まちなか【居酒屋】旨いもん録
博多うずまき旭川店
いいっすね、こういう外観。
さんろく街がよりさんろくっぽくなる。
何より、博多は一度訪ねたことがあるので、何だか親近感がわいてくる。
で、暖簾には「炭火野菜巻き串と餃子」とあるので、まずそれを味あわなければ始まらない。
上、手前から店の名物、レタス巻串(275円)・明太子巻串(439円)・しそ巻串(275円)。
しそは人気爆発らしいが、そういや、自分らも豚のしそ巻好きだもんな。見つけると大概注文してる(笑)。
筆者的に、実際食べたこの中では、明太子がツボ。
明太子ならではの味の濃い感じが、酒と合うのなんのって。
コレステロールを気にしてなけりゃ、もう2本も3本も食べたいぞ(笑)
上は、バジルチーズ餃子(561円)。
バジルオイルにチーズ、いや、調理の順番からすると、チーズをのせて焼いたところにオイル、かな。
餃子の一つひとつは小さ目で、ひと口でパクっといけそう。
もっちりした餃子がチーズとオイルによって、食べ応え濃厚、かつ香ばしい。
中華とイタリアンの競演ってとこですか。
野菜串と餃子、店の看板商品をコンプリートしたあとは、ちょっと面白そうなひと皿を。
上は『アテになるトロたく』(759円)。
筆者の感想を言ったのではなく、そういう料理名なのだ。
巻き寿司なんかによくあるトロたく(マグロのたたきとたくあん)は、もとより筆者の好むところ。
これを海苔に巻いて食べてね、という趣向はなかなか面白い。
たくあんの甘味とマグロのまったり感が混然となったところに磯の風味。
言葉にするのはちょっと難しい、この摩訶不思議な味。だが、酒にはマジしっくりくる。
で、うずまき訪問の最大の目的は、上の『中州屋台風焼きラーメン』(770円)。
これぞ博多グルメ。以前、博多の中州屋台街(屋台横丁?)でこれを食べ、軽いカルチャーショックを受けた筆者。
いつかはもう一度と、忘れずにいた思い出の味だ。
博多には概ね良い印象を抱いているので、食べ物もちょっと贔屓してるかも(笑)
で、この焼きラーメン。「焼き」といっても焼きそばとはまるで異なるテイスト。
屋台で、これを作ってるのをじっくり観察した記憶によると、麺を一旦茹で、それをスープとともに蒸し焼きに。
なので、麺はスープにまみれ、ちょっと汁気がある、まさにラーメンでもない、やきそばでもない、よく分からない麺料理・・・だが、案外うまい。豚骨エキスがけっこうクセになる。
博多での焼きラーメンは、さまざまな流儀があるとも聞くが、うずまきのそれは、たしかに中州を思い出す食感があった。
お店情報
店名:博多うずまき旭川店
住所:旭川市4条通6丁目
電話番号:0166-85-7518
営業時間:17:00~0:00
定休日:不定休
駐車場:なし
味よし喰楽部
その頃、テレビのニュースは「奇跡のサンマ」と、今秋はサンマが豊漁だと伝えていた。
大きく、脂ののりも良いという。
そう聞けば、うずうずしてくるのが人情というもの。
訪ねた『味よし喰楽部』。
営業日の多くは主人がワンオペで、こじんまりとやっているが、旬の味覚は欠かさない。
たしか、前の冬もここでタチの塩焼きを頂いた。
サンマは新鮮かい?
なんて野暮なことは尋ねない。だって、信頼してるから。
サンマはなめらかでとろけるような舌触り。
しっとりと脂ののりも程よく、鮮魚の香味が口いっぱいに広がる。
ああ、サンマ。今年も会えてうれしいぞ。
刺身はこの日、800円(時価)。
豊漁の恩恵か、思いのほかお手頃価格。
なおいっそう、うれしいぞ。
もちろん塩焼き(750円)も。
大きさほどほど。それよりも後頭部の盛り上がりにご注目。これが良いサンマの見分け方(脂乗りが良い)。
あつあつ、ほくほくとした身の食べ応えはたまらない。
同店の名物『釜めし』(980円)。
出汁の風味が香る炊き立てに、身も心も温まる。
別に、コメでしめようと思ったわけじゃない。「釜めし」を食べたいのだ。
上は、酒のアテにと出してくれた、骨せんべい(店主のお心遣い/プライスレス)。
いわゆる、さっきのサンマ刺身の刺身じゃない部分を素揚げにしたもの。これがまた香ばしく、なかなかの珍味。
お店情報
店名:味よし喰楽部
住所:旭川市5条通7丁目5・7小路ふらりーと内
電話:0166-25-4427
営業時間:17:00~23:00
定休日:不定休
駐車場:なし
小料理屋ぼたん
ところは「さんろく」。テナントビルの地下にある店。
店の看板の下にあるお知らせは・・・
『晩酌セット』。
内容は、お得なちょい飲みセットというよりは、いろんなお料理をセットにして提供します的な。
頻繁に呑みに出る人間には、いわゆる「おまかせ」で完結する展開は案外ありがたい(考えるのが面倒・笑)。
※おでん2品は選ばなきゃならないけどね(笑)
で、ある日の筆者は、お魚のAセットを頼んだわけで・・・
魚を焼く前に、出せるものは出してくれる。
なので、時間を置くことなく呑み始めることができる。
そう、呑みたい日はすぐに呑みたいんだ(笑)。
筆者の組み立ては、酒は男山の冷や、選んだおでんはがんもと大根。
この2アイテムはなにしろ好物なので、悩むということはない(笑)。
手前にあるのはお通し。あ、お通し代は別途かかります。
上は、ある日のニシン塩焼き。
時々おじゃましている中では、ブリのカマだとか通好みな魚を出す日があったりして、なかなか飲兵衛のツボをおさえている様子。
メニューはセットだけでなく一品料理もいろいろ。
揚げ出し、生姜焼き、赤ウインナーなど、たまに食べてみたいなと思わせる、不思議な(笑)ラインナップ。
上はアサリ酒蒸し(800円)。
日本酒を嗜むことが多い筆者の御用達。
また、麺類やゴハンものもなかなか充実している。
おにぎりやチャーハンも。
上は納豆チャーハン(650円)。女将のチャーハンはしっとり柔らかな、いかにも家庭のチャーハン。
こういう優しい味に、心身が癒される。
そうそう、チャーハンの手前にあるのは・・・・
出汁酒。日本酒をおでんのつゆで割った「出汁割り」(500円)だ。
本来は常連が頼むいわゆる裏メニューなのだが、同店はグランドメニューに。
素朴な風味のおつゆで呑む熱い酒は、なかなかオツなもの。
おでんのつゆといえば、同店のお茶漬けもそれで賄う。家庭的な、ちょっとゆるい雰囲気を醸しつつ、実はあれこれ凝っている女将なのである。
ほろ酔い後記
いかがでしたか。
旬の味覚など取り揃えお届けいたしました。
季節は秋本番を迎えます。
それとともに、筆者のごとき食いしん坊系呑兵衛は、気持ちがそわそわ(笑)。
ああ、分かるよという方も多いと思います。
美味しいもの、食べたいですよね。
それにしても、美味しいものは酒も進んで困る・・・(笑)