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2人を結びつける、バディ・ファッション・スナップ。〈前編〉

GIRL

Photo_Masumi Ishida
Special Thanks : Shury、下北沢GARAGE

それぞれとっても魅力的な2人が並ぶと、ひときわアトラクティブ。 ガールフイナムでは、心を惹かれたあらゆる2人組を 等しく「バディ」と定義してスナップを敢行! 好きなものが似ているから仲よくなる? それとも、一緒にいる時間が長いから感性が近くなる? 2人がよく一緒に過ごしているという場所でお話を聞いてみたら ファッションの表現の仕方と同じくらい 「2人」のあり方も自由でさまざまでした。

01 : mannan & SAKU

山口県出身という共通点がきっかけで距離が縮まったという2人。カラフルな服を纏っているイメージがある、彼女たちの仲よしの秘訣は…? 「一生バディだよね」とお互いへの深〜〜い愛を語ってくれる姿に、こちらまで幸せな気持ちになっちゃいました♡

左からサク、マンナン。

SAKU / ヒステリックグラマーPR
〈ヒステリックグラマー〉で働きはじめてから90年代のファッションに強く惹かれ、雑誌や映画などからインスピレーションを受ける。最近足を運んだ展示は、「ファッション イン ジャパン」。
mannan / Shuryスタッフ
中高生の頃から古着や90年代のカルチャーに関心を持つ。特にジャパニーズシティポップが好きで、これからの季節におすすめなのは杏里の「SHYNESS BOY」。映画や音楽をディグることが趣味。

一歳差だけど、お互いにお世話したくなる。

ーSNSを見ていて、すごい頻度で会ってる印象です。

mannan(以下M):本当にずっと一緒にいるよね。週に4回とか会ってる気がする。

SAKU(以下S):予定を立てて会うっていうより、職場も家も近いから仕事終わりに待ち合わせして一緒に帰ったりするのが多くない? オンタイムで常に連絡をとってるから、会いたいって思ったらすぐ言えるのが楽。私は自分から友達を誘うのが得意じゃないんだけど、マンナンはそれがないからどれだけ仕事で疲れてても会いたくなるんだよね〜。

M:東京に出てきて家族と離れたっていうのもあるのかな。家族・友達・恋人とは別でサクちゃんっていうカテゴリーがある感じなの。私が一つ年下だけど、お互いにお世話したくなるときがあるよね。「朝ごはん作ってあげるから泊まりに来て〜」とか言うし。

S:朝ごはん食べるためにお泊まりしてるよね(笑)。

ー本当にお互いにとって家族みたいな存在なんですね。仲よくなったきっかけは何だったんですか?

M:きっかけ全然覚えてない…! 知り合って7年経って、いつのまにか一緒にいて当たり前になってた(笑)。

S:私きっかけめっちゃ覚えてるよ。山口に帰省してるときに、インスタに「山口なう〜」みたいな写真を載せたらマンナンが「わたしも山口出身なんです!」ってコメントしてくれて。それまでインスタはフォローし合ってて「かわいくておしゃれな子だな」って思ってたけど、そこからちょくちょくDMで話したりするようにもなったよね。そのとき私が福岡に住んでて、マンナンも山口から福岡によく遊びに来てたから、連絡を取り合って福岡で会ったのが最初。

M:そうだー! サクちゃんはもうその時から福岡の専門に通ってたからまさか山口出身だとは思わなくて。私は山口とは言っても福岡寄りだったからよく遊びに行ってて、会うようになってから月に一回は遊んでたよね。

S:しかも2人とも去年東京に出てくることになって会う頻度がグッと上がったよね。それまでマンナンは敬語とタメ語どっちもって感じだったけど、この1、2年で完全にタメ口になった(笑)。

M:たしかにそうだね(笑)。私は「Shury」の立ち上げのときにはじめて東京に出てきたんだけど、サクちゃんもほぼ同時に東京にきて、しばらくして〈ヒステリックグラマー〉でプレスとして働くことになったの。

S:しかも、たまたま家も近かったんだよね。そのあと一回ちょっと離れたところに住んでみたら会う頻度の割に遠くてすごく大変だったから、次の引っ越しのタイミングでマンナンの家の近くで探して、いまは二駅隣に住んでるよ。

ピンクでシンクロした春。

ー2人ともビビッドな色を使うのがお上手なイメージですが、知り合った時から服の雰囲気は近かったんですか?

M:う〜ん。サクちゃんはちょっと前まで黒がメインの服装が多かったよね。私はお母さんの影響でずっと90年代の映画から影響を受けたカラフルなファッションが多いんだけど、サクちゃんがヒスで働き始めてからポップな色使いをすることが多くなって寄ってきたのかも!

S:カラフルな服も着るようになったのは、ヒスで働きはじめた影響かも! 根底では真っ黒とかスポーティーなテック系のファッションが好きで、前だったらこのキャップみたいなブルーには挑戦してなかったもん。あとは2人とも髪をよく派手な色に染めるから似た印象にはなりやすいよね。

M:たしかに! 私は色で変化を楽しむタイプで、サクちゃんは髪型自体をけっこう変えるからそこは2人の違いじゃないかな? 2人ともピンクヘアだったときはいろんな友達から「揃えたの?」って聞かれておもしろかった(笑)。

S:シンクロしたときあったね(笑)。春ってどうしてもピンクにしたくなるもんね〜。

ー桜の季節ですもんね♩ いまは90年代が2人に共通したムードなんですか?

M:最近はそうだよね。2人でおうちで映画を観ようってなったときも90年代の映画を選ぶことが多いかも。

S:この前もマンナンの家にドーナツを買っていって『ノッティングヒルの恋人』を観たよね! あの映画のファッションはすごくかわいかったな〜。

M:コロナ禍っていうのもあるけど、2人で過ごすときは無理しないことを大切にしてるからのんびりした遊びばっかりしてるよね。あんまり遠いところに行くのはサクちゃんが無理なの(笑)。

S:疲れやすいから大ごと系の遊びだと渋っちゃう…(笑)。たまに、マンナンが「大丈夫! 行ける! 疲れたら寝てもいいよ!」って甘やかして前日から気持ちをつくってくれたらお出かけできるときもあるよね。いまは夏だし、海とか行きたいかも!

M:今年は行きましょう。ナイトプールもいいんじゃない? あとはやっぱりサクちゃんと一緒に山口に帰りたいな〜。

S:本当にそれずっと話してるよね。コロナ禍になってから家族に会ってないから実家に帰りたい。マンナンの実家にも行きたいし、親同士を会わせたい!

M:実家同士は山口の端と端だから近くはないんだよね。真ん中で両家顔合わせするか!

友達と家族と彼氏のいいとこドリップ。

ー2人の仲のよさが伝わってきてこちらも幸せな気持ちになりました! 最後に、お互いにどんな存在なのか聞かせてください。

S:いまは家族と離れて暮らしてるから、家族以上にマンナンを頼りにしてるかも。こっちで起きたことって、血が繋がってるとはいえ電話で家族に話しても細かいニュアンスまでは伝わらないじゃん。マンナンとは友達もほとんど全員共通してるし、東京で感じたいろんなことを全部シェアできるから、東京にマンナンがいなかったらやばかったと思う。想像できない(笑)!

M:お互いに辛いときは支え合ってきたもんね。一緒にいるのが当たり前になってるけど、サクちゃんが忙しそうなときは「疲れてるかな?」とか「いま誘わない方がいいかな?」とかが自然にわかるから、お互いストレスフリーなの。

S:マンナンは本当にタフだしポジティブだから、引っ張られて私も元気になれるよ。マンナンに会ったら回復するから、会いたくないときって基本的にないな。

M:カレカノみたいなときもあるよね(笑)。友達と家族と彼氏のいいところだけを凝縮した関係だと思う。

S:いいとこドリップだね! 今日話して改めて好きだな〜って思ったよ! 愛語りまくっちゃった、大丈夫かな(笑)?

02 : 中里周子 & アチキ a.k.a 三宅英正

第六感拡張型クリエイティブコレクティブ「BORING AFTERNOON」のクルーである2人。この夏から新たに始動するファッションプロジェクトのことから愛のあり方まで、いろいろなお話をしてくれました!

左からノリコ、アチキ。

中里周子
東京生まれ。うお座のAB型。「BORING AFTERNOON」のお茶の間担当。「暇午後 by BORING AFTERNOON」で発売予定の帽子(ifax!コラボ)がこの夏のお気に入り。

アチキa.k.a 三宅英正
岐阜県生まれ。しし座のAB型。「BORING AFTERNOON」の論理エンジン担当。お洋服は古着でも新品でも、色褪せたテンションが最近の気分。

信頼しあえる関係性のなかで生まれるクリエイティブ。

ー「BORING AFTERNOON」ではどんな活動をしているのか教えてください!

周子(以下N):かんたんに言えばクリエイティブなことにはなんでも果敢に挑戦するプラットフォーム。宿泊型のイベントを企画したり、"クリエイティブメイクマネーオンラインスクール ボゼミ!"を運営したりしてるよ!

アチキ(以下A):我々「BORING AFTERNOON」は活動を始めて3年目に突入しました。これまでいろんなことにチャレンジしてきたんだけど、今夏から新しいファッションプロジェクトが始まるんです!

N:「暇午後 by BORING AFTERNOON」っていうファッションプロジェクトで、9月にがっつりポップアップイベントを開催する予定なの〜。このプロジェクトでは、自分たちが身をもって体験した問題や身近な友人たちの悩みをクリエイションの力でどう解決していくのかっていうことがテーマになっていて。たとえば、過剰生産から生まれる産業廃棄物の問題だったり、どうやってクリエイティブでお金を稼ぐかっていうことをベースにいまは進行しているんだ。物事の考え方も同じで、既にあるものに寄り添ってものづくりをすることがいまの時代に合ったクリエイティブだと思ってるよ。

A:そう考えるうちに、デザイナーがトップに立つ「ファッションブランド」っていう形よりも「ファッションプロジェクト」のほうがしっくりきたんだ。誰も見たことのないものを追求してものをつくるだけじゃなくて、ワークショップで参加してくれるみんなと思い出を作ったり。何をやるかっていうよりも誰と一緒にやるかがいちばん大事だよね。いろいろな人とコラボしながらプロジェクトを進めようと思っているので、乞うご期待です!

共通点はhideパイセンへのリスペクトの気持ち。

ー2人はいまどんなファッションがしたい気分ですか?

A:トライバル柄や般若、ドラゴンみたいな、自分たちが中高生だった2000年代初頭を思い出すエモ要素マックスなオリエンタルモチーフと、グランジテイストが融合したイメージを「オリエンタル・グランジ」と呼んでて。略して「オリグラ」に、ミリタリー要素を足すのがいまの気分! 参考元はhideさんっていう我々がめちゃくちゃリスペクトしてる方がいて。X JAPANのhideさんの、ファッションに限らず人間性やクリエイションからもすごく影響を受けているんだよね。

N:アチキは中学生のときからhideさんが好きだったから、言われてみたら持ってる服が全部hideみがあったんだよね。

A:90年代後半にhideさんがミリタリーの服や古着を超いい感じにコーディネートしてたから、その影響もあって最近は色褪せた質感の服にばっかり目がいっちゃうのかも! リサイクルショップで「けっこう着ましたね〜」みたいなものをずっと探してる。新品をこのダメージ具合にしようと思ったら石と一緒に洗ったりしなきゃいけないから。

N:二徹した後でも行けるってくらいリサイクルショップが好きで、2人で通いまくってるよね。この前気づいたんだけど、リサイクルショップで無言で服を見てる時間って、めちゃくちゃ自分と対話してるんだよね。過去にインナートリップしてるっていうか。

A:そうそう! あと我々が行くようなリサイクルショップって、それこそ中高生だった2000年代の曲が流れていることも多いから、懐かしい気持ちになるよね。

ー服の雰囲気はずっと似てるんですか?

A:出会った頃のノリコちゃんはもっとハイファッションだったよね。

N:Tシャツもスニーカーもあんまり買ったことがなくて、もっとカラフルな服ばっかり着てた。数年前までは、特に冬はみんなが暗い色の服を着てるから私が率先してカラフルでいなきゃっていう気持ちがあったんだけど。その気負いがなくなって、カーキやグレーにトーンダウンしてるかも! 心はトーンアップだけど(笑)。

A:「ボゼミ!」っていうオンラインスクールが始まったこともあって一緒にいる時間も増えて、共通の仲間が増えたから影響を受けるものも似てくるよね。最近はいろんな年代の人たちと知り合うようになって、自分たちの活動にもファッションにも影響を与えてくれる人がたくさんいるなって思う。

いろんな愛の形があるから、このままでいい。

N:たとえば、めっちゃリスペクトしてる「NOVO!」っていう服屋のカトーさんa.k.aカトたんは、時代のムードをエディットする力がすごくて。ジバニャンのTシャツとか、「MALL系お兄」とか独自の言い回しをした服を売ってておもしろくて感動する。

A:ワンピースのチョッパーの和柄のTシャツとかね。カトたんのイベントはそういう服を超イケてる感じで着てる人が多いし、そういう人をさらにかっこよく感じさせるムードがあるんだよね。あとアチキが去年着まくってたリメイクのネルシャツは、「Psychoheads」っていうバンドが高円寺で開催してたフリマでゲットしたんだけど、よく見たら「トップバリュー」っていうタグがついてたり(笑)。「Psychoheads」もカトたんのイベントに出演したりしてるんだ。

N:ここ数年は、ブランドものを着なくても自分なりにファッションを楽しんでる人が多くて影響を受けるよね。自由でいいんだな〜って思えるし。

ーインスピレーションを受けるときの着眼点も一緒なんですね!

A:ものを見るときのポイントが近くなってきたなとは思うかも。アウトプットの方法やベクトルも似てきてるしね。ひとりで歩いてるときに「BORING AFTERNOON」のことを知ってる人に会うと、「珍しい!」って言われるくらいは一緒にいる。

N:ひとりで遊びに行ってもいいんだけど、おもしろいことは共有したい精神が強くて、だったら一緒に行こ〜ってなるんだよね(笑)。

A:ラブチャオズの話をしたらいいんじゃない?

ー餃子が好きっていう話ですか…?

A:違うんですよ。前にみんなでフェスに遊びに行ったとき、ノリコちゃんがみんなのために前日からめっちゃおにぎりをつくってたから寝不足で。途中で具合が悪くなって、楽屋で休憩させてもらってたんだよね。そのとき一緒にいた友達全員でノリコちゃんの手を握ったり布団をかけてさすったりしていて。

N:その光景が餃子みたいだねっていうことで「愛の餃子体験」と命名(笑)。めっちゃみんなの愛を感じて、私も同時に「みんなのこと大好きや〜」と思って。それってもう友達とか恋人とかそういう枠組みを超えてるなと思って。関係性って既存の形に当てはめるだけじゃなくて、オリジナルで名前をつけてもいいんだ! って気がついたの。

A:それがラブチャオズなんです!

N:「BORING AFTERNOON」として活動するなかで、一緒にいる友達や「ボゼミ!」の生徒のみんなも自分にとってはラブチャオズだと思ってる。愛の形っていろんなものがあるから。大好きな友達が楽しんでいることが私にとっては何よりも嬉しいんだけど、そう考えたら私が楽しむことってみんなにとっても嬉しいことなんだなっていう考えにたどり着いて。そうしたら自分自身のことも前よりもっと大切に思えるようになったんだよね。

A:人類愛とか壮大な話ばっかり出てきちゃうけど、お互いがお互いを半分自分だと思ってるし、最近は母であり子でもあるっていうマインドでふざけて「お母きん」って呼び合ってるよね。

N:「お母きん」っていうのは、『映像研には手を出すな!』っていうアニメに出てくるセリフでツボって最近よく使ってるの(笑)。

<!-- 柿本 絹 & 柿本 紗 -->

03 : 柿本 絹 & 柿本 紗

今回の企画に登場してくれたバディたちのなかで、唯一のリアルファミリー。 一卵性双生児で顔もそっくりだしお腹の中からずーっと一緒に育ってきたけど、大人になるにつれて好きなものが違ってきたんだそう。

左からキヌ、タエ。

柿本絹 / 学生

東京藝術大学3年生で、休学中。作品制作の一つとして養蚕に取り組み、一時期は400頭程の蚕と生活を共にした。刺繍の技術を用いた彫刻作品や、詩の制作も行っている。アンティークのシルクドレスや50sのヘッドピースを収集中。

柿本紗 / 学生

大学で陶芸とガラスを学びながら教職免許取得に奮闘中。フィルムカメラでの写真撮影が趣味。ソウルミュージックをはじめとした音楽が好きで、下北沢GARAGEで自主企画イベントを二度主催。山田詠美と村上龍の本が好き。

2人だから知ることができた世界。

ー今日撮影のためにお邪魔している「下北沢GARAGE」は、2人と深い繋がりがあると伺いました。

タエ(以下T):父方のおばあちゃんの家が世田谷代田にあってよく下北沢には遊びに来てたけど、中学生のときに音楽に興味を持って「GARAGE」を知って。そこからいままでずっと通い続けてるよね。

キヌ(以下K):他の家だったら14歳でライブハウスに行くって言ったら心配されることが多いと思うけど、2人だから親も許してくれたのはあるんじゃないかな。

T:もし終電を逃してもおばあちゃんの家があるしね(笑)。「GARAGE」のスタッフの皆さんは私たちにとっては親戚みたいな感じじゃない?

K:成人式のときは振袖を見せに行って一緒に記念撮影をしたくらいだもんね。

T:2018年と2019年には、そのときにいちばん好きだったバンドやDJをみんな呼んでイベントを主催したの。当時授業でやってた陶芸の作品を展示したりもして。「何かをやりたい!」っていう気持ちが強かったときに、かなり自由にやらせていただいたからありがたかったな。

K:私はお客さんとして遊びに行っただけだったけど、いいイベントだったしすごく楽しかった! またやってほしい。

ー2人の感性に大きく影響したんですね。

K:ここでいろんな音楽を聴いてきた経験が、いまの自分たちをつくっていると思う。ひとつのバンドを目当てに遊びに行ったら、ライブに出ている他のバンドやアーティストを知ることができて幅広い音楽を聴くようになったし。それが好きな服にも影響してない?

T:それはあると思う。私はソウルをはじめとしてルーツ系の音楽が好きで、ヒッピーとか70年代のカルチャーにいまはいちばん興味がある。キヌはアンティークが好きだもんね。

K:「GARAGE」に通い始めたのと同時期に「HAIGHT & ASHBURY」にも入り浸るようになって。今日身につけているのはほとんどヘイトのアンティークルームで買ったもの。50年代のヴィンテージの服がとにかく大好きで、特にヘッドピースはずっと収集してる。音楽は日本のバンドから入っていまはジャズがいちばん好きだから、音楽とファッションが通じてるなっていうのは感じるよね。

意見交換をすることで、考えが整理できる。

ー好みが分かれていってもお出かけするときは一緒なんですか?

T:高校までは学校も一緒だったから友達も全員共通してるし、行く場所も同じだから必然的に2人になるって感じだったかな。大学からは別々も増えたよね。

K:通ってる大学も作ってるマテリアルも違うから別行動が増えたし、付き合う人が変わるから考えることも少しずつ違いが出てきてるのは感じるかも。

T:2人とも美術学生として勉強しているんだけど、私は割とライトに美術作品に向き合っているのに対してキヌは現代美術をやってて知識量も熱量もすごい。批評大会をしているとキヌが「こういう見方がある」って教えてくれるから勉強になることも多いんだよね。

K:美術に関してだけじゃなくディスカッションはよくするよね。政治のこととかジェンダーのこととか。身近な人間関係のことも含めてなんでも2人で話してると思う。

T:考えが合わないときもあるけど、合致するために話してるわけじゃなく意見を交換するために話してるから、それでケンカになったりすることもないし。

K:2人で話すことで考えてることをアウトプットできるのはいいよね。ちょっとしたことでも、まずタエに見せてリアクションがすぐにもらえるのはすごいありがたい。

双子じゃなくてもどこかで会ってる、ソウルメイト。

ーなんでもシェアできる存在、いいですね!

T:よくうらやましいって言われるよね。私がキヌよりも5分後に生まれたけど、お母さんは姉と妹じゃなくて2人を対等に育ててくれて。双子だからどうこうっていう認識は自分たちにはあんまりなかったけど、やっぱり普通の姉妹とは違うかも。

K:実際音楽も服もシェアしてるし、双子だから興味を持ってもらえることも多いんじゃないかな。双子として売っていきたいみたいな気持ちは特にないけど、2人でDJやってとか言われるとおもしろそうかも、とは思う!

T:あと、私は趣味でフィルムカメラを始めたときに、撮る対象がそばにいてどう動いて欲しいかのニュアンスが伝えやすかったからありがたかったな。キヌが大学2年生のときは大学の成果展の展示風景を私が撮ったり。

K:あのときは私のやりたいことを理解して写真に残してくれたからうれしかった。2人ともやりたいことが違うから、一緒に作品をつくったり展示を開いたりは絶対できないけど、そういう風に関わり合えるのがちょうどいいな。

T:それぞれが好きなことをやっていくなかでどう反応し合えるかを考えて、高めあっていけたらいいよね。もし双子じゃなくても絶対どっかで会ってるし、家族でありソウルメイトだと思う。

K:ソウルメイトだね!

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