Yahoo! JAPAN

「ユニクロ」や「ワークマン」「ニトリ」も導入する「ボピス」とは

SEVENTIE

「ボピス(BOPIS)」を導入するブランドがファッション業界でも増えてきている。「ボピス」とは「Buy Online Pick-up In Store」の頭文字を取ったもので、Eコマースで購入した商品を店頭で受け取るサービスだ。コロナ禍による外出自粛が続き、オンライン経由の売り上げは伸長しているが、一方で運用コストや物流コストも増加し企業にとって大きな負担になっている。店頭で商品を引き渡すことができれば、こうしたコストをカットすることができ、来店ついでにほかの商品を購入してもらえる機会も増える。購入者にとっても送料の負担がなく、学校や会社など外出ついでに受け取ることができるなどメリットもある。宅配のための梱包材が不要になるためエコでもある。

「ユニクロ(UNIQLO)」はすでに「ボピス」を導入しており、Eコマースで購入した商品は受け取る店舗をオンライン上で指定できる。注文の翌日から2〜4日で店舗に入荷する。インテリア業界最大手の「ニトリ(NITORI)」も店舗受け取りサービスを導入しており、店舗に在庫があれば翌日に受け取りが可能だ。一部店舗では14時までに注文すれば最短で当日に受け取ることもできる。「ワークマン(WORKMAN)」も店頭受け取りの体制を強化している。「ワークマン」のECサイトは2020年5月に全面リニューアルしたが、その際にecbeing社が提供するシステムを導入し、最短3時間で店舗での受け取りが可能になった。「ワークマン」は、リニューアル前からすでにEコマースの購入者の65%が店頭での受け取りサービスを選択し、年間12万人以上がオンライン経由の注文品の購入のために店舗へ来店していた。もともと店頭受け取りのニーズが高く、「ワークマン」はさらには2027年3月期までに宅配の全廃を目指すという。

「ボピス」はEコマースの利便性を高めるサービスだが、リアル店舗の重要性の見直しにもつながる。米国ではすでに浸透しているが、日本でも「ボピス」を導入するブランドが増えていくと見られる。

【関連記事】

おすすめの記事