰して以降、2試合で計13.2イニングを投げて1失点、自責点はゼロと好投を続けている。復帰後3戦目となる今日もスコアボードにゼロを並べ、チームを勝利へと導くことができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
阪神・西勇輝-巨人・菅野智之(甲子園)
広島・玉村昇悟-ヤクルト・高梨裕稔(マツダスタジアム)
中日 試合中止 DeNA(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
楽天・古謝樹-オリックス・A.エスピノーザ(楽天モバイル)
ロッテ・種市篤輝-ソフトバンク・石川柊太(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部