Yahoo! JAPAN

管理栄養士さんが考えた野菜たっぷりのお料理 西明石で月に2回間借り営業している「旬の野菜ランチ すずらん」でランチを楽しんできました

Kiss

野菜をたっぷり食べられるお店をInstagramで見つけたので取材に行ってきました。

西明石駅から徒歩10分ほどのところにある『地域支え合いの家 nono』(明石市)は、子ども食堂や福祉の相談会、絵本の読み聞かせや小中学生の学習支援など、様々な取り組みを行っているスペースで、地域の方々によって運営されています。

その中にあるコミュニティカフェ「mama'sキッチンnono」を間借りして、毎月第1・3木曜日限定でランチ営業を行われているのが「旬の野菜ランチ すずらん」です。

運営しているのは、森口大さん(だいちゃん)、東村菜月さん(なっちゃん)のお二人。お二人は飲食店のキッチンのアルバイトをきっかけに知り合ったんだそう。野菜農家につながりがある森口さんが野菜の調達、そして管理栄養士さんである東村さんが栄養面を考え、お二人でメニューを考えているんですって。

筆者はお二人のふんわりとした空気感にすっかり魅了されてしまったのですが、常連さんからも「癒やされる」と言われることがあるんだそう。

「野菜ランチ(ドリンク付)」1000円(税込)

メニューは、野菜をたっぷりと使った「野菜ランチ」の1種類。お邪魔した日のメインは「チキンカツレツ」でした。それ以外にも副菜がお漬物を含めて4種類。たっぷりと野菜を味わえるランチなんです。

メインの「チキンカツレツ」は注文してから森口さんが揚げてくれました。揚げたての衣はサクサクと香ばしい!鶏肉はプリッとしています。聞くと、胸肉がぱさつかないようにしっかりと下処理をしっかりしているのだとか。手作りのトマトソースは、トマトの味が凝縮されていてコクがあります。

添えられたレタスもシャキシャキで新鮮だと感じました。少しほろ苦いのも、夏には心地良い♪

「なすと甘長とうがらしの焼き浸し」はさっぱりとした一品。丁寧に飾り包丁が入れられたナスは、お出汁の味が旬でいてほっとする美味しさでした。

「冷奴」には、大葉とみょうがが添えられていて、こちらも夏らしい味。みょうがのさっぱり感がクセになり、数日後自宅でも真似しちゃいました。

メニューには、東村さんからの管理栄養士さんならではのメッセージも。出てくるのを待っている時間も楽しくなりました。「家庭料理がベースなんだけど、少し手の込んだメニューで野菜をたくさん使っています」と森口さん。確かに、自宅だとなかなか多くの種類の野菜を1食に使うのは難しいもの。たくさん野菜が食べられるのはうれしい!

食後には、ドリンクとともにすずらんの絵がかわいい「きなこクッキー」が出てきました。きなこがしっかりと香る、なんだか体にやさしい味です。

屋号の「すずらん」の花言葉は「幸せの再来」。「ご飯を食べてくれた方に幸せが来るように…」という願いが込められているんですって。「野菜の美味しさや、こういう農家さんがいるんだということを発信していきたい」とお二人。ぜひ野菜とお二人の空気感に癒やされていただきたいです!


場所
旬の野菜ランチ すずらん
(明石市小久保6丁目4-6(mama'sキッチンnono))

【関連記事】

おすすめの記事