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苗場に会場を移してから25回目の開催となった『FUJI ROCK FESTIVAL’24』（以下、フジロック）のアフタームービーが公開された。前夜祭を含めた4日間でのべ96000人が来場した今年の『フジロック』の熱狂と感動がぎゅっと凝縮されている映像なので、ぜひチェックしてほしい。

また、フジテレビ NEXTでは9月6日（金）、7日（土）、8日（日）の3夜連続で計12時間にわたり今年の『フジロック』模様がオンエアされる。

■Festival Echo ～ペットボトルの水平リサイクルとフードロス削減へ

毎年『フジロック』では、イベントで派生する環境負荷の軽減を試みると共に、森の未来に向けての様々な環境対策に取り組んでおり、今年は新たに「ボトル toボトル」の水平リサイクルと、フードロス削減の取り組みが行われた。

「ボトルtoボトル」は、会場内の「ごみゼロステーション」で回収されたペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルをつくる、水平リサイクルの取り組み。飲み終えたペットボトルは来場者の手によってそれぞれ分別され、3.8トンものペットボトルが回収された。

ここで回収されたペットボトルは、再生ペットボトルの原料に処理・加工され、このプロジェクトに協力した大塚製薬（株）をはじめとした飲料メーカーの飲料容器として生まれ変わる。

そして、毎年開催終了後に食べられる食品や食材が多く廃棄されることを受けて、今年は、湯沢町・南魚沼市の協力のもと、今年の出店飲食店から、開催後に余った食材を回収し、集まった約1トンの食品・食材を、新潟県内の子育て世代や食事を必要としている人や施設の食糧支援活動に取り組むフードバンクゆざわへ寄付し、廃棄物とフードロスを減らす取り組みが実施された。

まだ食べられる食材でも、冷凍できないなどの理由で捨てるしかできなかった食材が、捨てずに必要としている人たちに行き渡る活動は、寄付に協力した各飲食店からも好評だったという。