まさに三位一体の和洋折衷バウム菓子!店のルーツと現在、郷土の伝統銘菓との融合
2024年春の北陸新幹線延伸で、東京からアクセスしやすくなった福井県。こちらのお店は、福井市の北に位置する丸岡町で、1985年創業の老舗洋菓子店です。二代目の髙倉竜馬さんは、東京の「アステリスク」などで腕を磨いた後に帰郷。ご家族経営のお店を引き継ぎ、若き大黒柱となっています。
そんなお店の創業40周年を記念して発売されたのが、この「羽二重結びバウム」です。
お店では、重厚でしっかりした食感が特徴のハードタイプと、ふんわりとした柔らかな食感が特徴のソフトタイプの2種類のバウムクーヘンを出していて、看板商品の1つとなっていますが、こちらのお菓子には、しっとり、もっちりと焼き上げたバウムクーヘンを使用。そこに、元々、お店のルーツであった和菓子店「中村屋」のあんこを重ね、 福井の伝統銘菓である「羽二重もち」を上に重ねています。
“羽二重”とは、福井県の名産品である高級な絹織物のことで、そのなめらかさ、きめ細かさを表現したお菓子「羽二重もち」が生まれました。
和菓子というルーツ、洋菓子の技術、そして福井という土地への感謝。これらの3つを表す素材は「西洋菓子倶楽部」にとっての「原点」であり「誇り」。全てを“結び”、ひとつのかたちにしたのが、この「羽二重結びバウム」なのです。
新幹線開通に伴い、福井駅もリニューアルして広いスイーツ売り場ができましたが、そちらにも、新ブランドのバウムクーヘン専門店「西洋菓子倶楽部 バウ・メゾン」がオープン。この「羽二重結びバウム」は、ふた口サイズ程の個包装で、分けやすいのも重宝し、手土産や帰省土産としても大人気!5個、10個、16個入りから、用途に応じて選ぶことができます。
バウムクーヘンの生地はしっかりめに色濃く焼き上げられているので、生地と焼き面の色が横縞模様をなし、羽二重もちの白、あんこの茶色との対比も鮮やか。しっとりした粒餡の層は薄くても存在感抜群!
最初に口に入れると、なめらかな口当たりのもちが、ほっくりとした上品なあんと重なって、和菓子のような印象を受けますが、続いてバウムクーヘン生地のやさしい甘さと、小さくともしっかり噛んで味わいたい食感とが追いかけます。まさに三位一体。コーヒーとも日本茶ともそれぞれよく合う、新感覚の和洋折衷菓子です。
好みで、電子レンジでほんの7〜8秒ほど温めても、羽二重もちがとろっと、全体にしっとり感が増して、あんこの香り立ちも豊かに。よりやわらかで芳醇な味わいが楽しめますよ。
商品名:羽二重結びバウム 10個入り
販売:西洋菓子倶楽部
文:お取り寄せの達人:平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)