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板倉区の耕作放棄地で住民が育てたモモ・サクラが見頃に

上越妙高タウン情報

上越市板倉区栗沢の住民が耕作放棄地を活用して育てたモモやサクラなどが、来月上旬にかけて次々と見頃を迎えます。

板倉区栗沢にある「栗沢さくらの里」です。ここにはサクラを中心とするおよそ50本の木が植えられています。いまは濃いピンク色が特徴のハナモモが見頃を迎えています。

この場所は、かつて耕作放棄地でした。地区の外へ移り住む人が増える中、地元に住む安原義一さんは住民の憩いの場を作ろうと、19年前ソメイヨシノを10本植えました。

栗沢桜の里をつくる会 安原義一代表
「ここを去っていく人が多いので、どんどん田が荒れ、さみしい思いをしていた」

7 年前には里を管理する団体を地域の人たちなどと一緒に立ち上げました。全国から会員を募り、地元をはじめ板倉にゆかりのある関東や関西などの人たちおよそ60人が年会費を払って応援しています。

団体では、その資金などを活用して毎年数本ずつサクラなどの若い木を植え、増やしています。

栗沢桜の里をつくる会 安原義一代表
「意志を継いでくれるような若い人達が(活動に)参加してくれるようであれば耕作放棄地が無くなると思うので協力をお願いしたい」

代表の安原さんによりますと、来月上旬にかけていま咲き始めのヤエザクラのカンザンや緑色の花が咲く「ギョイコウ」が見頃を迎えます。

「栗沢さくらの里」は広域農道「くびき野パノラマ街道」沿いにあります。

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