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<月謝よサラバ>小学3年生、ダンス歴3年でもお遊戯レベル。本人が続けたいなら続けるべき?

ママスタセレクト

お子さんに習いごとをさせているママもいるのではないでしょうか。今回の投稿者さんは、小学3年生の娘さんにダンスを習わせているよう。でも目覚ましい成長が見えないようで……。

『ダンスを3年習ってもお遊戯会にしか見えない。振り付けは一応合っている。でもなんとなく手と足を動かしているだけで、リズムに乗っていない。正直、他の習いごとをさせたいけれど、本人が楽しいみたいだから続けさせている。これから伸びると思う?』

投稿者さんは「月謝も発表会の費用も高いのにこのレベルか……」とのモヤモヤがあるよう。さらに気になるのが、先生の指導スタンス。上手な子は自然に上達して上のクラスに行く一方、「みんな楽しく踊れればOK!」というスタンスで、個々に対する手厚い指導はないのだとか。投稿者さんとしては、「せめてもう少し基礎的な指導や声掛けがあってもいいのでは?」と感じているようです。

伸びる子とそうでない子の違い

『うちの子もそうだった。やらされている感満載で伸びなかったよ』

『たぶん5年生くらいで飽きるよ。上手な子との差がグッと広がるから、付いていけなくなる』

『私自身がずっとダンスをやっていた。正直上手い子は体の使い方とか、見せ方が自然にできている。センスによるところが大きいと感じるよ』

「正直、園児のキレキレな子のお遊戯の方が上手い……」と嘆く投稿者さん。そんな風に感じるほどの差を見せつけられると、「これってセンスの差? 才能の問題?」と悩むのも当然です。実際、同じような経験をしたママたちの声も少なくありませんでした。このように、長く続けても目に見えて上達しないお子さんは少なからず存在し、逆にセンスや体幹、リズム感が備わっているお子さんは同じ年数でもぐんぐん伸びていく現実があります。

同じ踊りのレッスンでも他の教室のほうがあっているかも?

『基礎から習えるところがいいのでは? バレエとかフラの方がリズムに乗れるようになりそう』

『先生からのアドバイスや指導がないのは気になるね。その教室にこだわりがないのなら変えてみるのもいいかも』

投稿者さんは「高いレベルは求めてはいないけれど、3年もやっていたらもう少し上達してもいいのでは……」と思っているそう。月謝や発表会の費用の高さ、また「伸びしろ」に不安があるのなら、他の教室を検討してみるのも手です。見落としがちなのが、先生の指導力。投稿者さんのように、「上手い子だけ上に行って、他の子は放置」というスタイルの教室では、努力の機会すら得られないこともあるでしょう。習いごとにおいては先生との相性や、教え方も重要な要素になりそうです。場合によっては、教室を変えるだけで変化する可能性もありそうですよね。

同時に体幹を鍛える習いごとも

『プラスして基礎が学べるバレエとか新体操とか習うのもいいかも。体幹がしっかりするとダンスのリズムにもしっかり乗れる』

こうした声も見られました。とくにバレエに関しては賛否が分かれつつも、「ダンスの基礎」という共通認識があるようです。ただし、クラシックとストリート系のリズムの違いがあるため、「リズム感を鍛える」という点に限っては向き不向きがあるかもしれません。実際にバレエ経験者からはこのような声も。

『私はクラシックのリズムは取れても、ビートの効いたダンスのリズムが取れない』

バレエを取り入れることは体幹や姿勢の改善に有効でも、それが直接的に今のダンスジャンルにつながるかどうかは、教室の方針や本人の特性によるかもしれません。

習いごとに成果を求めすぎない

『習ったことがすべて、実にならなくても構わない』

『ダンスは音楽系の習いごとと一緒で、好きな子は自分で突き詰めてやるようになる。そうでなければ、ただ習ったことがあるという事実が残るだけ。習いごとは9割方そんなものだと思うべき』

『学芸会の劇だってクラスでわいわい協力して作り上げていくのが目的で、上手い下手ではないからね』

小学生の習いごとは、プロを目指すというよりも、経験に重きを置くのもいいというコメントも寄せられました。どれほど月謝が高くても、どれだけ習った年数が長くても、向いていない場合、目に見える成果が出にくいのが現実。そして成果も親の目には見えにくく、判断が難しいのでしょう。なので本人にやりたい気持ちがあって、楽しんでいるなら、それを「成果」として認めてあげる、という点も大切になってきます。

「楽しむ力」も大事な才能

『全身を動かすことで知能の向上も促す。そこを目的に通ってもいいのではないかな』

『楽しく通っているならそれでいい』

『妬まず、僻まず、楽しく練習を続けるのも才能』

最終的には、投稿者さん自身も「これ以上お金かけて回数を増やす気にもなれないから、楽しければとりあえずいいかな。生まれつきのものもあるのね」と語ります。すべてのお子さんがダンスに向いているわけではありません。だからといって、楽しんでいることまで否定する必要はないのです。習いごとは結果だけでなく、過程や経験を楽しむ場でもあるはず。今の教室で伸び悩むなら、別の場所を試してもいいし、逆に“楽しめている”ということを第一に考えてもいいのです。続けたこと自体が自信になったり体を動かす趣味ができたりと、将来別の形で役に立つことがあるかもしれません。ムリに結果を求めすぎず、お子さんが何を得ているのかを見つめ直すこと。それが習いごとのちょうどいい付き合い方かもしれません。


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